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雑記2

とある二人の話 出張長編「神酒原、四国に立つ」

旅行レポやろうと考えついたんだけどただやってもツマランのでネタに走った次第です。

 
 
 
「こんにちは」
「こんにちは~」
「この度、『もす!』管理人の神酒原さんより旅行のレポを勝手に押し付けられた者です」
「同じく~」
「普段は『とある二人の話』←ここで活躍していますので暇つぶしにでもどうぞ」
「ところでさ」
「何だアホ」
「さっそくアホ言うか。……なんで神酒原の肩代わりなんか引きうけたん?」
「お前な、俺たちの生みの親だぞ。呼び捨てにするな」
「そっち突っ込むのかよ」
「いいか、神酒原さんには敬意を示せ。さもなくば消されるぞ」
「いや、俺だって感謝はしてるけどさ……お前、芸能人に『さん』つけて呼ばないだろ?」
「…………、」
「……なんだよ」
「出張長編でもアホはアホか、疲れた帰る」
「ちょっ、旅行レポは!? お前が引き受けるって言い出したんじゃん!」

「冗談だよ。気を取り直して」
「おう。んで、俺たち別に旅行した訳じゃないから何も知らないんだけど」
「大丈夫、神酒原さんから資料はもらっている。お前はしゃべってるだけで面白いから俺に任せておけ」
「よし分かった」
「始めるぞ。……えー、まずこの旅行について。9月20日~22日の二泊三日、シルバーウィークを利用したツアー旅行だな」
「シルバーウィークって何? ゴールデンウィークじゃねぇの?」
「行き先は四国だ。まぁこれはやたら大仰な記事タイトルからも想像はつくと思うが。神酒原さんとしては四国に行くのは初めてらしい」
「俺も行った事ないなぁ」
「ツアーに行ったのは神酒原さん、母、妹、祖父(体力的に要介護)、伯母(精神的に要介護)の五人、と。ツアーの延べ人数は44人」
「あと400人多かったら面白かったのになゲフッ!?」
「神酒原さんの家はおいそれと旅行出来る家庭じゃないので旅費は全部祖父持ち。というかじいちゃん孝行だな。この旅行自体神酒原さんは祖父の介護が目的のようなもので、旅行前に楽しみにしていた事は旅の合間やホテルで出来る読書くらいだったそうだ」
「そういう時に限って本を家に忘れて行くんだよな」
「それでは今から順を追ってレポしていくので、ページを閉じないでそのまま読み進めてくれ」

「ひどいなお前」
「ごめんごめん、つい。ほら機嫌直せよ、これからは構ってやるから」
「くそぅむかつくな……まぁいいや」
「では。……えー、初日、まぁまずは空港に行く訳だが、なんとツアーの集合時間が5時50分だったらしい」
「……え、交通機関使えないじゃん」
「そう。神酒原さんの母の車は軽だから五人+荷物なんて運べない、よってミニバン持ってる伯父さんに送ってもらった」
「という事はすごい早起きだよな」
「ああ。前日に準備は済ませておいて、4時50分起きだ」
「うわぁ。通りで珍しく10時には寝た訳だな前日」
「ガラッガラの空港を初めて見たらしい。そして搭乗口付近の窓から明けていく空を見て何か込み上げるものがあったとか」
「こんな朝早くから、気合い入ったツアーだなぁ、とか?」
「以前明けていく空を見たのはアニメ見て感想書いてたらいつの間にか夜が明けていた時だなぁ」
「…………」
「さて高知空港に到着だ」
「あ、高知だったの?」
「四国だし」
「そりゃそうか」
「正確には『高知龍馬空港』」
「なんで龍馬?」
「坂本龍馬がらみらしいが詳しくは知らん」
「あっそ」
「空港付近は田舎だったから、空気は綺麗だったらしい」
「清々しい青空を写真に収めればよかったのに」
「一応撮って、手元にその写真も来てるが……超絶的に写真が下手なのでカット」
「失礼なやつだな謝れ神酒原に」
「じゃあ見てみろよ」
「あー……うん……なんでバスの座席から撮るかな……」
「着いた直後に撮り忘れたらしい。ちなみに到着は8時半前後、普段の神酒原さんだったらまだ寝ているな」
「しかし話が進まないな。巻きで行こうぜ」
「お前と意見が合うとは癪だ。ゆっくり行く」
「おい待てこら」

「最初の目的地は高知城」
「城か。熊本城は行った事あるけど」
「お、全景の写真があるぞ。載せてみるか。クリックで拡大だ」
090920_0945~01
「これは……修繕中か?」
「だな。アングルを無視してとりあえず撮ったから木がちょっと邪魔している辺りが神酒原さんらしい」
「他に写真は?」
「そうだな……お? 『妹』と書かれた写真があるぞ。見てみるか」
「おお、インターネット上で妹の写真を流しちゃうのか!?」
090920_1010~02
「見えねぇな」
「さすが神酒原抜かりない」
「ところで神酒原さん自身の写真もあるぞ。しかもしっかりドアップで正面だそうだ」
「まじか! 今度こそっ!」
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「……、」
「そうだよな神酒原ってこんな奴だよな」
「ちなみにこれ妹の発案だそうだ」
「マジかよ」

「この後自動車道でどんどん北上して行ったそうだが、その間にバスガイドさんが面白い話をしてくれたそうなので紹介するぜ」
「お、ガイドさんの話はうんちくあるからな。楽しみだ」
「高知城の他にもう一つ丸亀城ってのがあるらしいんだが」
「写真は?」
「通った訳じゃないからな、そんなものない」
「じゃあ代わりにネットから引っ張ってみようぜ」
「よし」
丸亀城
「神酒原の写真よりだいぶ素晴らしいな」
「なんせWikipediaからだし」
「んで、話の続きは?」
「この城は天守閣よりも、その城壁の素晴らしさで有名らしい。確かに天守閣しょぼいな」
「でも城壁もそんなにすごくないぞ」
「まぁこれを見ろよ」
丸亀城2
「ああ立派な城壁。それで?」
「この城壁を作った職人は、お殿様にそりゃあもう褒められたそうだ。『この素晴らしき城壁たるや鳥でもなければ越える事は出来まい』とかなんとか」
「すごいほめちぎってるね」
「ところがその職人、『しかし私めにはこの通り』とか言って近くにあった鉄の棒?を使ってスルスルと城壁を登ってしまったそうだ」
「あれま」
「それを見たお殿様怒り心頭、『こんなやつを生かしておいては城が攻略されかねん』と言って、その職人に井戸の修理をさせて上から石を落として殺してしまったとさ」
「口は災いの元、ってやつだな」
「この職人はお前みたいに調子乗っちゃったんだな」
「何それ俺も殺されるって意味?」
「新月の夜は気をつけた方がいいぜ」
「ニヤニヤすんなよ怖ぇよお前!」

「次に行ったのは屋島というところだ」
「何したの?」
「讃岐うどん食った。それだけだそうだ」
「へぇ」
「以前から食べたかったらしく、めちゃくちゃ美味しくて感動したと。でもじいちゃんが残したので残りを食わねばならず、そのせいで他のみんなは食べ終わっちゃって一人食堂にポツンと取り残されたそうだ」
「そのまま残しゃあいいのに」
「出されたメシを残すのは神酒原さんの流儀に反するんだと。それが例え他人でも」
「かっこいいなおい」
「ところでこんな写真がある」
090920_1358~01
「何これ」
「ガイドさんの話だと、手前左の島が、童話桃太郎の鬼ヶ島のモデルだそうだ」
「へぇ。で、この島はなんて島?」
「記憶力悪い神酒原さんが覚えてるはずなかろう」
「だよね」

「次は瀬戸大橋だ」
「お! 有名どころ来たな」
「とりあえず神酒原さんが撮った写真をば数枚」
090920_1537~01 090920_1538~01 090920_1538~02 090920_1539~01
「やたら上空だな。特に最後」
「これは近くに瀬戸大橋タワーというものがあって、800円で瀬戸大橋を見下ろせる位置まで連れてってくれるらしい」
「ほう。どんな感じ?」
「ところが神酒原さん、肝心の外観を撮り忘れているんだ」
「またかよ」
「という訳でネットから引っ張るぜ」
瀬戸大橋タワー
「ははぁ、左のやつだな。確かにでかい」
「ちなみに神酒原さんの母は高所恐怖症なのに勢いで乗ってしまったらしい」
「何やってんだろうな」

「そして橋を渡り、宿泊先のホテルオークラ岡山へ」
「ちょっと待った」
「ん、なんだよ」
「四国旅行じゃねぇの? なんで岡山?」
「ああ、四国旅行かと思いきや『瀬戸内旅行』だったらしい。まぁメインは四国だけど」
「で、ホテルでは何を?」
「泊まるだけだからな。何もしない」
「ツマンネ。宴会とかあるだろ普通」
「ねぇよ普通。会場借りるのにも金かかるだろうが。まぁでもすごかったのが、ホテル到着までスケジュールがほぼスケジュール通りに動いたというところだな」
「何がすごいの?」
「言ったと思うがシルバーウィークだ。時間通りに道を走れただけでもすごい」
「ところでシルバーウィークって何さ」
「やる事がない神酒原さんは風呂入ってじいちゃんも風呂入ったら読書に興じる事にしたそうだ。あ、部屋割りは普通に男と女で分けたらしい」
「じいちゃんと二人って、話盛り上がらないな」
「その分静かで落ち着けたそうだよ。で、飛行機の中でもチラリと読んだ『ちーちゃんは悠久の向こう』を広げた」
「チラリ? 飛行機ってそんなに短かったの?」
「飛行機で読んだのはハガレン23巻だ。読み終わって少し時間が残ったので『ちーちゃん』を読んだんだな」
「ハガレンはどうだったんだろうな、今アニメ放送中だけど」
「やばかったそうだ。やはりハガレンは面白いと神酒原さんは豪語している」
「で、『ちーちゃん』か」
「ああ。じいちゃんが先に寝てしまったので部屋のスタンドだけ点けて読んでいたのだが、日をまたぐ前には寝ようと思っていたのがついつい最後まで読んでしまったそうだ。寝たの1時半」
「それほど面白かったんだな」
「『ちーちゃん』の感想はこちらに載っている。良かったらこっちもどうぞとの事。ネタバレはないので」
「なんという記事宣伝」

「これが次の日の朝だ」
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「よくわかんねぇ」
「神酒原さんの写真だ、許してくれ。ちなみに部屋の窓からの写真だけど、昨晩はこの窓から夕日がギリギリで見えなかったらしい」
「ところでさ、記事を分割したりしないの?」
「長くなるから、か?」
「ああ」
「メンドイからそれはするなと言われている。神酒原さんの考える事は分からん」
「じゃあさっさと次行こうぜ」
「おう。ホテルの朝食だが、バイキングだったんだけど正直微妙だったそうだ」
「おいおいそれは口が裂けても言っちゃいかんだろう。ホテルオークラ岡山の人がこのページを見ていたらどうするんだ」
「クレームは全て却下だそうだ、メンドイから」
「おいおい神酒原したたかな奴だな」
「フォローすると、味は全然美味しかったそうだ。ただちょっとエアコンが馬鹿寒くて、しかも風が直撃だったと」
「それは確かに問題だ」
「次行くぞ」
「おう」
「最初に行ったのは倉敷というところ。瀬戸大橋の岡山側の端が倉敷市だな」
「で、どういうところ?」
「古風な街並みで、地元の土産品店とかがいっぱいあったらしい。本当はツアーみんなで歩いて行くんだけど、神酒原さんたちはじいちゃんが『きつい』と言ったからその辺で休んでいたそうだ。その間に友達への土産を買ったり、名菓『村すずめ』を食ってほっぺを落としたり」
「その古風な街並みの写真はねぇの?」
「一応あるけど例によって神酒原さんの写真の腕がアレなので俺の判断でデリート。ネットから引っ張るぜ」
倉敷
「ほほう、これはいい感じ。神酒原も出来る事なら歩きたかったのではないか?」
「最初に行ったが神酒原さんは観光ではなく介護に来ているようなものだからな、基本的に観光は二の次だ。ただ、次行く機会があればじっくり歩きたいとは言っていた」

「次はなんだ?」
「しまなみ海道、だな。日本のエーゲ海とも言われるほど美しい景観らしいが」
「聞いた事はあるな。橋をたくさん渡るんだっけ?」
「十本だ」
「多いな」
「いろんな橋があって面白かったそうだ。その中でも日本では一番、世界では三番の長さを誇る斜張橋、多々羅大橋は素晴らしい眺めだったそうだぞ」
「まさか撮り逃してはいないよな?」
「さすがの神酒原さんもそこまで馬鹿しない。お前じゃあるまいし」
「む」
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「すまん、神酒原さんは神酒原さんだった」
「これからは写真に期待はしないでおこう。むしろもう全部ネットから引っ張ろうぜ」
「それじゃあ旅行レポにならないだろう。神酒原さんのメンツをつぶす気か」
「お前神酒原の敵なの味方なの?」
「もちろん味方だ」
「それにしては文句が多いが」
「愛ゆえだよ。お前にだってそうだろ馬鹿糞アホ間抜け?」
「そうだな」
「分かればいいんだ」
多々羅大橋
「うん、ネットで拾った方が分かりやすいし綺麗だしかっこいい」
「ところで、この橋のだいたい真ん中あたりが丁度広島県と愛媛県の県境になるらしい」
「へぇ」
「でも管理は四国」
「そうなのか」

「で、このしまなみ海道の途中、まぁ多々羅大橋より前なんだが、耕三寺というところに行ったそうだ」
「お寺か」
「階段を上るという事でじいちゃんと伯母さんはリタイア、母が見ているというので妹と一緒に散策だ」
「やっとまともな観光か」
「まぁ神酒原さん自身はお寺に特に興味ないので何かいい景色はないかと探していたようだが」
「で、いい景色はあったんかね?」
「こんなものを預かっている」
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「これは……何?」
「寺の真ん中付近にある、五重塔……みたいなものかな。下から撮ったら面白いかなーと思って撮ったそうだが、そうでもないな」
「やはり神酒原か。ここはネットから、」
「まぁ待て。もう一枚ある」
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「おい、これ本当に神酒原が撮ったの? 妹が撮ったんじゃね?」
「正真正銘神酒原の写真だ。普通にいい写真だな」
「今まで力隠してたのかね」
「そんな器用な奴か? たまたまナイスショットだったってだけだろ」
「お前の毒舌は今日も絶好調だな」
「まぁな。……お、この写真にはどうやら神酒原さんの母、じいちゃん、伯母さんが映っているらしいぞ」
「マジかよ。でも神酒原の事だからまたしょうもない写真なんだろ?」
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「白いテントの下で休んでいる赤いシャツの人が伯母さんで、こっちから見て右隣に座っているのがじいちゃんで、その後ろで立っているのが母だそうだよ」
「風景写真としてなかなかいいショットなのが余計にむかついてくるな」
「そこは神酒原さんだ、許してやれ。ところで、さらに妹の写真があるぞ」
「もう騙されないぞ」
「いや、今度はしっかりドアップの上に正面向いていて影でもなくしっかりと全身が映っているそうだ」
「うっそ。そんな写真貼っていいのかよネットに」
「俺らが知るか。見てみようぜ」
無題
「!?」
「!?」

「神酒原の奴、やっちまったな……」
「ともすれば妹が生首を持っているようにも見えるから怖い」
「そういう問題かよ。いろいろとどうなのこれ」
「まぁ、顔に修正入れるのは当たり前だしな。いいだろこれで」
「いいのか」
「次行こうぜ」

「次は道後温泉付近を散策に行ったんだよな?」
「残念ながらそれはカットだ」
「え、なんで」
「つまらなかったから」
「あら正直」
「ただ、路面電車に書いてあった格言は良かったと言っている。『ピカソはピカソ、私は私』が一番気に入ったそうだ」
「で、次は何なのよ?」
「ホテルだ。奥道後ホテル」
「日本最古の温泉と名高いあそこだな」
「それも本当かどうか怪しいがな」
「でも温泉入ったんだろ? これは気持ち良かったんじゃないか」
「確かに気持ち良かったが、唯一残念なのはサウナに入れなかった事らしい」
「なんで」
「じいちゃんがサウナ入らないからな」
「あ、なるほど」
「神酒原さんは『サウナの妖精☆神酒原』を自称するほどのサウナ好きで、冷水で体を冷やした後サウナでびっしり汗をかき、温泉で一気に洗い流すのが至極の悦びだそうだからな。また絶対この奥道後ホテルに来て今度こそ思う存分サウナを楽しみたいと言っていた」
「サウナだけならもっと専門的なところもあるだろうに」
「そこは突っ込んじゃいけない。ところで夕食がバイキングだったそうだが、オークラ岡山のバイキングより10倍は美味かったそうな」
「またそんな事言う。本当にオークラ岡山の人が見てたらどうすんだよ」
「苦情は一切受け付けないぞ」
「で、その後どうしたんだよ。やっぱり読書か?」
「そうだな、温泉のところにはそれなりに広い休憩所があって、ジュースもアイスも扇風機もクーラーもそろっていて快適そうだったから、じいちゃんが寝た後に温泉が閉まる12時までそこで読書しよう、と考えていたらしいが」
「が?」
「部屋でこんなものを見つけてしまった」
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「パズルか」
「ああ。ちょっとやってみるか程度に開いてみるとこれがものすごく楽しく、結局11時半までのめり込んでしまって読書は断念したそうだ」
「実に神酒原らしい。下の妙な形のブロックが厄介に見えるが、どんなパズルなん?」
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「こんなん。この11個の形を作ってみろ、ってやつ。全部制覇したらしい」
「すげぇ」

「そして最終日」
「おお。やっとか」
「朝食のバイキングも最高だった」
「それはもういい。まずはどこ行ったの?」
「自動車道で東へ飛ばして、金刀比羅宮(ことひらぐう)というところへ参拝だな」
「多いな参拝」
「いいじゃないか。金刀比羅宮は『こんぴらさん』と呼ばれて親しまれていて、ツアー中もずっと『こんぴらさんこんぴらさん』言うもんだから帰って来て調べるまで金刀比羅宮という名前を聞かなかったそうだよ」
「面白いな」
「そして長い階段でも有名で、少し上がっては平坦、少し上がっては平坦、という感じではあるけど本宮785段もあるそうだ」
「おお! これは階段ダッシュしないと若者じゃないな!」
「神酒原と妹もそう考えて、先行してダッシュする予定だったらしいんだが、どうやら専門ガイドさんがついて案内するそうなので出来なかったんだと」
「集団行動は乱せないからなぁ」
「まぁでも、最後尾をフリーダムに歩いていたらいつの間にかみんなと距離が離れて、先に昼飯食われてたらしいけどね」
「駄目じゃん」
「ちなみにこの階段、たっくさんの商店が左右に並んでいたそうだ。どれもこれも見て回りたかったけどツアーだから断念、次は是非ともプライベートで来て存分に見て回りたいと言っている」
「やり残した事多いじゃねぇか神酒原」
「ついでに言うと妹は数えていた階段の段数を途中で忘れてしまって激しく意気消沈したそうな」
「可哀想に」
「あ、これは神酒原さんが『ベストショットだ!』と意気込んで撮った一枚」
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「惜しいな。もう少し紅葉していたら最高だったのに」
「あと青空が欲しいな」
「そこはケータイカメラだからしょうがないんじゃね?」
「いや、画質がどうという問題ではなく、この日は曇っていた。前2日はカンカンに晴れていたんだけど」
「ますます惜しいな……」

「よし次は……」
「え、終わり?」
「そうだよ。何か問題でも?」
「写真がいろいろと足りないじゃないか! ないならネットからだな、」
「正直言うと俺が疲れて来たのサ。神酒原さんには悪いが帰って寝たい。だからこんぴらさんの本宮が見たい人はググってくれよ、なかなか荘厳だぜ」
「投げたな」
「次だ」
「まぁいいさ」
「次は、小歩危(こぼけ)、大歩危(おおぼけ)という名前の渓谷だな」
「変な名前だ」
「いいじゃないか、お前とお似合いの名前だろ?」
「俺が小ボケであると?」
「馬鹿言え大ボケだ」
「まぁいい、続けようじゃないか」
「どっちも吉野川が長い年月をかけて削った渓谷で、大歩危の方は船の遊覧があってそれに乗って来たそうだ。じいちゃんの介護がめちゃくちゃ大変で、ここが一番疲れたそうだが」
「大変だな神酒原……次は是非観光として行ってくれ」
「岩肌の写真がある。これだ」
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「どうせなら船が通る時に岩の一部が崩れでもして船の近くにドッパーンと落ちて『きゃああああ』くらいあったら良かったのにな」
「神酒原さんもそんな事を考えていたらしいが、考えてみろじいちゃん乗ってるんだぞ。そんな事になったら船が無事でもじいちゃんはドボンだ」
「うん、何事もなくて良かった」
「ちなみに神酒原はここで他に、この斜めになっている断層は陸が押しつぶされる事によって出来る歪曲でありさすが山岳部は違うなぁ、と地学的な事を考えていたそうだ」
「ついて行けん」
「だろうな」
「次は?」
「そうだな、次はかずら橋というところに行ったそうなんだが……」
「が?」
「他の団体もたくさんいて、待ち時間が長かったから中止にしたそうだ」
「そいつは残念」

「次は高知龍馬空港だ」
「もう帰るのか。三日目だけレビューがいやに短い気がするけど」
「気にするな。ここでの小話、空港のレストランで夕食として食べたハヤシライスが、この旅行で食べたどれよりも美味しかったそうだ」
「うわ……讃岐うどんの立場は……」
「そのまま何事もなく飛行機に乗り、到着が10時前で、交通機関でそのまま帰宅」
「家に帰るまでが遠足だな」
「ああ、これにて旅行終了だ。怪我もなく実に素晴らしい旅行だったと思うぜ」
「俺も行ってみたくなったぜ四国。神酒原、次の旅行は何だろうな?」
「そう頻繁に旅行に行くもんじゃないだろ」
「それもそうか」
「だがしかし、年末に東京へ行くそうだ」
「え、行くんじゃん」
「今回の旅費はじいちゃん持ちだからな。年末は神酒原さん、母、妹の三人で行くらしい。なんでも妹の一番の親友が東京にいるのだとか何とか」
「へぇ。もしかしてその時もレポ頼まれるのかね俺たち?」
「さぁ。神酒原さんの気分次第じゃね?」
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2 Comments
YUMA ""
こんばんは!
四国に旅行へ行ってたんですか。いろいろ回られたみたいですね。高知はどうでしたか?
ちなみに、高知龍馬空港の名前は龍馬がらみまんまです(笑)高知には他にも、龍馬の名前を冠した施設がありますよ。
>>最初の目的地は高知城
最近行ってないなあ・・・ ところで、初日に観光したんでしょうか?20日なら追手筋で土佐の日曜市もやってたんですけど、見ました?
2009.09.23 21:32 | URL | #- [edit]
神酒原(みきはら) ">YUMAさん"
ばんは!

高知良かったですよー。予想以上に空気綺麗だったですし。
龍馬空港はやっぱりそうですよね。お土産品店が龍馬グッズだらけでびっくりしましたw

日曜市見ましたよ。
妹と一緒に、「高知城よりこっち見たい」って言ってましたw
2009.09.23 21:49 | URL | #- [edit]
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