ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第8話「電話番・緊急事態ヲ宣言ス」 感想。
見てたら俺もトイレ行きたくなった
名場面
トラブル発生! いやー、カナタの反射神経と瞬発力に惚れた。あと司祭様かわいそす。
名台詞
「もう、夏も終わりだね」
楽しい時間も終わり、ってな感じの暗喩に聞こえてしまった。違うとは思うが。
Most Valuable Player
カナタにしたいところだが、ユミナと言わざるを得ない。
電話
どうやら電話の相手は、1121小隊への通信確認?に無理矢理割って入って来たらしい。
リオの口調をかんがみるに穏やかな関係じゃないのは確かだろうが、以前リオは教会に対しても似たような嫌悪の態度を示していて、無関係とは思えないので電話の相手は教会関係者かな。
こういう時代は教会の力が強いだろうから(寄る辺となる神がいれば安心出来る)、軍と密接な関係があっても不思議じゃない。
問題は何があったか、その何かにリオ以外の誰が関係しているのか、だが……
予想は出来るな。イリア殿下が亡くなる原因となった何か、とか。まぁ語られるまでは分からないけど。
とまぁそういう辛気臭い話もあったが、今回はがっちがちのコメディ。
オチが非常にアレなオチでもう苦笑するしかなかったんだが、実に面白かった。終始ニヤニヤしっぱなしだったぜ。
ミシオちゃんたちも可愛かったし、言う事ないね。
ところでユミナさんのセンスはどうにかならんかね。いや可愛いけどさ。もしかしてギルドに寄付をもらいに行ったついでにもらってきたのかな。
カナタが(いろんな意味で)とても可愛かったので、今回はそれだけで満足です。いつもこればっかり言っているような気もするけど。
戦争の影については、8話を見てさらに判断しづらくなったな。
休戦協定(停戦協定だっけ?)についての話などは胡散臭いが、なんだか極力抑えたリオの電話描写などを考えると今後は戦争などは起こりそうもなくて、そうなると「アニメを考えるブログ」のuhdさんの言う「前回は精霊流しなど『戦後』である描写が中心だったので、そこに注目すべき」という考え方が正しい事にもなる。
難しいな。いろんな意味で来週が楽しみだ。
前回の戦争描写について
個別で記事書こうと思ったんだが、そんな時間なさそうなのでこっちに書いちゃうぜ
主にラッパがあんな戦場で聞こえる訳ないだろとか戦場でハッチ開けるとか「当てて下さい」って言っているようなものとかそんな批判がありました。「スタッフ何考えてんの?」という意見もあった。
俺なりに調べて考察したところ、この描写は限りなく正しいです。
ラッパ兵というのは現実にもいて、今は戦場では活躍しないようだが、日露戦争や第一次世界大戦辺りまでは普通に戦場で使われていたようです。ラッパ。正確にはビューグルだけど。
起床ラッパや食事ラッパなどはもちろん、進軍ラッパなども普通にありました。
ただ進軍ラッパなどは味方に知らせると同時に作戦内容が敵側にも知られてしまう危険性があり、近代以降は減っていったようですね。
ソラヲトの世界は衰退の一途をたどっており、電話もそこまで普及してない様子から戦車同士の通信手段がないのは妥当です。
ちなみにフィリシアらが乗っていた多脚戦車はタケミカヅチより遥かにロースペックで、文明が衰退する際にタケミカヅチらが活躍した頃から形だけ残ったんでしょう。
次に「ハッチを開けるのはナンセンス」という批判ですが、これについては劇中できちんとした描写がなされています。
先輩兵士がフィリシアに、「援護をお願い!」と言っていました。
つまり、ラッパ兵が進軍ラッパを吹いている間、もう一人がハッチから出て監視する体制は出来ていた訳ですね。
もし歩兵などから狙われていたら即時に戻れる体制です。
フィリシアは援護をしっかり出来ず、こちらを狙う照準に気づくのが遅れてしまった訳ですね。
俺は決して戦争について詳しい訳じゃないので、素人がない知識を振り絞ってやった考察ですが、まぁ筋は通ってるかと。
つぶやき
日曜日に流れ星見たんだが、「また契約者が死んだか」と呟いてしまった俺はもう駄目かもしれない


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