とある科学の超電磁砲 #22「レベル6<神ならぬ身にて天上の意志に辿り着くもの>」 感想。
レベル6については、大方そんな感じかってところでしたねぇ
名場面
病院にて、美琴と木山。もう心が痛い。
名台詞
「枝先さん見つけないとね。春上さんのためにも、初春さんのためにも、でもって、私達のためにも」
なんだかんだ、美琴は優しいんよね……
Most Valuable Player
美琴、かなぁ
初春と黒子
なるほど、初春の能力は発火能力の亜種ってところですかねぇ。どっちかというと発熱?
レベル1らしく、保温しか出来ないというのはなんか面白い。
それ以前に、能力を明かすタイミングが上手いなぁ
これは今まで隠してきた価値があったというもの。お互いの能力を知りあう事で、友情を深めていく感じ……いいねぇ。
ところでここからが本題だが、前回ブログを回った時「初春がうざい」という意見がいくつかあった。
uhdさんの言う「初春がうざいという意見がうざい」とは良く言ったもので、初春のおかれている状況・精神状態を考えると黒子に当たっても仕方がないところだ。黒子自身も言っているように、「裏切られた」と感じてるんだろう。
まぁもちろん、初春の言動が正しい訳はないので、初春を擁護する事は出来ない。
これは四人が解決していくべき問題だろうな。
俺は今大変に感情移入しているので、俺たち視聴者がブログなどから彼女たちにやんや言う事自体ナンセンスだと思っている。
それはアニメにどっぷりしすぎですかね。
許して下さい、それが僕なんです。
とまぁ、今回はこの関係にさらに発展があった。悪い方に、だが。
初春「……春上さんの次は、その友達も疑うんですか?」
これはさすがに初春言いすぎである。が、親友である佐天さんが注意し、初春自身も自分の非に半分くらいは気づいているふしがあるように感じたので、これについてはこれ以上言わない。
むしろ印象的だったのは、明らかに傷ついた表情をした黒子
みなさん知っての通り、黒子は強い。
能力という意味ではない。四人の中で彼女は一番老成しており、物事を客観的に見る事が出来て、自己分析も出来る。
変態こそ黒子のステータス、ではあるものの、多くの視聴者は黒子のそういった「強さ」に惹かれているところがあるはずだ。
もちろん俺もその一人であって、だからこそ、傷ついた表情の黒子を見てしまって胸がとても痛んだ。
超電磁砲は相変わらずこういう脚本運びが上手くて、また表情の描き方も最高クラスであると、いらんところで再認識させられたよ。
話はそれるが、今回はこれに限らず表情の描き方がいつも以上に鋭かった印象。
キャラ一人ひとりの顔が、とても生きていました。
閑話休題
黒子は傷ついてしまった訳だが、そして初春の方に非があるとしっかり発言してもいる訳だが、しかし黒子は初春に文句を言わず、むしろ初春の気持ちまで汲んでいる。
MVPに美琴を選んだが、影のMVPは黒子だろう。お前さんマジでいい友達だよ、初春は春上さんばかり構ってないでパートナーにも目を向けてあげるべき。
この辺は、佐天さんの出番ですかね。
木山春生
カエル医者「僕はこの街では、多少顔が利くからね」
この人多少どころではないんだがw、まぁその辺の種明かしは禁書二期に持ち越しっすかね。
一つ驚いたのが、「ポルターガイストの震源地は春上さんではなかった」という事
ミスリード上手すぎる。
というのも、厳密には春上さんが震源にはなっているんだけど、枝先ちゃんが暴走する事によって同じテレパスである春上さんにも暴走が伝達し、ポルターガイストが起こる、と。
なるほど、婚后さんの部屋でもポルターガイストが起こる訳だ。
再登場した木山は、前回とほぼ変わらない状態でした。
子どもたちを助けようと奔走しているところも、その方法まで見つけて後一歩というところも、相変わらず他の被害を考えていないところも。
こんな事言いたくはないけど、周りへの被害を無視している限り彼女に子ども達は救えないよね。
俺も美琴と同じ事を思うよ、今の木山にやらせるくらいなら先進状況救助隊に任せた方がいい、と。
だが、だがしかし、状況はあまりにも木山に厳しい。
美琴の言う通り木山は子ども達を救えていない上に、その子ども達の一人・枝先絆理ちゃんが求めているのは木山春生ではなく春上衿衣
美琴の言葉があまりにも残酷すぎる。
木山どころか俺のハートまでえぐっていきやがった。
美琴は優しい。優しいからこそ、木山に現実を突き付けたのだろう。
木山の気持ちを知っているから、同じく子ども達を助けたいと思っているからこそ。
木山には早く、「木山せんせい」になってもらいたいものですね。
つぶやき
アマゾンで禁書20巻予約しようと思ったらどういう訳か売り切れだったってばよ
面倒臭いが書店で買うかな……


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