ちゅーぶら！！　第12話（最終回）「あなたに逢うまでは」　感想。

2010 / 03 / 24

卵焼きぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ！

　
　
名場面
湖三人で落ちるところだな。

名台詞
「大丈夫。互いに想い合っているんだぞ」
片方は（ｒｙ

Most Valuable Player
弥子かな？

Most Valuable Player of the Series
これは間違いなく天原清乃だろう。
彼女の存在は大きかった。弥子と遥が奈由の親友ならば、天原さんはライバルと言っていい存在。

友情物語
男同士だろうが女同士だろうが、友情モノにはめっぽう弱い俺、不覚にもうるっと来てしまった。

繰り返すが、男同士だろうが女同士だろうが、友情モノにはめっぽう弱い俺、不覚にもうるっと来てしまった→二人でボート乗ろうか→俺のお茶返せ

とまぁ、最終回に用意する話としてはベタではあるところですが、脚本が良すぎて俺っちびっくりなんだぜ。
天原さんや小町のセリフがいちいちイイ。
やめろこれ以上俺の涙腺を刺激するな。

一番良かったと思ったところはあれだな、弥子が遥に夜電話するところだ。
弥子の気持ちがストレートに伝わってきて、涙こらえるのに必死だったぜ。
まったく、こんなにいい友達を持てて奈由も遥も幸せもんだぜ。ところで、オマタの骨は大丈夫だったんかね。

またやはり、新幹線での別れのシーンもグッと来たぜ。
去っていく新幹線を走って追うというベタベタな演出も、たっぷりと間が取られていて、素晴らしかった。感動した。友情はこうでなくっちゃな！

自分の気持ちを言えなかった小町くんカワイソス。
彼の男っぷりは今回も良かったなぁ、傘貸してやる甲斐性もあったし何より「俺はこいつらに何がしてやれるんだろう」みたいなセリフがとてもよかった。

とかしんみりしてたら奈由帰って来たよ！ｗ
帰ってくるんかいｗ
いや、いいけどさｗ

しっかりと気持ちをつけて見送ったはいいものの、離れていても一緒だよとは言っても、やはり友達とは近くでいたいものだよね。
小町くんは「男のための下着塾」なんて始めちゃってるぜ。ちょっと待てその僕っ子誰ー！？めっちゃ気になるんですけど！

その他面白いと思ったところ
んー、やっぱり毎回卵しばりやってたよね？
全話では確認出来なかったけど、八割では確認してる。どうでもいいか。

演劇部の連中が下着同好会のチラシを貼ってたのも面白かったのだが、それより面白いと思ったのはババア先生がチラシをスルーしたんだよね。
以前だったら、はがさないにしても「んー？」っつって見るくらいはしただろう。

がしかしスルーしたって事は、もう下着同好会の事を認めたという事だよな。
いやー、奈由たちの真剣さがしっかり伝わったって事で、さりげないけどいい演出だった。

総評
始まる前は、割と本気でエロ押しの作品だと思っていた訳だが

結論から言うと、全然そんな事はなかった。
どこからどう見ても下着を中心に三人（＋二人）が友情を育むお話でした。

使うアイテムが下着だったから安易にエロだと思ってしまった訳だね。
下着は、作品内で何度も言われているようにエロの対象ではない。その事に真面目に取り組んだ作品だった。この辺を俺は大変評価したい。

例えば「けいおん！」なんかも、見るからにバンドだから「女の子たちがバンドやっていく」話に見えたが、ギターやドラムは単なるアイテムにすぎなくて、本題は女の子たちの日常だった。
それと同じだろう。

また、小町に関してもこの作品はいい使い方をしている。
一見ハーレムに見えがちだが、よく見てみれば全然ハーレムじゃなくて、それどころか彼をヒーローとするならヒロインは奈由一人だけだった。

それに、彼は男の身でありながら下着同好会として活動してきたが、作品としては下着を男の目から見る役割を果たしており、キャラとしては同好会やみんなの事をしっかり考えられるとてもいい男だった。

んー、パッと見てすごいアニメではないのだが、考えれば考えるほどいいところが出てくるなぁ。
真面目な話、俺自身このアニメ見て下着の知識が結構増えたり。

まだまあ挙げ足りないが、書きすぎてもなんなのでこの辺で終わるとしよう。

つぶやき
今期は最終回がいつにも増して短期間に集中している気がするなぁ