会長はメイド様! 第12話「体育祭でもメイド様」 感想!
幸村ァァ! 親方様ァァ!
名場面 -best scene-
三人で一緒にビリ! 競争もので、「一緒にゴール」というシチュエーションが、トップだろうがビリだろうが大好きです。
名台詞 -witty remark-
「って事は、本気のやつをからかってしか、満足に楽しめないって事か! そんな事、あってたまるか」
同時に、三バカの本気さも証明されたこのセリフ。彼らはバカだが、みさちゃんへの愛は本物なんだよなぁ。そして次回へつながる。上手い! いや、そうでもないかw
最高勲章 -MVP-
幸村にしたかったけど、来週幸村にしちゃうだろうからさくらにしよう。みさちゃんへのキッスが可愛すぎて和んだ。
サブキャラの扱い -everyone has oppotunity-
俺はときたま「2クールの余裕」という言葉を使うし、実はメイド様の前回の感想でも使ったばかりなんだが、今回も使うw
2クールアニメというのは、実はアニメの形態の中では、短い方である。「実は」なんて言わなくても分かるかもしれないが。
4クールアニメや、何年も続いているアニメだっていっぱいある。数は減ったけどね。テレビアニメの形態の中では、2クールアニメは例外を除けば二番目に短い。
短い故に、絞るテーマが少ない。
これは1クールアニメとも共通するところだが、スパンが短いので多くの事は描けず、ゆえに焦点をしぼって物語を一本化する事により魅力を引き出す。
が、一本化するには2クールというのは長かったりする。
だから、やりようによって2クールアニメは冗長にもなるし中だるみにもなるが、上手くやれば様々な寄り道をする事が出来る。
この「2クールの余裕」を上手く使った作品に、「S・A~スペシャル・エー~」がある。
前半は主人公とヒーローを中心に描写し、後半は他のメインメンバーの掘り下げにかかるという、面白い構成を見せてくれた。
また、この「会長はメイド様!」も2クールの余裕を上手く使った作品であると、俺は今のところ思う。
それが、サブキャラの扱い。
三バカはバカなので、その辺のモブより毛が生えた程度に出しておけば事足りるので、毎回ちょっとずつ出す事により視聴者に強い印象をつける事が出来た。
また、さくらの掘り下げエピソードもいい。そのエピソード単体の良さもあったが、ある程度会長の事を描いた後に周りからさらに固めていく方法は、とても上手い。
そして今回は、幸村。
これは絶対に、「妄想詩人の手記」のおパゲさん大歓喜の展開であったはずだが、残念ながら彼は感想を書いていないのであったw
幸村も(確か)第一話から出ていて、ちょこちょこ出す事により視聴者に印象づけていたキャラである。三バカほどではないが、碓氷のキッスにより上手くストーリーに取り込んだりもして、やはり上手いと言わざるを得ない。
そこにきて今回のエピソード。
もちろん今回もとても面白かったが、今回面白かったのはどっちかというと演出的なところで、脚本はあまり上手くなかった印象があったりするのだが、それでも幸村を一歩前に出した展開は「そうきたか」と唸らざるを得なかった。最近吉田さんほんと大活躍ですね。
そして次回である。
これは「やられた」と思ったw
次回予告を見る限り三バカと幸村をプッシュする展開になるようだが、これはほんとうに上手すぎるw
こうなると来週は、出来るだけみさちゃんは関わって欲しくなかったりするんだけど、どうなるかな。
つぶやき -soliloquy-
マウス買ってから感想書くのもすげぇ効率いいです。スクロールが楽!


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