けいおん!! #12「夏フェス!」 感想!
1クール目の終わりとして、最高のエピソードでした。
名場面 -best scene-
テント会場での丘で、五人が夢を語るシーン。ちなみにこのテント会場、ちょっとハリーポッターを思い出したw
名台詞 -witty remark-
「これからもずーっと、みんなでバンド出来たらいいね!」
全俺が泣いた。青春っていいね……
最高勲章 -MVP-
澪にしてみたい気分。あんなにもはしゃいでいる澪は初めてなので、とても可愛かったですね。
青春 -youth-
These Days / day after tomorrow
語り明かした 思い描く将来(すがた)を 時間(とき)が経つのも気付かずに
まぁこの曲は「あの頃の青春」を思い出す歌で、今のけいおん!!とは状況が違いますが、今回のエピソードを見て、この曲のこのフレーズを思い出しました。
唯が「私達の方がすごいよね」という、唯以外の人間が言ったらプロに対する冒涜にもなりかねない発言をしてから、HTTの五人はまさにこのフレーズのようでした。
いつまでもみんなでバンドをやっていたい。みんなでいつまでもバンドやっていようね。
期待に満ち、まだ見ぬ未来に憧れを抱いてそんな事を語らう彼女らは、まさに青春そのもの。
今感じている青春をめいっぱい過ごし、将来に夢をいだく。ああ、彼女らはなんて輝いているんだろう。青春なんてとうの昔に置き忘れていってしまった身としては、唯たちがまぶしすぎる。
もちろん、HTTがこのまま存在し続けられる保証なんてどこにもないし、DEATH DEVILみたいに卒業後は解散してしまうのが、普通の流れだろう。
加えてHTTはあずにゃんが一個年下なので、バンドの持続は難しい。
また無邪気に夢を語らう彼女らを見ていると、そうなってしまいそうな「危うさ」もひしひしと感じられて、とてもほんわかした気持ちのみでは見られないのだが、そういう危うさもまた青春の醍醐味の一つ。
そしてそんな彼女らだからこそ、ずっとバンドを続けていってほしいと思った。
そんな気持ちにさせられた。
二期が終わっても三期が見たいとかそういう事ではなく、純粋な気持ちとして。
夏フェスという大きな舞台でいくつものプロバンドに触れ、唯たち五人の気持ちが「ずっと続けていきたい」という方向にそろったのなら、一視聴者たる俺は、全力で彼女らを応援したい。
心が何かとても温かいもので埋められた、そんなエピソードでした。
1クール目最後のエピソードとしては本当に素晴らしい、感動できる、何かを考えずにはいられない、そんなお話だったと思う。
ああ、青春したいなぁ……
ライブ -live-
俺は夏フェスには行った事がありませんが、高校生の頃はよくライブに行っていました。
俺がアニメにハマり出したのが高校生の頃なんだけど、その頃はまだ音楽>アニメだった。今ではすっかり逆転してしまったけどね。
「HIGH and MIGHTY COLOR」、「ORANGE RANGE」、「All Japan Goith]、「ホイフェスタ」などのバンドがめちゃくちゃ大好きで、金と時間と交通手段が許せばどんなライブにも足を運んでいました。
実は俺、HIGH and MIGHTY COLORの公式HPの掲示板の常連でもあって、そこで俺らファンが会話してた内容を見て公式側がイベントを企画した事もあるくらいなんですよ?w
しかもその会話の言いだしっぺが俺。
今はアニメばっか見ているので、音楽関係からはすっかり離れてしまっているけども。
俺の行ったライブはどれも最高に楽しくて、特に人生初めてのライブである野外大型対バンライブ「MUSIC PICNIC」は今でも忘れられない。
拳振り上げ喉をからして、昼から夜まで暴れまくった。ライブ中ずっと会場を飛び回っていたセミがマーキーの足に直撃した光景なんて脳裏に焼き付いている。
特に音楽を志している訳でもない俺のような人間にまで大変な感銘を与えるのだから、自分たちも楽器を携え演奏し、また音楽を志しているHTTのメンバーの感じていた興奮は、俺の比じゃないんだろうな。
今回の夏フェスはそういったライブの高揚感などがとても良く描けていて、その点でも素晴らしい回だった。
つぶやき -soliloquy-
最近あまり大文字を使わなくなった
なんでだろう


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