オオカミさんと七人の仲間たち 第2話「うそつきおおかみさんと亮士くん」 感想!
「オオカミさんと七人の仲間たち」は何故総勢9人なのか。
今回の3ポイント
・アクションシーンの作画が恐ろしい事になっていた。オオカミさん特有のアクションスタイルを見事に表現、感服です。
・やっぱりナレーションすげぇいい。
・亮士くんがかっこよすぎてチビった
MVP
もちろん亮士くんでありますよ!
感想
前回感想を回った限り、原作既読者は俺のみっぽい。……そうでもない?
という訳で前回「オオカミさんと七人の仲間たちは合計9人である」と書いたんですが、まぁ実際そうなんですが、理由は実にアホらしいんですね。
本来8人のはずなのに何故か9人。
原作の一巻時点では、7人だったんです。んで、浦島さんを二巻からレギュラーに追加して8人、という算段だったそうなんですが、サブキャラクターのはずの乙姫さんがいつの間にかレギュラー入り、オオカミさんと七人の仲間たちはめでたく9人になったのでした。
平たく言えば原作者沖田雅の数え間違い。または、プロットの弱さ。まぁそのおかげで乙姫さんがレギュラー入りしたので感謝感謝です。
ナレーション、どうやら賛否両論のようで、しかも否の意見としては「キャラクターの声とナレーションが被っているところがあって聞き取りにくい」というものがありました。
なので今回とても注意して聞いてみたのですが、確かに聞き取りにくい。
基本的にナレとキャラが被る時、キャラの方は割とどうでもいいセリフを言っているのですが、後半は重要なところでも被ってましたね。
なんてもったいない……ただでさえ原作よりパワーアップしているというのに。
あ、このナレーション、アニメでは珍しい試みなんですが、もろ原作通りなんですよ。
原作もしっかりとナレーションが入ります。地の文以外にナレーションがあるんです。
地の文とナレーションが一緒にある、そしてそれをコントロールする文章力が沖田雅にない、という感じで原作のナレーションはまったく評価出来ない(面白くない訳ではないよ?w)ので、アニメ版のナレーションはすごいんです。
アニメ向きの演出だった、とも言えるけど、新井さんの功績がやはり大きいね。
絶対に○子とは書きたくない変な意地を貫き通す俺。ええ、黒○なんて絶対書きませんとも。
しっかしめちゃくちゃ面白いな!
原作にある魅力を、しっかりと描写し、それだけではなくアニメなりの表現も加え、そして映像美で魅せる。
岩崎監督って、地味だけどしっかり魅せるタイプだと思ってたんだけど、これは認識を改めなければならないかも知れない。
特に、大神さんが前衛、亮士くんが後衛というオオカミさん独特のポジショニングが、とても良く出来ていた。
亮士くんがめちゃめちゃかっこいい声で「お前らの間抜け面は、ここから良く見えるからな」と言ってからの流れはマジで鳥肌モンだった。
アクションシーンも、ただかっこいいだけではなく亮士くんの後衛がしっかり活かされていて、大満足です。アニメになるとより一層かっこいい。ほんと最高。
次回は原作でも「おお!」と感動……感動?まぁ、すげぇ上手いと思ったエピソードなので、期待が高まります。
ネタバレにならない範囲でネタバレすると乙姫さん回になるので、あいなまさんファンはもしかしたら大歓喜かな。
徒然草
さんざん文句っぽい事言ったけど、俺は沖田雅の大ファンでございます。
「先輩とぼく」のアニメ化はまだか、いやむしろ続刊はまだか……!


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