オオカミさんと七人の仲間たち 第8話「おおかみさんとねずみの嫁探しとやっぱり豚はこういう扱い」 感想!
ヤッバスww アバンを見て今回は素晴らしい出来になると確信した。
今回の3ポイント
・アバンが面白すぎて腹が痛いぞどうしてくれるww
・ゲストキャラktkrー!
・頭取が悲惨な目にあってちょっとすっきりしたw
MVP
ハーメル……にしていいのかな?w
感想
ゲストキャラがもろまんまでファン大歓喜ですが、どちらもJCで電撃文庫なのはいいけどさらにどちらも長井龍雪監督ってのは何か意味があるのだろうか?w
その長井さんは前回の絵コンテでしたね。
岩崎監督で電撃のお稲荷さま勢は出られなかったか……JCじゃないからかな?
作者のあとがきより。
基本的に沖田雅は「オオカミさん」においてエピソードを作る際、「女の子がバッドエンドになるなんて嫌だ!」という精神で書いているらしい。
ほら、おとぎ話をモチーフにするのはいいけど、おとぎ話って必ずしもハッピーエンドではないじゃない?
そんな訳で今回は恐らく「幼馴染み」の復権。
「幼馴染みは負けフラグ」なんて言われる通り、大抵の物語において幼馴染みポジションのヒロインは主人公と結ばれません。統計取った事ないけどたぶんそう。
沖田雅はこれが嫌だったんでしょう。「あとから来た女に男取られるなんてー!」とか思っていたに違いない。
この気持ちは彼の作品にしっかり現れていて、例えばこのオオカミさん、女の子いっぱい出ているけどいわゆる「ハーレムアニメ」にはなっていません。
別に亮士くんとおおかみさんは幼馴染みではないけど、沖田雅は亮士くんの一途な想いをすごく尊重しており、不必要に他の女の子が恋路に割って入ってくる事はない。これは今までの話数見てきて分かると思います。
何かのひょうしに三角関係が生まれそうなキャラといえばりんごさんがいますが、彼女は亮士くんなんかより涼子ちゃんの方が何倍も好きなのでそういう関係にはならないw
また、沖田雅のデビュー作「先輩とぼく」
これも割と、ヒーロー・ヒロイン以外の女の子や男の子がいっぱい出てきますが、基本的には「ぼく」と「先輩」のストーリー。
それをねずみの嫁入りのお話にからめて、いろんな女の子を見てみるけどやっぱり大切なのは身近にいる幼馴染み!というイイハナシダナーに持って行ったのが今回のお話。
モチーフ元のお話では同じネズミと結婚しますが、オオカミさんではそうではないところが違いっちゃ違い。ただ「幼馴染み」にしたかっただけなので、大した意図はないと思われるw
そんな訳で、そういう依頼の裏事情も全て知っていたであろう頭取は女性陣の怒りを買う訳ですが、いやーちょっとスッキリしたぜ!
アニメの頭取はやたらかっこいい役回りばかりで、今回おおかみさんが言っていた「あの昼行燈の穀潰し!」のセリフが大して説得力ないんだけど、今回不幸な目にあって安心した。
いやもちろん、アニメの頭取はアニメの頭取で好きなんだけどね。
というか三匹の豚のお話がサブタイ通り酷い扱いでワロタw
いいぞ、これはいい改変だ!
原作ではまとまった一つのエピソードなのだけど、それを短くして自主製作映画という事にしてしまったアニメスタッフはえらい!
最初から最後まで爆笑しまくったぜw
百合キッスもいただいたし、今日は気持ち良く眠れそうだ。
徒然草
沖田雅はマジで「先輩とぼく」の続刊を書いて欲しいんだけど、売れてないから書けないのかねぇ
オオカミさんで売れたはずだから今なら踏み込めたりしないんだろうか。


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