生徒会役員共 第10話 感想!
うちの高校は文化祭も体育祭も三年に一度しかなかったなぁ。
今回の3ポイント
・アニメーションの本気を見た。
・ムツミちゃん。食い気より色気……!?
・今回のハンコは「純」で吹いた。
MVP
空気の読める子すずちゃん。しかしなぁ、お座りなんかしたらせっかくのナイスバデーの魅力が死ぬと思うんだ。
感想
「俺の嫁が非処女と知ってネットで逆ギレ大暴れする野郎共」
「禁止行為でありながらイベント前日に徹夜する野郎共」
かんなぎ……嫌な事件だったね……
いやまぁ正しい事言ってるけど、思い切った事言うなぁw
後者なんて、イベント関係者からしたら迷惑なんてモンじゃないからね。赤信号なのに何十人何百人が横断歩道を渡って車が通れないのと同じようなもん。
という訳でどういう訳か世間への風刺なんて初めてしまった生徒会役員共です。
これこそ原義的な意味での「パロディ」。この作品でパロディする必要性がまったく見えないのだけど、↑の二つに関しては作り手の誰か(もしくは総意)が本当に腹に据えかねていたんだろうね。
ちなみにギャグアニメなどで見られるいわゆる「パロディ」は、たいてい「オマージュ」である事が多いですね。ハヤテ二期で出てきたキャベツなんかはパロディだろうけど。
とまぁ、だいたいの内容についてはほぼいつも通り下ネタ全開ときどき下ネタじゃないネタを混ぜーの平常運転でしたが、「今回の3ポイント」に書いた通りアニメーションの本気が見られました。
以前、「このアニメは演技がもったいない!」みたいな事を書いた事があって、俺はメインの登場人物たちが大して動いてくれない事に不満を持っています。
ただ動かないだけでは別に不満を持ちはしません。
しかし、モブキャラたちはどういう訳かものすっごく素晴らしい動きをしているんですよ? なんでその労力をシノやスズなどに使わないんだ!
まぁ、会話が基本の作品であるので、しゃべっている間は動く必要が確かにないんですが。
それでも、いやだからこそ、そこに自然と「動き」が入れば、ものすっごい作品になるんじゃないのか?と思うのです。
動かさない方が面白いシーンは別に動かさなくていいんですが。
そこで今回ですよ。
ラストのシノ会長!ものすっごく可愛かったんじゃない?
津田に「フォークダンスのパートナーになってもいいぞ」と言った後のシーンですよ。先に歩いた津田に追いつくためピョンと跳ねたり、後ろ向きで歩いてみたりと、とても可愛らしい姿を見せてくれました。
これなんだよ!
こういうものがもっと欲しい。正直、会話劇なんかよりこの一瞬のカットの方が百倍も魅力的に思えます。
まぁ、こういった工夫はときどきしっかりされているんだけどね。一瞬の映像的工夫があるから、役員共は面白いのです。
とはいえやはり、露骨に動かないシーンがあるからなぁw 七条邸で、津田が出島さんの昔の職業の話を聞いているところなんかそうだ。
ハッ!? もしかしてこうやって緩急をつけて「もっと!もっと!」と思わせる作戦なのか!
……さすがに考えすぎだろうね。
どうでもいい話、七条邸にいる時に流れてた落ち着いた感じのBGM、あれがめちゃくちゃテイルズっぽかった。
徒然草
昨日焼き肉いてきたー


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