あそびにいくヨ! 第11話「さがしきにました」 感想!
NATO軍があそびにきたようです。
今回の3ポイント
・(いろいろな意味で)決戦の時!
・騎央とエリスはいちいち仲良しっすなぁ。
・騎央艦長!
MVP
ロケット作ったので騎央でいいかな。製造シーンは圧巻だった。
感想
前回の感想にて、「本当はきゃあてぃあたひしかんのメンバーを全滅出来ればいいのだが、狙いはキャーティアなのでクーネ艦長を無力化出来ればいいのだろう」と書いたんだが、まさしくその通りでビックリした。
メインコントロールを奪い返す唯一の手段が艦長権限で、それすらドギーシュアは絶ってしまったという。
思えばキャーティアシップの乗組員も殺していませんが、これも技術の差からくる判断なんだろうね。
いくら奇襲をかけて乗り込んだからといって技術力の差はいかんともしがたく、恐らく普通に占拠しようとしたらどこかで反撃されたでしょうな。
しかし護符を使う事によって一瞬で無力化した。護符で時間を止めたらドギーシュア側からも干渉出来ないんでしょう、「戦う司書」のオバサンみたいに。
という訳で見事に前も後ろも絶たれてしまった訳ですが、クーネ艦長が直前に騎央に渡していたスズが状況を打破する!
これはいいカタルシス。ただでは倒れないクーネ艦長さすがです。
騎央が艦長とはいささか不安ではあるものの、実際に指揮を執る訳ではなくキャーティアシップの機能停止と再起動を命令出来ればいいのだから、いい感じです。
まぁつまり艦長になるのはエリスでもよかったんでしょうね。その時近くにいたから騎央がなった。いい主人公補正だ。
という訳で、決戦のお膳立ては全て整いました。
こういう、「戦いに赴く」とかそんな感じのフィクションにおいて、作劇の仕方は二種類あると俺は思っています。
万全の準備(作戦内容含め、視聴者への説明が全て済んでいる)で戦いになる場合と、かなり不安の残る状態で戦いになる場合。
前者だと、作戦や戦術の妙が楽しめるような形になるでしょう。しかしもちろん、やる事が最初から分かっているので、視聴者を引き込む工夫をほどこさないといけません。不慮の事態が起きる、などね。
後者だと、実に頼りないですが、主人公らの力量がかなり問われる作劇になるでしょう。1対1のバトルとか、燃えますね。もちろん作り方により出来が左右されます。
あそびにいくヨは典型的な前者。こちらから仕掛けに行く前にいろいろと考えて準備をしています。
まぁ、行く場所が場所なだけにどうしてもそうなってしまうんだけどねw
しかも行くだけではなく、どうやったらこちらのチェックメイトになるのか、最初から提示されている。
あそびにいくヨでは、他にも恋愛模様にも決着をつけないといけないので、そちらに主眼を置くならキャーティアシップ奪還作戦は提示されている通りに終わっても問題はないですが……
胸のすく逆転劇が見たいな。ドギーシュアの手並みが鮮やかだっただけに、どうひっくり返してくれるのか楽しみです。
今回も沖縄ネタはなしw
最終回に向かっているので、こんなもんです。次回もほぼないでしょうね。
今回あったものはアイキャッチの……簡易三線くらいか?
あと、今まで言及するの忘れてたけどサブタイトルの画面は沖縄の伝統織物の「紅型(ビンガタ)」です。絵が鮮やかな色で綺麗ですね。
徒然草
中指を思いっきり怪我したー!
傷はちっちゃいけどどうも深いらしく、めちゃくちゃ痛い。やんなっちゃう。


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