バクマン。 第2話「馬鹿と利口」 感想!
実に素晴らしい、少年漫画的燃え展開。
今回の3ポイント
・結局は組む事になったサイコーとシュージン。
・アズキのリアクションが面白い。確実に二人を意識しているね。
・仕事部屋ゲットォォォォォォ!! やべぇ燃える!
MVP
ここはやはり、サイコーだろう。
感想
「漫画を描く」という行為は、結構地味である。
実際に漫画家として活躍する事自体はすごい事であり、コミックス文化が世界の最先端を行っている日本には素晴らしいと尊敬されている漫画家が数多く存在している。
例えば、「俺のおじさん漫画家なんだぜ」と言えば大抵は「すげぇ!」という反応になるだろう。前回のシュージンのように。
しかし、ジャンプに掲載されている作品としては、あまりにも地味であると、俺は思っていた。
いやまぁ原作読んでないのだけど、例えばスポーツ漫画、バトル漫画、いろいろあるが、それらに比べて「漫画を描く」という行為はビジュアル的にどうしても地味だ。少なくとも、燃える要素にはなりにくいように思える。
そう思っていたから、油断していたのかも知れない。
……バクマンはシチュエーション燃えを見事にやりやがった!
漫画を描くという行為は地味、だからこそ2話になっても漫画を描くシーンは一向に出てこない。せいぜいがサイコーがアズキを描くところと、おじさんが仕事をしているところの過去回想。
だがしかしバクマンは、少年漫画として大事なスタートダッシュを、シチュエーションの妙で見事に決めてしまった。
というかまず親の壁を乗り越えるという時点で燃えるのだけど、お母さんのテンプレ気味の反応、そして親父の「やらせろ」という回答。
親父が最高すぎる! そうだよなぁ、男はこうでなくちゃなぁ。
そしてじいちゃんにも報告する訳ですが……
腐ってもタイ、老いたとはいえじいちゃんも男でございました。孫の夢を全力でプッシュするじいちゃんに泣けた。
そんなじいちゃんのサイコーへのプレゼントはおじさんの仕事部屋!
これはマジで燃えるw 思わずガッツポーズを握ってしまったよ。
画面からサイコーの興奮がひしひしと伝わってきて、これはヤラレタと思いました。
シュージンなんて、サイコーから電話が来た時は「やっぱり駄目だった」という報告が来ると思っていて、それじゃあ俺が言いくるめてやるよーなんて事を言うつもりだったに違いないw
おちゃらけた調子のシュージンが、仕事部屋をもらったという報告を受けた直後マジで興奮し始めた様子がほんと良かった。少年だなぁ、青春だなぁ。テストで1位取る事よりも、何倍も嬉しいよな。
いよいよ次回はおじさんの部屋へ突入……という事で期待MAXですが、最後に一つ。
前回の記事において、WEB拍手でコメントをいただきました。
wktkさん、コメントしてくれる事はありがたいですし、悪意はないものだとは思いますが……今後の展開に関するネタバレは控えていただきたいです。
徒然草
新しいクリアファイルが欲しいなー
アニメイト行こう


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