とある魔術の禁書目録II #05「蓮の杖(ロータスワンド)」 キャプ付き感想!
今回はキャプちょっと少なめ。前回・前々回が多すぎましたw 原作ネタバレはありません
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闇咲のエピソードを除くと、二期一つ目のお話がこれにて終了。
4話はなかなかいい尺だったのではないでしょうか。禁書目録は説明しすぎると冗長になってしまう場合があるからね、今回も既読者が「あのシーンがこのシーンが」と残念がっているけど俺はこれで満足。
通常感想はこちら~

通常感想でも貼ったけど、今回の事件の簡単な勢力図です。
原作を確認せずに作ったので、若干の間違いはあるかも知れないけど、アニメだけを見ている場合にはこれで問題ない。
今後また組織関係などが複雑になったら、また作ろうかと思っています。今度は早めにw
今回がまさにそうでしたが、二期の禁書目録は集団戦が増えるのですよねぇ。
原作の10巻辺りまでを一気読みしたので、あまりそういう違いは意識していなかったのですが、確かにその通り。
思えば一期は全ての戦いが1対1でしたな。いや、1対1でもないか。エンゼルフォールなどでは親父さんなどが戦っていたり、シェリー戦ではすでに集団戦をやっていますね。

ここのオルソラが素敵すぎて惚れた……
ったく、アニメは常に絵が見えているからほんといいよね。この辺はラノベには決して真似出来ない。
この絵を見ているだけで幸せになりそう。オルソラの笑顔はいいよなぁ、原作読んでいる時はそういう感覚なかったのでマジでアニメ化スバラスィ。

「心配してくれるの?」と不思議そうなインデックス。このステイルを見上げるカットがとてつもなく可愛いところではありますが、ステイルの胸中を思うと実に切ないシーンであります。
こうやって想い続けていればインデックスのイメージも良くはなると思うけど、かつての位置には戻れないのですよね……上条さんに「今以上に強くなれ」と迫るステイルの背中が泣いているぜ。
さてさて、オルソラの見つけた法の書の解読方法は結局ダミーだったという事で、脅し作戦も使えなくなりました。
なんだかこの事でオルソラの存在意義が……てな感じになってしまったけど、禁書目録において過程は過程に過ぎなく、オルソラの考えこそが大事なのですよね。争いを嫌って、法の書を壊すためにその中身を調べた……まぁ、今のところ法の書が悪用される心配はない訳ですから、それが分かっただけでもおkという事で。


ついに破られた扉に警戒をマックスにする上条陣営と、扉を突き破って突撃してくるアニェーゼ部隊。
両陣営を交互に横から移すカットは実に効果的で、一瞬でこちらの緊張感をも高めてくれます。スローモーションで侵入する演出も怖さが出ていてGJ。今回のコンテは二瓶勇一さん、オードソックスな手ですが効果的に場を盛り上げる絵作りはさすが。

めちゃくちゃ痛そうなアニェーゼの攻撃!
エフェクトがとても効いていますなぁ。今回のエフェクト作画監督は柳隆太さん、今回どころか毎回のエフェクト作画監督ですねぇ。二期のキーアニメーターでもあります。原画にも参加。

うわぁ悪い顔だw
明確に「悪役」に仕立て上げてきますねぇ。ちょろんと入った回想からアニェーゼにも辛い過去があった事が仄めかされていますが、単純な「実はいい人でした」にならないのが好感の持てるところです。

うげぇ……
思わずお腹を押さえたくなります。後で緊張の糸が切れた時に気絶しましたが、これだけの攻撃を食らって立っていられる上条さんはもはやファンタジーのレベル。
これは皮肉でも何でもなくて今後上条さんの描写は文字通りファンタジーになっていくのですが、まぁそれは今後の話ですね。

見えた!(コラ
今回のエフェクトはマジでかっこいいっすなぁ。後のイノケンティウスしかり。アニェーゼの攻撃は無機質かつ地味になりやすいから、エフェクトでカバーでございます。


見事なアッパーカット!
殴る瞬間に画面全体がブルーになるのはコンテの二瓶さんの演出かな? 同じく二瓶さんの担当した禁書目録一期におけるアクセラレータとの戦いでも、最後の一撃は画面の色が変わってメリハリをつけていました。

アニメどころかどこにでもありがちなカットでありますが、ここはシチュエーションの勝利ですねぇ。上条さんの背後から扉を突き破って出てくるイノケンティウスがかっこよすぎてやばい。

また横からのカット。
通常感想でも書きましたが、この火の粉は手書きで書いているのかな?
シャナでは全て手書きだったそうですが。
このシーンはBGMも素晴らしくかっこいいものを持ってきて、画面が青ベースからまっかっかになったりと一気に燃え上がってやばいですなー。

全員集合!
という事でこれまた良くある集合シーンですがかっこよくてたまらんねぇ。お互いをお互いが信じていたからこそこうやって集まれた訳ですよ。
その集大成であるステイルのイノケンティウスが画面をこれでもかと盛り上げて最高です。
そしてさりげなく五和が!
うーんこんなところにも抜かりがない禁書スタッフマジ天使。
というか後ろに浦上がいるぞ!? 上条さんにタックルを食らわされた子ですが、どこかで休んでいるものだと思っていたのにw
浦上は前回ちらりとも出ませんでした。体調良くなったから参戦したのかな。そういう考えで今回登場させたのだとしたらアニメスタッフマジ神様。

まったく、このエピソードにおけるステイルはかっこよくてしょうがないな……
役割もそうだけど、前回あたりからかっこいいカットが多すぎる。主人公を食う勢いですがインデックスがとうまの事を好きでいる限りステイルは永遠に脇役、なんて悲しい世界なんだろう。

すでに勝負は決したも同然ですが、最後の駄目押しにと上条パンチが!
ここでもエフェクトがバリバリ効いておりますなー。火の粉をまとって何やらスクリューしている上条さんの拳はいつもより強そうです。

いやー、年端もいかない女の子だろうと遠慮なく殴る上条さんマジぱねぇ。
一応一期ですでにシェリーを何回も殴っているのですが、あちらさんはおば……ゴホンゴホン、お姉さんですからね。
もうこの時点で勝ちは決まっているようなもんだから、蓮の杖壊せばいいじゃない、というツッコミが見られたのだけど、まぁそんな事したって映像的には何の面白味もないよねw
最後の一撃は派手にぶっ飛ばしたいというのと、アニェーゼの目を覚まさせるという意味でもこのパンチは十分に意味のあるものかと。一度完膚無きまでに叩き潰すと、改心してくれるかも知れないからね。アクセラレータみたいに。

最後はオルソラの笑顔!
インデックスがメインヒロイン級の活躍をしているだの、ステイルがかっこいいだのいろいろあったエピソードでしたが、全てはオルソラが中心でした。
彼女の笑顔で全てを締める。上条さんもオルソラのこの笑顔を見たから、安心して気絶してしまったのでしょう。
ちなみにこれも通常感想に書いたのだけど、オルソラを抱いているのが建宮ってところが印象的であります。
まぁステイルはイノケンさんを行使しないといけないしという事で消去法で建宮なのかもしれないけど、天草式も上条さん同様助けに来てくれたという事で、オルソラは最後の一歩を信じる事が出来たのでしょう。
オルソラが信じてやる事により、天草式の努力も報われたんじゃないかな。
思惑?通りに神裂の下につく事も出来たし、今回利益を得たのはローラだけではなく天草式もですねw

余談ですが、気絶した上条さんにみんなが駆け寄るシーン。
インデックスが一番なのは当然として、次に来るのが天草式のメンバーってのは特に意味はないかな?
でも五和ではなく浦上が駆け寄っているのですけどw 他意はないのか、なんかの狙いがあってこういう絵にしたのか。二瓶さんどっちー?

「やーい、鶴のエロ返し~」
「でもねーちんは結局脱ぐんでしょ~?」
土御門は面白いなチクショウw

やたらと可愛いねーちん。
抱きしめたくなりますなぁ……でもそんな事したら七天七刀で八つ裂きにされかねないので注意。
今回は外から見ているだけでしたが、1話Cパートにて騎士団をフルボッコにしていたりと何気にヤバかったねーちん。剣劇が見られなくて残念ではありますが、次の機会に期待したい。

「俺たちには俺も含んでいるんだから恩とか礼とかいらねぇよ」という上条さんの考えに、ステキな笑顔を見せる神裂。
上条さんの考え方がすごすぎますね、真似できそうにないや。
「アニェーゼがもし助けてと言ってきたら、俺は助けに行くぞ」と言っていましたが、これだけではポカーンものですね。大事なのは次の「今回はあいつが悪かったけど、あいつが今後も悪くあり続ける必要はない」ってなところ。
こういう広い心があるから上条さんは愛されるのでしょう。
また、これ以上悪くあってほしくないから、今回完膚無きまでに叩き潰したのだろうね。あのままロータスワンドを破壊して「さぁ帰れや」ってな事になっていたら、アニェーゼは上条さんに復讐とかしそうです。

黒いローラさん。
まぁ一期においてインデックスの首輪を着けたのもこいつなので、今さらどうこうもないって感じではありますが、やはり黒い。
2話でローラが出てきた時は晴れていましたが、今回は雨。まるでローラの腹グロさを表すかのよう。↑の笑顔も傘の影のせいで黒く見えてしまうったらありゃしない。
次回からは美琴やら黒子やらが出てきてまた賑やかになりますねぇ。
法の書編はほっとんどが夜だったので画面が常に暗かったですが、次からは明るくなりそうだw
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