この作品って、作り手と受け手のバトルだと思う。
今回の3ポイント
・作品鑑賞会! 面白すぎワロタ。アニメ版俺妹最高すぎるぜ
・桐乃は心底ウザい。しかし心底可愛い。
・「何事にも本気を出す」が桐乃の核である事が良く分かりますね。
MVP
まぁやっぱり桐乃にあげたいところかな。俺は桐乃のこの姿勢がとても好き。
感想
桐乃「いーんせきよりもーキラッ!☆ きょだいなぱわーでーキラッ!☆」
俺のレモンティー(1000mlで105円)返せー!
あーくそ本気で吹き出してしまった。
アニメ公式サイトを普段見る事のない俺が、今回は珍しく事前に俺妹公式サイトに行っていてこの7話の次回予告を見ていたのだが、それでこのシーンがあったのですよね。そこでは音声がなかったのであまりにも可愛い桐乃の挙動に心臓を撃ち抜かれていたものだが、メルルの主題歌を歌う桐乃だったとは……でもものすごく可愛いな。天使だな。
この作品って、桐乃がものすごくウザいですよね。
別にそんな事ないんじゃない?と思っている人も、客観的にはそうであるという事で納得して下さい。
このウザさって、よくよく考えてみると、作品作りとしてはかなりあり得ないところであります。ウザ可愛いというレベルではなく、ガチで傍若無人で、親身になってくれる兄貴に対しそんざいな扱いをする……聞けばアニメの桐乃は不人気だそうじゃないですか。
そこまでして何故こんな作品を作ったのだろうか?
俺は考えてみました。
というか桐乃って、ウザさと可愛さが混在しているキャラだと思うんです。
俺を含む桐乃大好きな人間は、桐乃がウザくてウザくて、でもふと見せる本音のリアクション、実は兄に結構依存しているという描写、愛らしい仕草などが可愛くて可愛くて、このギャップに惚れ込んでいます。
ストレスにすらなりかねないウザさを後で可愛さが吹き飛ばしてしまうので、桐乃のファンは桐乃に萌え、またこの作品がアニメ化するまでに成功したのだと言えます。
しかしこれはどう見ても諸刃の剣。桐乃がウザくてウザくてしょうがなく、ギャップの見せる可愛さなんて目に入らない人間もいっぱいいる。
だからこの作品は、受け手に挑戦状をたたきつけたのだと俺は思いました。さぁ萌えてみせろと。原作・アニメ共にね。
原作者の伏見つかさ先生も、桐乃は嫌いで仕方ないそうですw
今回で言えばそうですな、小説新作の取材だと言って兄貴を傍若無人に連れ回す桐乃はウザさが服を着て歩いているような感じですが、バケツの水を被った瞬間にハッとさせられる訳です。
桐乃は本気だ、本気で小説を書こうとしている。中学の友達ともオタク友達とも本気で付き合いをし、アニメもエロゲも勉強も陸上もモデルも本気でこなす桐乃は、当然小説にも本気で取り組みます。
バケツの水を被るなんて正気の沙汰ではなく、ドン引きしてしまうシーンでもありますが、だからこそ面白い。
この作品は妥協をしない。
「これくらいにすると丁度いい塩梅だから受け手も楽しむだろう」という考えをしない。
やるからには本気。
というかどう考えても兄貴とのクリスマスデートを楽しんでいる桐乃が可愛くて仕方がありません!
一体どうしてくれるんです!
買ってもらったアクセ見つめる桐乃とかヤバすぎるよまったく!
自分の方が金持ちなのにわざわざ「買ってもらう」事が大事なんだよねー。
ちなみに今回、桐乃と黒猫がお互いの小説に関してブチ切れてケンカになっていましたが、両者のスタンスはとても素晴らしいですよね。
黒猫曰く、創作に完全な正解はなく、先ほど言った文句はあくまで私個人のもの。
桐乃曰く、全部読まないと文句言えないじゃない。
原作でこの部分を読んだ時、ハッとする想いでした。
というのも、この二点については俺も常々留意している事だったはずなのだけど、当時の俺は一つ駄目なところがあったんですね。
まぁケータイ小説の事なんですが、とりあえず読まないと始まらない!と思って、「恋空」を読み始めました。しかしあまりの出来の悪さに先を読む事が出来ずに途中で断念。
途中で断念してしまったので、俺は文章力の壊滅的な悪さ以外について文句を言う事はありません。しかしこの件で「ケータイ小説」というジャンルにただならぬ偏見を抱いてしまっていたのです。みんなどうせ文章ヘタクソなんだろ、という。ついでに、中立を貫いていたはずの恋空についても、深層意識ではみんなと一緒に馬鹿にしていました。
桐乃と黒猫に気付かされましたよ、そんなん駄目なんだと。
それからは、ケータイ小説に関しては、「分からない」を貫き通しています。だって一作品も読んだ事がないのだから。じゃあ今から読むかというと、ラノベの積読が恐ろしいので読まないですがw
まぁ桐乃と黒猫は、どうしてもお互いのイメージが抜けきらずにメルルやマスケラを楽しめないでいますけどね。これはこれで愛敬。
原作でもどっちかというと桐乃派、アニメだと完全に桐乃派の俺ですが、黒猫の可愛さはこれまた異常ですね。
思わず抱きしめたくなるぜ。
あやせ? あやせは俺の中で天上の領域に達したので通常の議論からは除外されるのです。再登場マダカナー
徒然草
おいどんはやはり下戸らしく、缶ビール二本がちときつい。
ビールは一本がちょうど良いなぁ。


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このアニメの世界って終わってるよね。
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本文はメインブログ(しるばにあの日誌)にて↓
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注意事項
こちらからはメインブログでTBをお送...
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第7話 「俺の妹がこんなに小説家なわけがない」家に帰ってきたらなぜか黒猫が。彼女はかなりの女王様キャラみたいね。桐乃とのやりあいで、お互いの好きなアニメを見ることになった....
「フッ…よくぞここまで辿り着いたものね、誉めてあげるわ」
どんだけ可愛い女の子がいたとしてもこの状況はビビるわwしかし会って一言めがこれとはさすが厨二病の黒猫だなw
黒猫と桐乃の仲を取り持つ京介はいいヤツですね。
そして取材と称したイブデートに目を輝かす桐乃が可愛かった。
俺の妹がこんなに可愛いわけがない ねんどろいど 高坂桐乃先週の地味子とのまったりエピソードもいいですが、
やっぱり京介のツッコミが一番おもしろいですね!
そして、今回はツッコミ相手が2人もいるから大盤振る舞いw
第07話「俺の妹がこんなに小説家なわけがない」
電撃文庫原作、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のアニメ第7話
今回はちゃんと『俺の妹』にあたる桐乃中心の話。
素直じゃないところこそが桐乃の...
大門ダヨ
京介氏が家に帰ると
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