バクマン。 第14話「バトルと模写」 感想!
久しぶりのバクマン!(の感想)
見どころ1ポイント
OPがコブクロのままでよかったー。……じゃなくて! やはり新妻エイジとの初邂逅によって、二人がさらに闘志を燃え上がらせる点に限るね。「バクマン。」自体が邪道な気がするけど、その中でも燃え展開はしっかり押さえている。
MVC -Most Valuable Caracter-
存外に面白いやつだったのでエイジにしよう
感想
シュージン「また空手やればいいじゃん」
ミヨシ「もう格闘技はやだー。もっと女の子っぽい特技がいい」
空手は格闘技でも男向きでもねぇー!
空手の真髄は護身、身を守る事にある! 敵を倒すための技術ではない、敵をどうにかちょろまかして逃げる技術だ!
故に空手の動作にはボクシングやレスリングなどのように直接ダメージを与えるものはなく、腕力を必要としない!
パンチも基本的には急所のみを狙う!
だから空手には男も女もない! むしろ女性こそがやるべきものなのだ!
ちくしょうこういったメディアが空手の間違った解釈を平気で垂れ流すから空手は誤解されたまま広まるんだ……誰だよ「空手は殺人拳法」とか馬鹿な事言いだしたやつ! 空手の大先生で殺人に空手を使っていた人なんていねぇよ!
自由組み手を中心としたスポーツ空手だって基本は寸止め、格闘技とは程遠いわ!
ふぅ、熱くなりすぎたぜ……
サイコーやシュージンの熱いスピリットに俺も影響されたという事でここは許してくれ(オイ)
いやしかし、二人の熱い魂は本当に素晴らしいね。
邪道なら勝負出来る、他と違う方法を取れば横から勝利をかっさらう事が出来る……漫画界で生きていくにあたりこれほど強い武器・道しるべを得る事が出来たというのに、「それでは1位を取れない!」という事だけで王道での勝負を決意。
おじさんだって、2位から20位全てを取ったが1位だけは取った事がないが、それは邪道を描いていたからでしょう。ギャグマンガはジャンプからすれば十分に邪道。
服部さんは、着実に二人がのし上がるための「今」を考えています。服部さんのやり方に従えば、二人は確実に実力をつけていき、漫壇(って言っていいのかな?)で名声を得ていく事でしょう。
しかしサイコーとシュージンは、今ではなく「先」を見ている。王道でなければ1位を取れない……ならば最初から王道で勝負をするまで。
いいじゃないですか。
この二人は最初から、理想とする道を進んできたのです。現実的な道ではなく。漫画家を目指そうとしたその時点からね。
打算的な勝利もいいけど、そんなの青春じゃねぇ。まさにジャンプの王道的熱さ、いやぁバクマン面白い!
そしてその上で避けては通れないのが、エイジとの邂逅ですよねぇ。
いつか絶対会うと思ってたけど、ここで会いましたか。しかもただ会うだけではなく、エイジは連載の決まっていた作品とは別の作品を描いてきてしまい、しかしそれが面白いからそのまま連載に回される、というめちゃくちゃすごい事をしでかしていきました。
それは二人の闘志をこれでもかと燃え上がらせてしまったようです。
服部さんもとうとう折れるほど……いやぁ服部さんも大変だ。若いっていいねぇ。
エイジのすごさをこれでもかと強調した回でありましたが、同時にエイジと二人が似ている、という事も示した……のかな?
エイジが決まった連載とは違うものを書いた時の編集さんの反応と、二人が王道漫画のネームを持っていった時の服部さんの反応が見事にシンクロしていました。若いパワーは大人の想像力など軽く飛び越えてしまうのね……いやまぁ、両方ともほとんどワガママですがw
ちなみに、コブクロの歌以外は主題歌が全部変わりました。
新OPはコブクロの「Blue Bird」の二番(かな?)、映像は物語の進行に合わせて変わりました。相変わらず名曲すぎる。
新EDは映像がとにかくいいね! 特に最後の、作家メンバーの筆から虹色光線がでてくるあたりがすごくいい。雰囲気でてます。
らくがき
PSPやっと届いたー!
うーんかっこいいな。新しいゲームは手にするだけでワクワクが止まらない。この少年心はいつまでも持ち続けていたいね。


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