GOSICK 第2話「死者の魂が難破船をおしあげる」 感想!
1話はただのプロローグだった。本当にゴシックが始まるのは2話からだったらしい
見どころ1ポイント
次々に起こる怪奇現象、メンバーの死亡、トラップだらけの逃走劇……物語の舞台が秀逸すぎます。こんなにも心踊り手に汗握る物語だったとは。いやまぁ、原作既読者だけどさw
MVC -Most Valuable Caracter-
ここは久城にするべきだろう。帝国軍人の三男、かっこいいぞ!
感想
今から絶賛しようと思うのだけど、でも最後は続きが見えてしまうオチだったねぇw
「気になる終わり方」を演出するのは、アニメにおいては最早必要とも言える措置だけど、「銃声エンド」はやってはいけないオチの一つだ。
拳銃という武器はあっさりと人の命を奪える威力を持つので、逆に気になる終わり方にはならない。話の流れによるけど、ほとんどの場合は当たるのか外れるのか分かってしまうからね。
今回のオチは誰がどう見たって外れる。というかヴィクトリカの反応を見るに、不発になるのかな?
拳銃のタイプはリヴォルバー。パッと見だけど、雷管と銃弾は普通に入っているように見えたな。
まぁいいや、詳しい種明かしは次回きちんとやってくれる事だろう。
という訳で船の中でのミステリーですが、すこぶる面白いな!
上に書いたようにストーリーの運びがものすごくいいが、ヴィクトリカのキャラがまたすごくいい味を出している。
前半は、久城がかなりイタイ子になっていたのですよね。
周りに人がいるのに大声を出したりして。見ているこっちが恥ずかしかったw
しかしだからこそ、久城をからかうヴィクトリカの味がこれでもかと出ている訳です。久城はまさしく犠牲になったのだよ、ヴィクトリカのキャラを立たせるためのな……
特に「はははははは」というわざとらしい笑いは傑作だったw
ミステリーしながらコメディもこなす、これは岡田磨里の手腕だろう。原作通りではあるものの、これをアニメに落とし込むにはただセリフを書けばいいというものじゃない……はず。
「君、思うのかね? 幽霊に招待状が書けるとでも?」などのセリフ回しもケレン味に溢れていて耳に心地よい。
セリフの一つひとつ、行動の一個一個、展開の一回一回にどんどん引き込まれていってしまいます。ゴシック面白いなぁ。ヴィクトリカ可愛いなぁ。
そんな頭のキレる、そしてクールなヴィクトリカにも普通の女の子な一面もあるんだぜみたいなところも実に良かった。
死体などを見ても表情一つ動かさないヴィクトリカに久城は疑心を抱くけれど、それは感情をひた隠しにしていただけ。怖くない訳がないのですよね。
次回はさっそく、事件に決着がつくよう?
一番最初の疑問点だった「一人増えている」の問題が残っていますね。一体どんな解決を見るのか、既読者ながら結果など全く覚えていないので、楽しみにしたいと思います。
なんか久城くんメリケンサックみたいなのつけてたよ?w
らくがき
このラノ2011を買っていない事を今さら思い出した。
というか2010を、買っておいて読んでないんだよなぁ。でも買わねば。


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