とある魔術の禁書目録II #14「水の都」 キャプ付き感想!
キャプ枚数が過去最大……w
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新章突入という事でお決まりのコメディパートから始まり、コメディとなるとどうしてもカット数が増え、結果俺が「おおっ」と思うカットも増える訳です。
ついでに今回はEDまで一新されたので、枚数が大変な事に。まぁ、記事書くの大変だけどその分重厚な記事が出来上がるだろうという事でw
ある意味OPが新しくならなくてよかった。
通常感想はこちら

上条さんのカメラ目線からお話はスタート。インタビュー形式でアバンやるの? と思って、趣向凝らしてあるじゃん面白い! って喜んでいたのだけど、そんなものじゃなかった。



一体何があったのか気になる3ショット!
特に小萌先生の着替え遭遇は、何やら吹寄の裸を見た時と構図が同じだな。学習しない上条さん。
こう、わざとダイジェストにして「気になる」程度で終わらせる辺りがとてもいいと思う。小萌先生のは単なる上条さん的ラッキースケベ、吹寄のはきっと上条さんが競技で下手こいたか吹寄のおっぱいでも揉んでしまったのだろう、でも最後の姫神のは本当によく分からないw
かつて一世を風靡した「テツandトモ」、「なんでだろう~」の歌で大人気でしたが、売れていなかった頃はあの歌に答えがあったそうです。「~~なのは何でだろう?」の後に「~~だろう」と返答するスタイル。
しかし売れなかったので、返答をなくして「何でだろう?」で終わらせるようにすると、大ヒット。答えをあえて出さないのが、コメディにおいて大きな効果を生む場合は多いのですよね。

■×○#:*※♡□●☆◇%&△(((!=/@

カメラ目線でインタビューでもやっている演出なのだろうかと思っていたら実は福引をやっていました、というオチ。しかも不幸を強調している最中に一等のイタリア旅行。
この見事な構成に唸らされたね。今回はこのアバンに代表される超絶上手い描写があちこちにあってすげぇ良かったです。

同じ服が何枚もあるぜ、というギャグ。思わず画面にツッコミたくなるギャグです。アニメのギャグってこうだよなぁ、ボケっ放しが一番面白いよなぁ。ツッコミが入ってもいいけどさ。
ここでパスポートが話題になりますが、上条さんは知らん間にパスポートを持っていました。「上条さんがイタリア旅行を当てたのはアレイスター辺りの陰謀だ」という考え方から派生してこのパスポートも陰謀の一部だと考える意見がいくつかありましたが、ここは普通に上条さんが記憶喪失である事を強調しているだけでしょう。
「俺、海外行った事あるんだ」というセリフからも分かります。
ちなみにほとんどの視聴者は忘れていそうですが、上条さんのパパは海外を飛び回る仕事をしており、それについて行って上条さんが海外旅行をした事がある可能性は非常に高いのですよね。何気に無理のない展開運び。
上条パパは海外を飛び回って、現地のお守りを買ってくるという悪癖があり、そのせいでエンゼルフォール事件が起きました。

インデックスの安全ピンに注目してしまうところですがもっと注目したいのは周りの大人、アンチスキルのジャケットを着ています。
つまりここは学園都市内の空港、さすが学園都市国際便もしっかり通ってるんだねぇと感心してもいいですが、学園都市の航空関連は第23学区に集約されており、つまりはここ、前回までオリアナと死闘を繰り広げた場所のすぐ近くなのですよねぇ。
まぁどうでもいい情報だけどw

キオッジアの街並み。イタリアの独特の風景が綺麗で素晴らしいですね。
ここでインデックスさんは上条さんに「せめて三ヶ国語くらいは話せなきゃ~」とか言っていますが、もちろんインデックスさんはマルチリンガルで、母国語の英語はもちろん、日本語、他にも話せる言語はいくつかあったはず。イタリア語は確か話せたので、彼女がいればとりあえず現地で困る事はないのですよね。
だから彼女がいつものように迷子になってしまうと、相対的に上条さんが迷子状態に……

美味しそうにジェラートを食べるインデックス。食事しているインデックスはとてもいいですね。
なんか後光が差しているw
いいなぁいいなぁ、本場のジェラート食べたいなぁ。

オルソラの部屋にて、引越しの手伝いをしにやってきている天草式のメンバー。
上条さんの事を評する会話を繰り広げていますがクッソ面白かったw
天草式いいわー。大好き。
そして上には五和がひょっこり!
ああもうなんて可愛いんだ!(大袈裟

めちゃくちゃ美味そう!
……なんだけど、俺は残念ながら貝類と甲殻類は駄目なのでした。アレルギーとかではなく味と触感が駄目。

……おしぼり来た!

「……使います?」

「…………、」

「……どうも」
「いえいえ」

ああっくそ五和可愛えええええええええ!!
今回は限りなくさりげない動作、ともすれば記憶にも残らないくらい微妙な出番だったけど、それでも最上のシーンに見えてしまうファン魂。
いや、これがいいのだよ。五和は今はこれでいい。
過度な恥じらいがないのが実にいいね。五和はこうでなくっちゃ!
赤面要員は美琴で埋まっているしね。

食事の前はいただきます。
お預けを食らっているインデックスの様子が犬みたいで微笑ましかった事もあり、こうやって元気ないただきますのあいさつを聞くといい感じだね。いただきますは日本人の心。

オルソラは聖職者らしく、食事前の祈り。
こういうさりげない描写が、キャラ形成に大事になっていくのですよねぇ。こういうシーンがあると、オルソラが敬虔な十字教徒であるという設定に強い根拠が出来ます。
オルソラが飲んでいるものは……これはもしかして白ワイン?
貝のパスタなので白ワインが正しいのでしょうが、昼前、しかも掃除前にお酒か。まぁいいかw

究極の二択の前で、解を見つけたり!とばかりのドヤ顔でオルソラのおわしますバスルームに突撃の上条さん。
究極の二択で悩んだら、まずは三択目を自分で作ってみる事が人生の秘訣。上条さんはこれを学ぶべきですね。

キャ、キャプれと言われた気がした

ポカンとしているオルソラが可愛い。
なんだかオルソラのは、「正しい乙女の恥じらい方」という感じで、見ていて心が洗われます。

イタリアは左ハンドル右車線だよな……と考えてしまったカット。
どういう事かというと、以下原作ネタバレありにつき白文字、反転は自己責任で↓↓
五和はバイクやヘリなどいろんな乗り物の免許を持っていますが、当然大型トラックも運転出来るはずで、「ここで五和が運転席に座っていたら最高に面白い描写だったのになー」と思ってしまった次第ですw
さすがに細かすぎてここまでは配慮が回らなかったか。原作ファンサービスもいいところなので、不満という訳ではないけどね。
こんな事を考えてしまうのも、五和好きが高じてしまった結果です。

突然の強襲。
狙撃で上から狙いつつ(ターゲットに上を意識させつつ)運河から攻めていたり、まずは厄介になりそうな上条さん(男)を運河に落として無力化する戦術だったり、敵も手練れである事がうかがえます。


己の切れ味は己へ向かう。
いやいやかっこよすぎるだろう。
インデックスさんクールすぎるだろう。


男がびっくりしている間に戦線復帰の上条さん、非常にいい動きです。
テイルズオブヴェスペリアのザギを思い出したのは秘密。


見事なアッパーカット!
速いテンポで勝負を決める素早さが心地よいです。

町の運河から巨大な船が飛び出してくるスペクタクル。道を少し破壊して飛びだしてくる辺りスケールがでかいです。圧巻。



そして海面から次々と浮上してくる艦隊……
圧倒的なスペクタクルに感嘆してしまいますね。映像美がやべぇ。

最後にアニェーゼと遭遇し、次回へ持ち越し。
へんちくりんな服装になっていますが、これが鍵ですね。よく見たら胸元はだけていたりとエロい……
ここからは新ED。
超電磁砲で監督を務めた長井龍雪のコンテ・演出。

なんかもうこの時点で今までのOPとは違う雰囲気を醸し出しています。

学ランにて立ちつくす上条さん。雰囲気出ています。拳を握り直すカットは禁書目録の定番の一つ。


この部分で、長井演出である事に気付きました。
特徴的なレイアウト、黒以外の色を主線に使った独特の絵は長井さんを想起させるには十分。これはキター!と思いました。

スフィンクスもお目覚め。かわいいー

窓辺だけ綺麗に切り取られたカット。この辺はもう長井節全開で、超電磁砲のEDを彷彿とした人も多いでしょう。
インデックスの所作も可愛い。

インデックスの髪の色が青みかかっている事を利用した演出なのでしょうね。
目に痛いくらい青々としている空が眩しく、空恐ろしいくらいに綺麗です。この映像美は彼以外には真似出来んな。




上条さんが学校に行っている間のインデックスの風景?
かとも思ったけど、ED冒頭の上条さんが何やら立ちつくしているカットなどから、危険を顧みず戦いに赴いている上条さんを待つインデックスという感じなのかな。
大覇星祭編じゃないですが、インデックスって港ですよね。上条さんという船の帰りを待っている港。
本当に夫婦のような二人です。その関係を強く表したEDなのかな。だとしたらステキだ。

そして帰ってくる上条さん。
急いできた様子は、まるで各エピソードの最後の上条さんのよう。

帰りを待っていたのに眠っちゃっているところがインデックスらしいねw
ここはハッキリ、主線がオレンジ色ですね。主線がオレンジだとどうしても「ぼくらのウォーゲーム」が出てきますが、まぁ仕方のないところ。
もしかして長井さんって細田監督のフォロワー……だったりするのかな。どうなんだろう。


一緒になって眠る上条さん。
眠っていてもお互いが分かる事を象徴した、インデックスがそでをつかむカット。
本当にいい雰囲気ですね。長井さんの作る映像は優しく、心にすぅっと染みいっていく心地よさがあります。
ここまで作風を変えてまでわざわざ禁書目録に呼ばれるくらいだから、彼はもうED職人と言っていいのかも知れませんね(って、おはぎさんが言ってた)
彼はOP作りにも並々ならぬセンスがあるのですが、よくよく考えてみたら彼のOPはED的なものが多い。骨の髄までED職人か。


次回予告より。
建宮さん久しぶりー! クワガタヘアー!
五和もアップのカットがあるぜぇー!
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