とある魔術の禁書目録II #15「女王艦隊」 感想!
It is simple. What we should do is just save the girl
見どころ1ポイント
上条さんと建宮が最初から同じ気持ちだった、というシーンが実に良かったなぁ。二人は似た者同士なんだなぁって再認識。
MVC -Most Valuable Caracter-
今回はオルソラにあげる以外にないだろう。面白すぎるぞこいつw
感想
「一期でも超電磁砲でもOPはだいぶ後に変わったんだぜ! だから変わらなくったっておかしくないし、残念がる必要もないんだぜ!」と前回の感想で豪語しちゃったワタクシ神酒原ですが、やっぱり変わらなかった今回を見てちょっと落ち込んでしまったり。せっかくEDが変わっているんだからねー、どうしても期待しちゃうよねー。
という訳で、珍しく前回のあらすじがなかった第15話。こっちの方が詳しく書ける!という事で、今回も展開を追いながら感想を書いていきたいと思います。この方法で書くと記事がやたら長くなってしまうのが難点よなー
アバンは前回の続き、アニェーゼとの再会から。
遭遇とも言える出会いでしたが、彼女に上条さんらを告発する気はない……つまりまぁ、以前のような「敵」ではないのですね。なんとなく安心してしまいます。
やはりというか彼女は罪人としてここで働かされている、と。
彼女の願いは、一度は脱出したものの仲間を助けるために舞い戻って捕まってしまったルチアとアンジェレネを助ける事。そうすれば上条さんらを見逃す。
「そのまま逃げちまえばいいものを」と呟く彼女からは優しさが感じられるね。挟まった回想から、彼女らが幼なじみである事が判明。
契約成立、とばかりに手を伸ばしてくるアニェーゼが印象的ですが、上条さんがそれを握ったら修道服に触れ、破壊……以前どこかで見たなぁと思いきやインデックスが同じ目に遭っていたなw
そのあとルチアとアンジェレネの修道服も破壊するし(まぁ必要措置だった訳だが)、上条さんの右手は修道服を破壊するために存在すると言っても過言ではない! そのうちステイルの神父服も破壊したりして!
言いすぎましたごめんなさい。
叫ぼうとしたアニェーゼの口を二人が押さえるところがなんとも可笑しかったところですが、それもそのあとのオルソラのシーンで吹っ飛んでしまいました。
上条さんが見事破壊した氷の鎧の残骸を持ち出してハッタリ……さすがにこの人、三ヶ所もの異国の地での布教活動で名を上げただけあって胆力がすごいw
上条さんがルチアとアンジェレネにかけられている術式を右手で破壊しようぜ!と言い出した時に脇腹を殴るオルソラがいい味出しすぎています。もう惚れているけどさらに惚れそうだ!
そんなこんなで脱出までとんとん拍子で進むかと思いきや敵も馬鹿ではなく、あっさりと護衛艦ごと破壊してしまいました。
というか若本キター!
以前二期への想い 3(※リンク先原作ネタバレありにつき注意)という記事を書いた時、「ビアージオが若本さんだったら面白い」というコメをいただいたのですよね。マジでその通りになってビックリしたw
蓮の杖さーん! あなたの予想当たりましたよー!
そんな何気に絶体絶命の上条さんらを救出したのは天草式、インデックスが助けを求めたのでしょう。
船に置いてかれて早速空気になるかw とか騒がれたインデックスですが、そんなあからさまに空気になったりはしませんよさすがにーw でも大覇星祭編ではあからさまに空気にされたのでした。
そこでの一幕がまた面白かったところではあるが、五和ですよ五和ー!
スタッフは五和のシーンは外しませんなー!
禁書目録は他のラノベアニメに漏れず、原作からのカットが結構多いですが、五和の登場シーンは今のところ全てアニメ化されています。その上原作より前倒しの登場!
……とはいえ、大したシーンではないのでカットする必要がないだけなんですけどね。早く来ないかな大したシーン。
腹ごしらえしつつ作戦会議。アンジェレネには悪いけどここのシーンが今回の最大の肝、あくまで現実的な問題を叩きつける建宮に上条さんが噛みつきます。今議論すべきはアニェーゼを助けたいかどうかだ。お前は助けたくないのか!?
建宮さんの答えはもちろんイエス、むしろ他のメンバーの覚悟の程を試していたのでした。なんてカックイイ男なんだ! 相変わらず思考回路が上条さんに似ている。似ているのは恐らく原作者も意図しない偶然だろうから、似ているからってもう一人の主人公になったりはしません。
救われぬ者に救いの手を。いい言葉だ。この言葉を発した当の神裂火織さんはなかなか出番がもらえませんが。
そして始まるアニェーゼ奪還戦。
以前は敵として対峙した相手を今回助ける事になる……これが禁書目録の醍醐味の一つですね。
法の書編の時、上条さんの言った「俺はアニェーゼが助けてと言ったら、助けに行くぞ」というセリフが思い出されます。
ルチアとアンジェレネを逃がすため女王艦隊に残ったアニェーゼ。そしてそのまま放っておけば、術式の餌食にされてしまう……そんな彼女を、上条さんズが見過ごす訳はありません。
くー燃えるぜ! これがあるから禁書目録は大好きだ。
ダミーを複数用意してチームは見事敵艦隊への侵入に成功。
しかしそうそう上手く進撃は出来ず……立ちはだかるシスターたちはもちろん元アニェーゼ部隊、ルチアの飛ばす檄を聞いたら何だか悲しくなってしまうな。
というかルチアの攻撃は、上条さんが食らった時はめちゃくちゃ痛そうで怖かったんだけど味方にするとすげぇ頼もしいな。一騎当千の戦闘力じゃないか。
そんな中、落ちてくる氷からかつての仲間を守るため、アンジェレネが被弾……とっさに術式で助けようとするが間に合わず、すぐさま体を張って相手を突き飛ばす、という一連のシーンが秀逸すぎて、見入ってしまいました。ルチアの悲痛な叫びで15話は幕引き、盛り上げたところで次回に回すとは焦らしやがるなぁ。
今回のコンテは、二期では最早おなじみとなった二瓶勇一さん。上条さんと氷の鎧の一瞬のバトルや、敵艦隊に乗り上げたあとのスピーディかつ緊張感溢れる戦いが実に見事でした。願わくばもっと五和に時間を割いてほしかったけどあまりにも個人的な願いすぎるのでそれはいいとして。
イタリア編は残り2話かな?
まだまだ物語は加速し始めたばかりなので、もっともっと盛り上がるであろう次回が楽しみでなりません。主に五和の予期せぬ活躍とか出番とか見せ場とかw
らくがき
劇場版なのはとFateを借りた。
見られなかったので超楽しみ。


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