お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! 第3話「ライバル出現!兄妹大ピンチ」 感想!
He is like a hazy moon
見どころ1ポイント
彩葉の接吻を拒否した修輔はえらい! 彼は一線をしっかり守る男だと俺はずっと信じていたぜ。
MVC -Most Valuable Caracter-
いい働きをしすぎていたので奈緒にしよう。エロ本買うのを影から応援している姿には大笑いさせてもらった。
感想
すげぇ今さらなんだけどね、この作品のOP/EDが好きじゃありません。
曲はいいんだ。特にOP曲は、『生徒会役員共』のOP『大和撫子エデュケイション』を彷彿とさせるメロディーライン(実際作曲家が同じ)でとても好みだ。ヘヴィーローテして聞きたい。
しかし映像がねぇ。
俺は大抵のアニメに対して好意的解釈を示す事が出来、いいところを拾い上げて楽しむ事が出来るのだが、それはアニメがある程度の長さを持っているから。
1話も30分弱と、決して短い時間ではないし、TVアニメだとそれが十何話、何十話も続く。そうなると、悪いところもあればいいところもあるが、いいところをすごく見つけやすいのですよね。アニメという媒体はその長さ故に非常に楽しみやすい。
この理論に当てはめると、長期シリーズはこれに当てはまらなくなっちゃいますがそれは別の問題として……
しかし同時に、俺はOP/EDをアニメ作品の一部であると同時に、一つの作品としても見たりします。
そうなるとOP/EDってすげぇ短いので、短編小説を評する時のような気分になるのですね。従って、アニメ作品一つを評する時に比べて、辛口になってしまうのです(逆に褒める場合はアニメ作品の比ではない事も)
多くの場合OP/ED(特にOP)は気合いがものすごく入っていますから、評価しやすいというのもある。
その点この作品のOP/EDは、本当に好きになれないなぁと感じてしまってね。わざわざこうやって書いてしまった次第です。
楽しそうな映像ではあるのだけど、キャラ紹介を上手くやろうとして曲のテンポについていけていない感じを受けた。
ああ、いきなり文句から始めてしまったね。
しかし俺が文句を言う時は絶賛の前兆、つまりまぁ本編はクソ面白かったという事です。
修輔は子どもの頃欲望に従ったせいで軽々しく口約束をしてしまい、彩葉が思いっきりその気になって迫ってくる、という状況に陥ってしまいました。
そして今までの自分を恥じ、エロから完全に切り離してしまったのが前回の話。
ここで彼は、罪を償うつもりでいたのでしょうね。
彩葉の呼び出しに応えてデートに付き合ったのも、彼なりの罪滅ぼしのつもり。
それはそれで男らしい……ように見えなくもないですが、あくまで潔いだけで男とは言えません。
まぁそんな展開なかっただろうが、あのままキスなどしていたら俺は修輔に激しく幻滅するところだった。
ところが彼はそれを拒否した!
奈緒の事を持ち出して「なら後ろめたい事はないじゃない」と迫る彩葉に対して、「それがキスしていい理由にはならない」としっかり自分の気持ちを伝えた修輔は間違いなく男だった。
そう、いくら罪滅ぼしのつもりでも、そこに気持ちのないキスなどあってはなりません。何より彩葉に対してすごく失礼。
……まぁ、彩葉に彼の気持ちは通じなかったようですがw
いんやー、エロマンガやエロアニメやエロゲーが青少年の発育に悪影響を及ぼす、なんて誰が最初に言い出したんでしょうねぇ。
普段そういうものに触れているから犯罪に走る心が抑制されているというのに。
それが真理なら刑事モノやスパイモノ、戦争モノなので殺人が当たり前のように繰り広げられているせいで殺人犯が生まれている、という事にもなってしまうというのに、どこかの自治体が頭の悪い条例作っちゃってねぇ。
図書館戦争始まっちまうよ。
その後彼は、妹にデートの事がバレているんじゃないかと疑心暗鬼になり、また彩葉に全てを知られているという恐怖感に耐えられなくなって、エロに舞い戻っていきました。
うんうん、非常にいい事だ。
AGEに復帰するシーンは感動すらしたよ。面白かった!
らくがき
しかし……自家発電を見られている、というのはものすごく嫌だろうなぁ。
しているところを危うく妹に見られそうになった、という冷や汗モンの経験はした事がある。


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