とある魔術の禁書目録II #18「検体番号(シリアルナンバー)」 感想!
Near miss occured between a hero and a dark hero
見どころ1ポイント
上条当麻とアクセラレータのニアミスがすごすぎる。こんなにもドキドキしちゃうシチュエーションってないよね。
MVC -Most Valuable Caracter-
アクセラレータにしてしまおう。しかし今回はみんながMVCの勢いだよね。
感想
うおおおおお!
会っちゃうの? ねぇ会っちゃうの?
因縁の二人だよね! 上条さんはラストオーダー連れてるし、アクセラレータはインデックス連れてるし、これは邂逅しちゃう流れだよね!?
ああ近づいてる! 二人の距離近づいてる!
インデックスが! ラストオーダーが!
お、俺は今運命の瞬間を目の当たりにしようとしている――!?
……ああ…………ニアミスしちゃった……
みたいな。
いやぁドキドキした。原作既読者だけどすげぇドキドキした。
まぁこの雰囲気だし、アクセラレータも今はだいぶ大人しくなっているからすぐに喧嘩吹っ掛ける事はしないだろうし、会ったところで特に荒事にはならなかっただろうけど、なんか安心してしまうような、でも残念なような。
この二人が邂逅するところを見てみたいよね。この二人が今まで相まみえたのは一度だけ、実験の時のみ。今会ったらどんな事が起こるのだろうね。
以下ちょっと原作ネタバレ含んで語るので白文字、反転表示は自己責任で↓
次の13巻でもこの二人ニアミスするんだよねぇ。電話口で。
その時はアクセラレータが「あれ、この声……?」ってなるんだっけ?
うおーこのシーンも楽しみ!
ついでに、実質13.5巻であるSSでもニアミスしちゃうから、今後はニアミスが連続する事になるんだよね。そして次に会うのは極寒のロシアで……
ロシア編をアニメで見てぇー!
でも四期とかならないと出来ないんだろうなー!
三期やるとしたら……19巻まで?
そんな今回は、前回に引き続き全編コメディ……という訳でもなく、合間合間にはシリアスなお話も挿入されました。
しかしシリアスとはいっても事件が起きる訳ではなく、アクセラレータの内面の話。基本的には平和な日常。
黄泉川の見抜くところでは、アクセラレータはラストオーダーの好意を受け入れてはいるが、自分がラストオーダーに好意を向ける事は拒絶している。つまり好きなのに素直になれないツンデレちゃんなんですね。アクセラレータはすぐにブチ切れる事から、ツンギレと言われる事もあるようです。しかしそう呼ぶとツンとギレで配分がおかしいので正しくはキレデレ……語感わるッ
実は俺「アクセロリータ」という呼称が好きではないのですが、これがあるからなんですね。
アクセラレータがラストオーダーの事を好きなのは誰の目にも明々白々ですが、彼は黄泉川に見抜かれた通り、その事を拒絶しています。自分なんかが好きって感情を抱いちゃいけない、とか考えているのかも知れないし、もしくは好意を向ける事を怖がっているのかも知れない。今まで信用のしの字もない生活をしてきた訳ですから。
俺はアクセラレータが好きなので(もしかしたら上条さん以上に)、彼のそういうところをしっかり認めてやりたいし、また応援してやりたい。
だから、彼の事はロリコンだとは思えません。ラストオーダーがもし普通のミサカ達と同じサイズだったとしても、アクセラレータはラストオーダーの事を好きになっていたと思うから。
でもまぁ、ネタで「アクセロリータ」と呼ぶ事自体は別にいいと思いますけどねw こう呼ばれるのも、アクセラレータがファンに愛されている証拠だろうから。
次回から本格的にシリアス展開に入っていきますが(次回予告で倒れ伏しているアクセラレータ見てマジでびっくりした)、今までみたいな上条さん無双ではなく、アクセラレータの物語も展開していきます。
しばしば禁書目録はダブル主人公モノと言われ(のちにトリプル主人公になりますがそれはまた別の話)、アクセラレータを「ヒーロー」上条さんに対する「ダークヒーロー」とする考え方から、今回のエピソードまで(原作13巻まで)がプロローグであると言われる事もあります。
今後の展開が非常に楽しみだ。アニメはどう描いてくるかな……今回と前回を見る限りすげぇ丁寧進行なので、原作ファンが喉を唸らされる出来になる事だろうと信じています。
ところで御坂シスターズが可愛すぎるんだが俺はどうしたらいい?
前回から御坂パラダイスが始まっていますが、今回も美琴・10032号(御坂妹)・20001号(ラストオーダー)がそれぞれ見せ場を見せてくれてテレビの前のみんなをハァハァさせてくれました。
特に御坂妹はやばかったね!
筆舌に尽くしがたいとはまさにこの事、畳みかける萌えイベントで俺のライフはもうゼロです。
ちなみに前回感想を回ると勘違いしている人が多かったようなので捕捉しておくと、「御坂妹」と呼ばれるのは10032号のみです。他の個体をまとめて呼ぶ場合は「シスターズ」が適切かな。「レディオノイズ」でもいいけどこれは無機質な呼称だからまぁ使わないでよし。
そして今回もラストオーダーの愛らしさが画面を飛び出す勢いでものすごかった。
シナリオ的な可愛さはもちろん、今回は動きから仕草からその魅力が解放されまくっていて、「ええい上条さんそこを代われ!」と何度思った事やら。
今回のコンテは矢島サコ実さん、宮地昌幸さんのペンネームですがこの人のコンテはほんと毎回毎回素晴らしい。『オカルト学院』や『超電磁砲』でもいい映像を届けてくれました。脚本は前回に引き続き水上清資さん、と「レムナント編」以来の超電磁砲スタッフ。レイアウト監修に桜美かつしさんも定番になってきたようなそうでもないような。
ああもう、放っておいたら残りの感想全部「可愛い」で埋まってしまいそうなので科学サイドはここまでにして、ちょろんと挿入された魔術サイドについて少し。
アバンの状況がよく分からないのは仕様です。素直にアークビショップ:ローラ=スチュアートのあられもない姿にハァハァしましょう。ステイルさんお疲れ様です&べりーぐっじょぶ。
イギリス清教ネセサリウスの女子寮パートでは全自動洗濯機(実は学園都市制、だから説明書が日本語だった)をめぐるてんやわんや。
イタリア編のラストでは描写しきれなかった、ルチアやアンジェレネの処遇も補完です。その他元アニェーゼ部隊全員が来ていますが、まぁ当然全員は映らないよね。
とりあえず二期になってからはコメディ&サービス要員になってしまった神裂さんマジごちそうさま。あとオルソラ相変わらず可愛いです。
次回からは本格的に事件に突入するという事で、原作でも人気の高い0930事件がとうとう幕を開けますね。
今回さりげなく立体映像扱いされた風斬さんも重要人物。うおー楽しみだ! 早く来週になれ!
らくがき
R-1初めて見たけど、レベルが低くてがっかりした。
初戦のCOWCOW山田と、二戦目の佐久間はクソ面白かったんだけどなぁ。やっぱピンって難しいね。


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