とある魔術の禁書目録II #21「学習装置(テスタメント)」 感想!
Whole city is field of battle
見どころ1ポイント
ノンストップで走り続ける展開に血もたぎって止まりません。今回はBGMがすごく効果的に使われていたね。
MVC -Most Valuable Caracter-
こう入り乱れると本気で選びづらいな……困った時の上条さん!
感想
「死ぬなよ」
「お互いにな」
うおおおおおおああああああああああ
って叫びたい気持ちを抑えつけようとしたけど無理だった。
これは興奮するわ……いや、展開知ってるけど興奮するわ。少し前にもニアミスした二人だけど、ここでもさらにニアミス!
しかもアクセラレータの方は、「どこかで聞いた事のある声」ってところまで気付いていたよう。ここ気づいていたらどうなってたんだろう、とか考えてしまうけど、この状況だから二人のやる事は変わらなかっただろうね。
という訳で、お互いの進む先が交錯しつつも違う道を通っていく上条さんとアクセラレータ。
アクセラレータは変わらずラストオーダーを追い、上条さんはラストオーダーを追いつつもヒューズ=カザキリの出現によりそれどころではなくなりました。
相変わらず電光石火の勢いでストーリーが進んでいくけど、大事なところを上手く拾っていって面白い構成になっているのがいいです。
カエル医者のかっくいいセリフもしっかり再現。
ちなみにさらっと病院の全員が緊急避難している事が説明されましたが、そうするようにカエル医者に言ったのがアクセラレータだったりします。だから「次あいつらが現れるとしたら……」と言って病院を襲撃しようとして手持無沙汰になっていたハウンドドッグの連中を殺しに行った訳ですねぇ。
ラストオーダーは残念ながら木原にまんまとさらわれてしまいましたが、その木原との会話でアクセラレータはこの件が学園都市上層部の意向である事を突き止めます。
んでもって怒りに駆られたアクセラレータがビルを投げ……ビルは投げるものではありません、みなさんは真似しないようにしましょう。
そして、アクセラレータは見事木原の居場所を突き止め、襲撃をかけるのですが……このシーンがめちゃくちゃ良かった!
原作のシーンをしっかり再現しているところもそうだけど、次々とハウンドドッグを沈めていくアクセラレータが超かっこいい。
特に、ラストオーダーを人質に取ったやつを殴り飛ばしてラストオーダーを見事助けたところは、木原クンじゃないけどマジで痺れたね。作画も非常に良好、次回の木原との決着が楽しみでならない!
上条サイドでも決戦が始まろうとしていますね。
天使の出現により、上条さんはラストオーダーを電話の人に任せる事にしましたが……その天使の中心にいるのが、風斬氷華。
天使といえば、以前サーシャがエンゼルフォール事件で天使化していましたね。上条さんは一度それを見ているので、今回出現したものがマジでやばいものだと分かった訳です。
天使は人間の完全な上位存在、基本的に人間は何も出来ません。
その天使も、科学側が強引に作り出したものなので、インデックスにもどうやって作っているのか分からない……木原にもまったく分かっていなかったので、学園都市の技術の中でもブラックボックス中のブラックボックス、って感じだけど、効果は「効果範囲内で魔術を使ったら暴走自爆する」というもの。
今回インデックスが「天罰」であると見抜いた通り、ヴェントは常に魔術を行使している状態なので、上条さんとの戦闘中にいきなり吐血したのですね。
ヴェントってマジであまり強くなさそうに見えてるけど、この天罰術式があるからものすごい脅威です。
上条さんは右手の効果で魔術を受けませんが、例えばアクセラレータだったらあっさり昏倒しているでしょうね。たぶんインデックスも、ヴェントの存在を認識したら昏倒すると思う。
という訳で上条さんは友達を助けるために騒乱の中心へ。
変わり果てた姿の風斬と、ヴェントが到着したところで次回へ。
というか美琴ですよ美琴!
レールガンぶっ放したカット、あれ間違いなく『とある科学の超電磁砲』第1話のレールガンのカットですよね?
クソ痺れるカットなので嬉しいのだけど、その前にビックリしたw
間違いなく作画の再利用だろうけど、今回のコンテってまさか長井さん? と思ってね。彼は超電磁砲の最終回でOPのカットを再利用する演出を手掛けていたので、もしやと思ったのですが、福田道生さんでした。というか四月からの作品で監督やってるからさすがに1話まるまるのコンテはやる暇ないか。EDは作ってるけど。
美琴といえばもう一つ、上条さんからの電話に応対しているところのカットが素晴らしすぎたね。
マンホールの穴の下から見上げるカット……こういう、原作では表現のしようのないフェティシズムを入れる事が出来るからアニメってやっぱり素晴らしい。もしかしたら穴があいちゃうくらい見てしまったよ。
濃縮のぎゅうぎゅうだったので、こんなんでは語り切れないくらい今回も楽しかったのだけど、この辺で終わる事にします。
次回はクライマックスですね。面白すぎるぜ0930!
……おや?
そういえば次回は22話ですが、そうなると23話と24話は……あれをやる訳か。
賛否両論出そうな構成だけど、俺は大好きだぜこういう姿勢。
一期の最後も二期やる気満々すぎる伏線が大量だったのだけど、二期の最後も三期やる気満々なラストになりそうだ。俺の五和ちゃんと滝壺ちゃんが活躍するであろう三期が待ち遠しい。
三期やるとしたら、22巻までいくのかな?
らくがき
『新約とある魔術の禁書目録』が楽しみすぎる


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