とある魔術の禁書目録II #23「開戦前」 感想!
A boy started a new life, the world changed to the new phase
見どころ1ポイント
アクセラレータの堕ちた闇と、上条さんが帰った日常。さりげなく対比になっていたんだね。
MVC -Most Valuable Caracter-
各方面で大活躍の土御門にしよう。またの名を便利屋(作者的に)とも言うけどな(オイ
感想
戦争が始まろうとしている……という事で、上条さんのクラスは不思議な流れですき焼きパーティに行く事に。
「戦争の影響で肉も野菜も値段が上がる」とは、なんだか今日本が直面している事態に似ていてなんだか落ち着かない気持ちになります。卵が1日で50円も値上がりって……
「戦争」という言葉があまりにも唐突すぎてちょっと入り込めないところがありますね。でも物語の流れをよく見てみれば分かります。
今回後方のアックアが電話で左方のテッラと話していたように、ローマ正教のトップ……であるはずのローマ教皇より偉いっぽい「神の右席」が学園都市を落とす事を考えています。
実際、前方のヴェントが学園都市を襲撃し、天罰術式によって半壊滅にまで追い込みました。
学園都市はこれらの脅威に対して当然応戦する訳ですから、これは間違いなく戦争。「日本とイタリアの」ではなく「学園都市とローマ正教の」という勢力図になっているのが禁書らしいというか、フィクションらしいというか。なんかもう学園都市って日本の中にいて日本じゃないよね。将来ヴァチカンみたいな事になったりするんじゃないかしら。
というかテッラがほうちゅうさんだー!
面白いぐらいピッタリすぎるー!
今回は声のみの出演、次回は最終回ですが二期の間に顔出しはしなさそうですねぇ。ほらあれです、PVに出てきた緑色の……なんかちょっとキモいやつ。
それに比べて俺達のアックアさんはなんて渋かっこいいんだ……と惚れ惚れしそうですが彼はまだ物語的にただの闖入者、今回はアクセラレータに注目するべきでしょうかね。
小萌先生のセリフにより結標あわきんが小萌先生のお家に居候しているというビックリ情報が入ってきましたが、その後の黄泉川のセリフによりアクセラレータが黄泉川の家を出た事が発覚。
何をしているのかというと、完全に闇に落ちてしまったようです。
彼が配属されたのは「グループ」という面白味も何もない名前の組織、下部組織が(たぶん)いっぱいくっついていますが「グループ」所属のメンバーはたった4人。アクセラレータに結標淡希、海原光貴(エツァリ)とそれから土御門元春……という珍妙なメンバーですがそういやOPにいますねこの4人。
あわきんが再び出てきておパゲさんあたりが喜んでいそうだ。
ラストオーダーの出番がなくてヨークさん残念といったところですが次の事件が始まります。ヴェントの襲来や木原の襲撃、それに戦争が今から始まるとされている中内部の不穏分子の排除とはなんともスケールに欠ける展開ですが、原作ファンなら分かる「なるほどこうやって三期に上手くつなげるのだな」と。
時に禁書目録は「13巻(0930事件)までがプロローグ」と言われる事がありますが、その考えでいくと今起こっている事件が物語のターニングポイントになるのですねぇ。
次回予告を見ると、美琴の母・美鈴も出てきて少し賑やかな事になりそう?
知らない顔も出ています。アニメ初出演が鼻血ブーとはなんとも彼らしい……なんて俺は思ってしまう訳ですが、そういえば原作禁書目録最新刊『新約 とある魔術の禁書目録』のラストはすごかったね!
というか禁書目録の二期も次回で終わってしまうのですね……なんだかまったく最終回っぽくない流れだけどそんなの一期もそんな感じだったし、そう遠くないうちにまた上条さんやアクセラレータに会える日が来るでしょう。
その前に最終回を存分に楽しみたい。割と地味な話だったと記憶しているけど何気に俺は禁書目録全エピソードの中でもそこそこ好きなんだ。
らくがき
割れた茶碗で指切って(というかえぐって)痛い、そして傷がふさがったところで空手の稽古中に道着に擦って傷口開いてマジ痛い、というか肉がぺろんってめくれているんだけどこれ放っておいても治るのかね?


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