とある魔術の禁書目録II #24(最終回)「武装集団(スキルアウト)」 感想!
Death of a boy accelerate the story
見どころ1ポイント
上条さん vs 浜面かな。ここの掛け合いがものすごく好きな上に、頭突きから掌底の流れがかっこよすぎた。
MVC -Most Valuable Caracter-
み……御坂美鈴?w
MVC of the Series
上条さん! なんて言ったらありきたりですかね。二期はアクセラレータとするべきでしょう。
上条さんに吹っ飛ばされてからここにきて、第二の主人公として躍進してきました。禁書目録は、上条さんが成長しないので代わりにアクセラレータがどんどん成長していきます。
感想
浜面のCVが日野さん……どこの亜城木さんですか(オイ
というか、日野さんの声はちょっとイケメンすぎないか?w
ついでに浜面の顔が原作よりイケメンになっているという。上条さんも原作よりガタいし、アニメ版は変な美化が多いですね。
さぁ、まったくもって最終回らしくない最終回でございますね!
一期もこんな感じだったけど、二期はさらに「普通に来週から続きやりそう感」がすごい。次のエピソードは俺の嫁(死語)が大活躍なので実に楽しみなのだけど来週やらないの?
まぁそんな訳で、感想に行く前に三期フラグをまとめてみましょうか。
一期の頃も二期フラグをまとめたのでね。
そういえば発表はなかったね。超電磁砲二期でも大歓喜だったのだけど、まだ発表出来るスケジュールではないのか、もしくはまさかの企画が立ち上がっていないとか。
三期フラグ
・アクセラレータや土御門らが上への反逆のため手を組んだ(誰がどう見てもフラグですね)
・いいタイミングでラストオーダーが目覚めた(寝顔が超綺麗だった)
・ここに来てどうでも良さそうな雑魚キャラに名前が(浜面仕上……酷い名前だ)
・上条さんの英語勉強する発言でうやむやになったが、上条さんが今後の戦いに対して決意を固めた(土御門さんマジ頑張れ)
・駒場利徳のケータイの待ち受け画面にいた少女(四期?)
・まったく戦わないくせに神裂さんの出番が多い(僕はねーちんの冬スタイルが好きです)
・後方のアックアが出てきた、というか「神の右席」があと3人残ってる(ついでにサーシャがフラグの立て逃げをしている)
・風斬がまた登場した(ゲーム版の風斬超強い)
・俺の五和がまだちゃんと活躍してない(CVの茅野愛衣さんはモブで大活躍)
・ステイルの出番がない(干されたのではない、多分)
・美琴が可愛い(もはやレベル6)
いやー楽しみですねー、三期。
でも僕らがこう言えば言うほどスタッフは恐らくプレッシャーなんでしょうね。でも視聴者の期待に応えるのが制作者の仕事なので、「楽しかった」の声を励みに頑張ってください。
という訳でマジで楽しかった最終回、とりあえず言いたいのが上条さんとアクセラレータまたニアミスしたぁぁぁぁぁ!!
ニアミスというか、アクセラレータの方は気づいたぁぁぁぁぁ!!
そして個人的な怒りがふつふつと湧いてくるけどやるべき事を優先するちょっと成長したアクセラレータが素敵。
上条さんの方が気づいていたらどうなってただろう……上条さんはアクセラレータが変化していっている事を知らないから、まぁギョッとするだろうね。
とにかく、あの一瞬で一気に興奮が爆発してしまった訳だ。
いやー、禁書目録は本当、こういう展開が上手い。上手に視聴者(読者)を焦らしてくれやがる。僕はあまり焦らしプレイは好きじゃないけどね、それでもこうやってくすぐられると「上条さんとアクセラレータが再会するとどうなるんだろー!」って考えちゃうよね。
ここで今回の事件を整理してみましょうか。
アクセラレータら「グループ」にはスキルアウトの計画の阻止、駒場利徳の抹殺が命じられました。
いろいろあってその任務は成功、駒場は死んでしまう事になります。特定の個人が死亡する辺り、アクセラレータルートの非情さが目につきますね。上条ルートだとこういう事は起きない。
んでもって別問題として、学園都市の学生の保護者らが回収運動を始めている訳です。危ないところに子どもを置いてはおけないですもんね。まぁ、学園都市の科学技術をもってすれば学園都市の中が一番安全っぽいですけどね。
その筆頭のような位置にいるのが御坂美鈴、その美鈴が学園都市に来ているので消してしまおう……と。学生を連れ帰られるといろいろ困るから。
学園都市の上層部は最初御坂美鈴抹殺をスキルアウトに命じましたが、スキルアウトは使えないってんでアクセラレータに打診する事に。最初から使えない事なんて分かっていたはずなので、浜面が想像したように邪魔なスキルアウトを一掃する作戦でもあったのでしょうね。
駒場が生きていれば、恐らくこの依頼は受けなかったでしょう。駒場はチラリと言っていましたが、無能力者を狩って遊ぶ能力者に対して報復を考えていた。
だけど彼が死んでスキルアウトも混乱しており、学園都市の依頼に乗った、という経緯でしょう。
そして、御坂美鈴救出のために上条さんとアクセラレータが奔走する……と。
お互いに知らず知らず、彼らは共闘していた事になりますね。アクセラレータは上条さんの事をスキルアウトの一員だと勘違いして発砲してましたが。
まぁ遠かったからね、仕方ないよね。
スケールで見れば実に最終回らしくない感じですが、上条さんとアクセラレータが同時に動いているので、まぁまぁ相応しいのではないでしょうか。
というか上条さん vs 浜面が本当によかった。
バトルも最高だったけど、上条さんの言葉が身に染みるね……僕はここの掛け合いがシリーズの中でもかなり好きなのです。
レベル0だからって武装して暴れて、そういうお前達が一番レベル0を馬鹿にしている……
最後はやっぱり噛みつきエンドでしたね。二期はインデックスのターン! かと思いきや後半はそうでもなかった感じでしたが、これがないと終われないというか。
ああ、楽しかった。二期も最高でした。
総評
何も考えずに書くと大変な長さになりそうなので、コンパクトにまとめて書く事にします。
第1話が闇咲さんの事件で始まり、「おっ、これは!」と思ったものです。
アニメ一期で残念だったところは脚本構成であり、原作の悪いところをそのままアニメにも持ってきてしまった感があったのですが、二期の第1話ではそれが改善されている予感がしました。
まぁでも、そういう事はなかったw
相変わらず原作の悪いところ、というかアニメ的に表現しにくいところをわざわざそのままやってくるところもあって、その点は残念です。まぁそれでも一期の時よりはいいけどね。
特にセリフ。小説だと地の文で説明出来るからいいけど、アニメはそうもいかないので、原作のセリフをそのまま持ってくると非常に分かりづらいのですよね。二期の分かりづらさの半分はこれのせいだと思う。
とはいえアニメーションに込められた熱いものは一期の頃から変わらず、いやむしろ進化していて、これに関してはもう最高の一言だった!
二期も数多くのバトルがありましたが、かっこいいバトルがいっぱいあってやばいです。
あとはコメディパートでしょうね。
これに関して禁書目録は不動の面白さを持っていると言えるでしょう。狙ったお色気もいっぱいあったけど、キャラの魅力を十分に活かし、またさらに魅力的なものにするコメディパートは本筋のシリアスパートを下から支える重要な役割を果たしていました。
特にミサカパラダイスのところはすごかった。美琴はここで本当の可愛さを発揮したと思う。
でも美琴は三期で真の可愛さを発揮するので、それも合わせてすごく楽しみ。
やはりアニメっていいね。
好きな物語をアニメでまた見られるってものすごい幸せだと思う。制作者の方々にはもう感謝してもしきれないくらい感謝してます。
マジでコンパクトにまとめてしまったけど、二期もすごく面白かったです。願わくば三期がありますよう。
らくがき
ついでに『新約』2巻もすごく楽しみ。


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