カッコ悪い「He saved her」
一文字感想
想
MVC -Most Valuable Character-
ジンタンしかいないでしょう。いやぁ最低にカッコ悪くて最高にカッコよかった。
感想
大好きだからこそ、覚えていて欲しい。想うからこそ、忘れて欲しい。自分の中で整理がついていないのはメンマも同じのようです。
そんな訳で、「帰るの?気をつけて。この辺近頃変な奴出るし」と自尊心のバランス取るのに必死なユキアツさん、な第6話。
彼のジンタンへの憤りは、よくよく聞いてみればまっとうなもの。ジンタンはどうユキアツと和解するのでしょうね。
今回のメインイベントは二つ。
一つは、ジンタン学校へ行ってアナルを助ける!
今見えているメンマの事から逃げずにしっかり考えなきゃ、と真剣になったジンタンがとりあえず出した答えは「学校へ行く」。
まぁ普通に考えたらメンマのお願いがそれである訳ないし、ジンタンもそんな事分かっているとは思うけど、それでも何か前に進む努力をしたかったのでしょう。割とあっさり決断しましたが、この決心はしっかり伝わります。
いざ学校へ行ってみると、好奇心の目にさらされる覚悟でいたはずなのに話題はアナルに取られてしまっていました。ラブホにいたところPTAに見られるとかそれなんてドラマ?
いやぁしかし、ものの見事にブラフを置いていきましたねぇ『あのはな』。何の疑いもなく「いじめ」が起こると思っていたのに(だって次回予告で「死ね」って文字出てたし)、別にそんな事はまったくなく、むしろギャル二人も今回ばかりはアナルに悪い感情など一切なし。
いやむしろ、彼女らとしては前回の時点から悪意なんてないんでしょうね、たぶん。
すげぇ印象悪く描かれているけど、言葉一つひとつをよく思い返してみると、アナルの事を普通に友達だと思っているように見える。
「友達やめようかと思ってたんだよね~」ではなく、その前の「ナルコが来てくれてよかったよ~」の方が本音に近いのでしょう。……たぶん。
そして、好奇の目に耐えられずノートに殴り書きをするアナルを見たジンタンが一念発起!
立ち上がって、英国王のスピーチもびっくりな大根演説を繰り広げます。いやぁカッコ悪いカッコ悪い。
しかし、カッコいいですね。友達のために己に発破をかけ、戦ったジンタンの雄姿はアナルの脳裏に一生焼き付いているでしょう。
二つ目のメインイベントは、メンマの実家訪問。
サブタイ的にむしろこっちが大事。
僕は「あにめっき」というブログさんのところで、一度メンマの正体について持論を披露した事があるのですが、その持論がいよいよもって確信に近づいてきました。
それは、メンマは幽霊ではなく、生身の生きた人間なのではないか、という仮説。
メンマが幽霊、もしくはジンタンの幻覚だとすると説明のつかない事が多すぎるのですよね。しかし生身の人間であるとすると、「ジンタン以外の人に見えない」「影がない」以外の疑問が全て説明出来てしまうのです。
まぁこの仮説自体はそんなに大事じゃありません。大切なのはジンタンのリアクション。
ジンタンはメンマの家に行く事も、仏壇の前に座る事にも怯えていました。それは、目の前にいるメンマがあまりに人間らしすぎるから。
死んでいる気がしないんでしょうね。生きている人間に線香をあげるなんて気持ち悪い感覚があるでしょう。
お母さんとしては、かつての芽衣子の友達が遊びにきてくれて普通にマジで嬉しかったでしょうね。ジンタンは「俺達の顔を見ても……」と心配していましたが、それは杞憂のようです。
しかしメンマにとっては杞憂ではなかった訳で。
お母さんの意味深げなリアクションは、あれは娘の事をまた思い出した、という事なのかな?
メンマがジンタンに吐き出した気持ちは紛れもなく本物で、思わずつられて泣きそうになりましたよ。なんて優しい子なんだ……!
メンマの気持ちの救済も待たれるところです。
ところで今回もアナルがちょべりば可愛い。
ジンタンと同じく「あれ、家に帰ったんじゃねぇの?」という疑問がわきましたがそんなのどうでもいい。秘密基地secret baseでは完全部屋着スタイルなアナルが可愛すぎます。秘密基地を第二の家のように思っているのでしょうね。
つぶやき
早起きは三文の徳……しかしお腹が空く。


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