花咲くいろは 第十四話「これが私の生きる道」 感想!
本当にびっくりするほど、ろん……ロン・ウィーズリー!(滑
一文字感想
恥
MVC -Most Valuable Character-
まぁ妥当に、結名さんかなぁと。彼女の生き方好きです。
感想
恥ずかしい事象のオンパレードでした。諦めない恋する男子はクラスの面前で告白するという超恥ずかしい事をするし、番頭さんはその仕事ぶりが恥ずかしいし、バイト生も途中離脱は恥ずかしい行為だし、何より我らが主人公は今日も見ているだけで恥ずかしい。
そんな訳で、花咲くいろは後半戦スタートの第14話。
舞台は修学旅行であります。追いまわしと仲居が二人もいなくて喜翆荘は大丈夫なん? という心配がわいてこないのは逆に問題ですね。平日だろうから、花板と板前と仲居一人と女将で回せちゃうのでしょう。
今回はなんとまぁ、分かりやすく喜翆荘とは真逆の旅館を描写してくれましたね。
規模は圧倒的に大だが、人件費削減のために大型の機械を導入して仲居はバイト、番頭さんは客に聞こえる位置で怒鳴り散らす……。
規模はちっちゃいけど、意識のある仲居たちが細やかなおもてなしを提供し、お客様には快適な時間をすごしてもらえるよう配慮している喜翆荘とはえらい違いです。あまりにもあざとすぎる描写ではありますが、実際に喜翆荘は素晴らしい旅館であると言えるので、この描写には説得力があります。
このような描写はいくつかありましたが、僕が特に印象に残ったのはスリッパを並べるところですかね。乱雑に置かれたスリッパを見て、まるで流れ作業のようにちゃちゃっと並べた緒花となこちが素晴らしい。ここはアニメーションにもグッとくるところがあって、緒花は歩きながらその流れで自然に、なこちはそれに気付いて走り寄って並べていましたね。「職業病だなw」と笑いながらも、彼女達の意識の高さに感心してしまう動きです。
今回のコンテは入江泰浩さん、最近だとハガレンが有名ですね。花いろはいろんなスタッフが顔を出していて面白いです。
まぁまさかこの旅館の格を落とすような描写をしたまま終わるとは思えないので、これを受けての次回があるのでしょうね。また緒花ちゃんが恥ずかしい活躍をしてくれるのでしょうか。例えば、急にボイコットしたバイトの代わりに仲居の仕事を引き受ける……とか。なさそうでありそうな、でもなさそうな。
そして今回の主役とも言えるのが、和倉結名ですね。
今までずっとのらりくらりとした態度で彼女の真意が見えなかったところですが、真意が見えていなかったのではなく、真意がなかったのですね。
彼女が以前言っていた通り、自分が「ふくや」を継ぐのかどうかなんて、本当によく分かっていなかったのでしょう。しかし今回、緒花やみんちの職業意識、そして洋輔くん含むスタッフの惨状を見て、自分の考えが確固たるものになった……と。
やりたい事がいっぱいあって、その中で一番好きな事を仕事にする。その中に旅館の仕事は含まれていない。
真っ直ぐで思い切っていて、素敵な生き方です。すごく憧れる生き方。洋輔くんにきっぱりそう言った時の結名さんは輝いていた!
そういや前半は海イベントでしたね。
みんちを海に投げ入れて緒花も一緒に落ちてしまうところでハルヒを思い出した人はそこそこいるに違いない。ついでに緒花らしすぎて吹いてしまいました。
しかしまぁみんな気合い入れた水着を着るもんですなぁ。僕の場合は中学も高校も修学旅行は冬だったから、同級生女子の水着なんて小学校以来見た事がありません。授業でも男女別でした。そんな話はどうでもいい? それはそうです。
海では、男子から女子への告白がなんと二件も起きるという。なんという青春!しかもみんちの方は公衆の面前で!キャー!
まったくもって恥ずかしい限りですが、みんちに再アタックした男子の心意気は見上げたものですね。
話の脈絡全然ないですが、みんちは今回も可愛かった。すっかり緒花とも仲良くなっちゃってもー。
ああそうそう、OP/EDが変更になりましたね!
OPは、映像のコンセプトは前のやつとそう変わらない感じですが、やはり安藤監督のコンテは疾走感がやばいです。あと最後のカットがかっこよすぎ。
つぶやき
マルモが最終回でしたね。録画してまだ見てないけど。
愛菜ちゃんと福くんが可愛いだけじゃない、脚本がやたらすごいドラマですねマルモは。


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