丘の上のプール。
一文字感想
親
MVC -Most Valuable Character-
何がなんだか分からないが、若旦那にしよう。
感想
親子はいいものですね。この作品はたびたび親子というものがクローズアップされますが、そこに今回は四十万の男もプラス。
そんな訳で、そろそろ急展開を待ちかまえるべきか花咲くいろは第17話。
女将さんが優しいとなんだかほっこりしますが、同時に嫌な予感もひしひしとする訳で。
女将が「今は母さんでいいよ」と言うシーンはいいですね。いつもは「女将」と「若旦那」の関係を徹底させているのですが、この時ばかりは親子でいる事を許す。
いや、女将の方が、親子でいたかったのかも知れません。
最近は「母さん」と言って注意される事もなくなり、「母さんでいいよ」と言われた後もしっかりと自分の意見を言えるようになっている若旦那ですが、やはりまだ不器用ですね。
しかし不器用ながら、「その話は後で聞くよ」と言われ、母さんの言わんとしている事が分かった。
それから流れる親子の空間は、見ていてとてもほんわかしました。
女将も親なんだなぁ、と。若旦那も子どもなんだなぁ、と。
しかしやっぱりこれは、「らしくない」とも言える訳で。
こんな事考えたくはないですが、女将は死期を悟っていたりはしませんよね?
「たまには親らしい事をしてみようかね」と子どもの尻拭いを行い、皐月に「継いでみないか?」と言ってみたり。
それに今回のノータッチに関しても、若旦那にトップを任せられるよう経験を積ませた、という見方も出来る。皐月に宣言していましたしね、「縁に継がせる」って。
以前倒れた事があるだけに、心配してしまいます。
杞憂に終わればいいですが、そろそろ終盤。『花咲くいろは』はそこそこ起伏のあるストーリーをしているので、終盤となれば当然何か仕掛けてくるでしょう。
女将の一連の優しい行動が伏線となっていなければよいのですが。ブラフであってくれぇ。
しかし花いろは、時々こういうすげぇ回を挟んできますね。
すげぇというのは、単に面白いという事じゃなくて、他にはない独自の雰囲気がこれでもかと充満している感じ。第10話でしたっけ、緒花が風邪引いた回、あの辺もそうでした。
状況描写が極力抑えられ、抽象的な場面が増える。時系列もころころ入れ替わり、キャラのセリフはビシッと決めるものではなくて余韻を残す感じのもの。BGMを極端に抑え、SEによる雰囲気作りを徹底する。
最大の特徴は、山を作らないところでしょうか。
全てが抽象的で、輪郭がよく見えなくて、でもしっかりまぶたに焼き付いてくる不思議な感覚。
他のアニメでこういう気分を味わった事は、僕は一度もありません。
近いのは、同じピーエー制作の『true tears』くらいでしょうか。今回の脚本・コンテは、『true tears』で監督を務めた西村純二さん。
第10話も西村さん脚本でした。この人すげぇな。ぬらひょんは降りちゃったけど。
あと、やっぱりみんちは可愛い。
若旦那と崇子さんのラヴロマンスを見て「オオー」な緒花となこちを尻目にジト目なみんちがよすぎます。お前さんも十分なオトメのくせに、「見てらんねぇ」って顔してんじゃないよこのおませさん!
そして徹さんが空気読めないのは十二分に理解しているようです。辛いよねぇ、空気読めない人を好きになってしまった女の子は。
次回はなこち大活躍になりそうですね。ひたすら「泳ぐのが大好き」をアピールしまくる描写が続いていたなこち、その本領発揮といくか。
あれ、人魚姫? 河童じゃねぇの?(マテコラ
そういや、前回緒花となこちは箒にまたがって結局何してたんだろう。今回判明するものかと思ったけど、ただ単に遊んでただけ?w
アホの子っぽく描いておけばオタクが反応してくれるとか思ったら大間違いだぞ!
しっかり反応するけどな! 緒花ちゃんなこちマジ可愛すぎて爆発してしまうかと思った!
つぶやき
明日火曜のプレゼンの準備が進まない。


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映画を受けるなって言われましたが…。
スイさんは今回の件は縁に任せていると。
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▼ 花咲くいろは 第17話「プール・オン・ザ・ヒル」
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まあ、それ...
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ただ、タイトルに“プール”がついているのでそちらも気になるところ…
追い詰めるオハナ、追い詰められるユイナ。
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まあでも、窓...
花咲くいろは 第17話 「プール・オン・ザ・ヒル」
パン!パン!パン!
……///
なんか最近recogさんのゲーム実況見てるからか、ネタが↓の方に行ってしまう…orz
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#17 プール・オン・ザ・ヒル
391 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2011/07/24(日) 22:28:00.89 ID:RojQ/zMn0
え、オチこれだけ?
373 名前:風の谷の...
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本文はメインブログ(しるばにあの日誌)にて↓
http://yasu92349.at.webry.info/201107/article_21.html
注意事項
こちらからはメインブログでTBをお送りし...
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君の無表情な呆れ顔は、間違いなく最強である。
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