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Fate/Zero

Fate/Zero 第九話「主と従者」 感想!

主従関係の二つの形。

 
 
登場人物
酒原(さけはら): 誤植から生まれた謎の生物。主にツッコミ役を担当する。どこかのあとがきに生息するアイツに似ているとの噂だが気のせいである。「パクリじゃなくてオマージュだよ!(本人談)」
神酒原(みきはら): このブログの書き手。ポケモン初代は圧倒的にフシギダネばかり使っていたが(まぁみんなそうだと思う)、第二世代ではヒノアラシを好んでいた。単純に可愛いから・バクフーン超かっこいいからであるが、初ボスのハヤテにはいつも苦戦していた。すなかけ凶悪すぎるわ。



神酒原 「今回は時間がないため、簡易版でお届けします」
  酒原 「手抜き版の間違いだろ?」
神酒原 「ちょっ、酷いお前! というか今回はマジでお前の軽口に付き合ってる暇ないの!」
  酒原 「ふむ、まぁしょうがない。では早速感想を言え。ほら早く。なんだ、ないのか?」
神酒原 「…………。今回はサブタイ通り、主と従者について二つの形を見せてくれたね。すげぇ面白かった。いつもは映像的に大興奮だけど、今回は脚本的に大興奮だ」
  酒原 「ランサーの騎士ぶりは筋金入りだったな」
神酒原 「生前は姫との色恋に走ってしまって、結果忠義を果たす事が出来なかった。サーヴァントとして再びゲンカイ出来た今、今度こそ忠義に生きる……。やばい。ランサー好きすぎる」
  酒原 「しかしソラウに乗せられてしまったぞ」
神酒原 「あれは仕方ない。ああ言われてはランサーは従うだろうさ。ソラウの口車が上手かった」
  酒原 「ケイネスは戦線離脱かー」
神酒原 「まだ分からんぞ。……まぁ、ランサーが長くかっこよく描かれてくれれば僕はなんだっていいけどね」
  酒原 「では、もう片方のペアに行こうか。お前はウェイバー・ライダーペアが一番好きなんだったな?」
神酒原 「ああ。こちらは主従関係というか、なんか友達同士みたいだけど、我は王だぞ!的な事を言いつつもしっかりサーヴァントとしての誇りまで持っているライダーが男前すぎてもう掘られてもいい」
  酒原 「ついに目覚めたか」
神酒原 「すまないがスルーする。あれだけ誇り高い王がサーヴァント、しもべとしての矜持を持っているという事は、ウェイバーの事をしっかり認めているという事だよね。その関係がすごく気持ちいい。ついでにキャスターの根城でのライダーもかっこよすぎてチビる。切嗣・セイバーペアも頑張ってほしいところだね」
  酒原 「セイバーも王だが、同時に騎士だから、忠義の心はランサーと同じのはずだけどね。今のところ王でもない、騎士でもない感じに中途半端になってしまってる」
神酒原 「完全に相性が悪いんだろうね。しかし主人公ペアなので(たぶん)、どうにか改善されてほしいところ」
  酒原 「たぶん?」
神酒原 「いや、フェイトゼロってなんかみんな主人公に見える」
  酒原 「なるほど」
神酒原 「では、そろそろ記事を終わろう。うわっ、マジで短い……」
  酒原 「お前が最初に自分で言ったんじゃないか」
神酒原 「フェイトの聖杯戦争ってポケモンに似てるよね」
  酒原 「最後のセリフそれかよ」
神酒原 「誰かの受け売りだ」
  酒原 「より悪いわ」
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2 Comments
ひろ ""
遅ればせながら書き込んでみますw

>ランサーの騎士ぶりは筋金入り
一瞬どこの大河ドラマかと思ったw
若き騎士と姫の逃亡劇…その当事者こそが、あのランサー・ディルムッドなのでした。
ご存知かもしれませんが、あの後彼は主君と狩りに出かけた先で猪に襲われ、瀕死の重傷を負います。主君は回復に長けた水の魔術の使い手だっただけに、その気になれば簡単にディルムッドの命を救うことができました。しかし、妻を寝取られたことを恨んでいた彼は、ディルムッドの目の前で2度も、わざと回復薬を零しました。彼が3度目に回復薬を持ってきた時にはもう、ディルムッドは事切れていたそうです。
今回なぜかカットされたので一応。あの機会を逃したら、おそらく語られないと思うので。

…そういえば、あの後、先週話した綺礼と舞弥の戦闘をもう一度見ました。

綺礼は肘打ち(中国拳法では六大開・頂肘という大技です)を撃つ瞬間に、左の足首で舞弥の右足をロックしていますね(画面には足首は映っていませんが)。これは中国拳法ではよくあるテクニックで、相手を組み伏せたり、吹き飛ばさずに連続で攻撃するのに用いられます。次の瞬間には体をひねって地面に組み伏せていますし。

おそらく綺礼は、飛び道具を持つ舞弥を無力化する際に、自らに有利な接近戦を選択できるポジションに固定する狙いがあったのでしょう。彼の僧衣はケブラー製(防弾チョッキなどに使われるアレです)ですが、頭は無防備ですしね。

つまり、あの戦闘にはおかしいシーンはなかったのかな…と思います。流派ごとの戦闘方法はさておき。

>フェイトの聖杯戦争ってポケモンに似てるよね
半分賛成ですが…聖杯戦争とポケモンバトルには、決定的な違いがあります。

英霊も、元は一人の人間であったこと。
マスターを守るサーヴァントはたった一人で、替えは効かないこと。

そして…
戦いに負けた者は、容赦なく命を散らすこと。
サーヴァントも、マスターも、周囲にいる者達も、限りなく等しく、平等に。
2011.12.03 23:01 | URL | #- [edit]
神酒原(みきはら) ">ひろさん"
まだだ! 次の話数が放送されてなければセーフだ!

>今回なぜかカットされたので一応。
なるほど、細かい経緯はそういう事でしたか。今回は原作の大部分がカットされたという事を聞いていますが、ひろさんの説明を聞いて、逆にアニメスタッフのまとめの上手さを実感しましたw
あの短い描写だけでも、「ディルムッドが任務中何かしらで倒れ、主君がわざと助けなかったため、事切れてしまった」という事は伝わっていたので。アニメで全てを描写するなんて不可能ですから、取捨選択が必要であり、たぶんこのシーンは取捨選択が上手かったのだと思います。

>(中国拳法では六大開・頂肘という大技です)
見ながら絶対大技だと思ってたw 誰にでも出来る簡単な横振りじゃなくて縦に打ち上げてますもんね。

>左の足首で舞弥の右足をロックしていますね
おお、なるほど! それは気がつかなかった。
しかしなるほど、そうなると、さらにこのシーンの評価を上げねばなりませんね。どういう動きだったか詳しい動作は分かりませんが、近接戦の時に相手の足をロックする技は空手にも存在します。やり方は違うかも知れませんが。そもそも空手でも流派が違えばだいぶ変わるという。

>自らに有利な接近戦を選択できるポジションに固定する狙いがあったのでしょう。
大丈夫、これはちゃんと気付いてましたよw
見た時は漠然と、「銃弾を弾く系の魔術使ってんのかな」と思っていましたが。綺礼って魔術使えないんだったかな。

>つまり、あの戦闘にはおかしいシーンはなかったのかな…と思います。
いや、でもナイフの行方はやはり気を付けるべきw
ひろさんと話していてさらに一つ気付いたのですが、弾いたナイフが都合よくどこかへ飛んでいってくれるのもあり得ない事です。上に腕を打ち上げて攻撃したら手放したナイフが首をサックリいかないとも限らない。服で頭を守っていたところを見ると、さすがに生身の肌に銃弾や刃物は効くようですから。
もちろん、舞弥がナイフを最初から持っていなかった場合、もしくは逆の手に持っていた場合は100点満点すぎるので、僕の好感度はまったく下がりませんよ。というか、作画作業はヘッドの演出家とボトムのアニメーターの距離が遠いので100%のアクションが作れる事自体そんなに期待するものではない。京アニくらいです。みんな社員で作っちゃうから。

>半分賛成ですが…聖杯戦争とポケモンバトルには、決定的な違いがあります。
ま、半分以上冗談で言ってはいますけどねw
似ているのは「マスターが対象を使役する」ところくらいですよね。こちらの力量によって対象が言う事聞いてくれたり聞いてくれなかったり。
まさしくおっしゃる通りです。しかし子ども向けに作られたエンタテインメントと大人向けに作られたエロゲのスピンオフをそう比べるものでもないw
2011.12.04 00:33 | URL | #- [edit]
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■Fate/Zero【第九話】主と従者 -125:54:37
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