ギルティクラウン phase11「共鳴 resonance」 感想!
この展開を待っていた!
登場人物
酒原(さけはら): 誤植から生まれた謎の生物。主にツッコミ役を担当する。どこかのあとがきに生息するアイツに似ているとの噂だが気のせいである。「パクリじゃなくてオマージュだよ!(本人談)」
神酒原(みきはら): このブログの書き手。今のパソコンはそろそろ四年経つが、もうHDが摩耗しきってときどき動かなくなる。Vista結構好きなんだけどこんなところに罠があったとは。
神酒原 「ともだちィィィィィィィィ……!」
酒原 「解説する必要があるとみた。↑はテイルズネタだ」
神酒原 「わざわざ解説するとボケの意味がないだろう」
酒原 「わざわざ変なネタをチョイスするお前が悪い」
神酒原 「それもそうだ」
酒原 「それよりギルクラ11話の話をしよう」
神酒原 「やばい楽しかった! ストーリー的にはまだ切りのいいところまで来ていないけど、僕は結構満足感に満ち足りている!」
酒原 「早いぞ」
神酒原 「ああ! 次回はもっと強い満足感が得られる事だろうさ」
酒原 「んで? どこがそんなにお気に召したか言ってごらん」
神酒原 「もちろん、集がみんなを集めて、ヴォイドの説明をするところだ。友達を武器にして戦う。その後ろめたさを克服するために、また、みんなと真の友達になるために、集は全てを打ち明けたんだ」
酒原 「今までは完全に了解なしに使っていたからな」
神酒原 「そう。そこにギルティ(罪)があったんだ。了解なしに使っていたらただの道具だが、しっかり認めてもらった上で使うなら、それは仲間だ。ここはギルクラ的に、友達と言った方がいいかな」
酒原 「その展開を待っていたという事か?」
神酒原 「ああ! ヴォイドを使うと気絶して記憶がないっていう反則的なルールを超越して、集が友達と協力し合う展開を望んでいた。まさに今回! バギーでアンチボディズ率いる軍を突破していったところは本気で燃えた!」
酒原 「反則的なルールって、日本語おかしいな」
神酒原 「何故そこに突っ込む」
酒原 「すまん。……まぁ確かに、集がヴォイドを使う上で、集大成的なお話ではあったな」
神酒原 「上手い事言ったつもりか」
酒原 「な、え? ……ああ、集が集大成」
神酒原 「集大成というよりは、まだ過渡期だろうね。一つの過程をクリアしたと見るべき。なんせあと1クールも続くんだし、最後に変なの出てきたし」
酒原 「ともかく、友達を使って戦う、という事に関しては一つの答えを出したという事だな」
神酒原 「だね。僕はこの結果が得られてすげぇ嬉しい。僕が予想していたヴォイドの進化は、たぶん予想外れかなぁ」
酒原 「ちゃんと了承を得てヴォイドを抜くと気絶しなくなるかも、ってやつか」
神酒原 「ああ。いずれなんらかの形で進化するとは思っているんだけど」
酒原 「さて、お前お得意のいのり考察といこうじゃないか」
神酒原 「十八番みたいに言うのやめないか。……今回いのりは集の事を信じたがっていたね。これはまた面白い描写をしてくれたものだ」
酒原 「ほうほう」
神酒原 「集に化物呼ばわりされて傷つく事により、いのりは「集の事が好きなのかも知れない」と自覚し始めた。事実はもうほとんど認めているようなものだけど、好きという気持ちを理解していない、と僕は前回書いたね。自分では分からない感情に揺れるいのりは「集は来てくれる」と無意識に考えてしまったが、これは本来おかしな事だ」
酒原 「おかしな?」
神酒原 「だって集はあそこまで腑抜けていた。いのり自身も「さよなら」と一度は訣別したように、集に期待をかけるのは客観的に見ればおかしいんだ。でもいのりは期待してしまった。「信じたいの……?」と自問していたが、まさしくその通りだよ。いのりは信じたいんだ。好きな人が、第1話などで助けに来てくれた集がきっと来てくれるのだと。ここに根拠なんていらない。誰だって好きな人は無条件で信じたいものだ」
酒原 「つまり、いのりの集に対する気持ちは本物だと」
神酒原 「集が実際に駆け付けた時の笑顔が最強だったね。ああもうなんて可愛いんだろう」
酒原 「いのりと言えば、今回アポカリプスウィルスを打ち消していたな。単純に考えればワクチンという事になるが」
神酒原 「この辺に関してはまだまだ謎だらけだねぇ。いのりの出生は2クール目の主題のひとつになるだろうから、その時改めて考えたい。マナって名前も出てきたね」
酒原 「ハルカはいのりの正体について分かっているみたいだったな」
神酒原 「じゃないとあんなサポートは出来ないだろう。まぁその辺も追々だね」
酒原 「ところで涯が死んでしまった」
神酒原 「……い、いや、あれはブラフだ」
酒原 「ブラフ?」
神酒原 「視聴者に対するブラフ。きっとハレのヴォイドでなんとかなる」
酒原 「いやでも、明らかに事切れてたぞ」
神酒原 「……だよなぁ。これはたぶん、第二部へつなげるためのプロットなんだろうな。いろんな人が死んでるし」
酒原 「葬儀社編が終わるという事か」
神酒原 「『ブラスレイター』のXAT編みたいにね。2クール目は新しい体制で話が進んでいくはず。涯が本当に死んでいるなら」
酒原 「しかしそうなると、涯は物語的にはかなり中途半端に殺された事になるぞ」
神酒原 「その辺は今後の展開を見てみないと分からんよ。しっかし、ワクワクが止まらないぜ。ついに出てきた集以外のヴォイドゲノム所有者!」
酒原 「ついにって事は、お前は予想してたのか」
神酒原 「誰でも予想出来るよ。最初の時点で涯は「数個しか出来なかった」みたいな事を言ってた。1個じゃないなら、まぁもっといっぱい出てくるよね」
酒原 「それがあのガキだったとはな」
神酒原 「そこまでは予想してなかった。まぁこれで、集がヴォイドの事を考える新しいとっかかりが出来た訳だ。というかいのりに何しやがる! あいつ許さん!」
酒原 「ドルアーガの塔については?」
神酒原 「ドル……ああ、あの黒いやつか。ケイドウさんが何か企んでいるようだけど、まぁ次回のお楽しみだろうね」
酒原 「そろそろ次回予告を見に行こう」
神酒原 「見てきた。タイトルは「再誕 the lost christmas」。これは過去話を軸にしていく感じかね?」
酒原 「再誕するのはいのりかな」
神酒原 「マナ→いのり、って事かな。見てみない事には分からないか。次回でひとつ決着つくかな?」
酒原 「これはつきそうにないが」
神酒原 「だよなぁ。しかしワクワクが止まらない! 次回が待ちきれん!」
酒原 「ところで、年明けにニコ動で11話一挙放送やるそうだが」
神酒原 「絶対見るわ」
酒原 「最後に一言」
神酒原 「ダリルさんマジ可哀想」
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