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中二病でも恋がしたい!

『中二病でも恋がしたい!』/虎虎 感想!

記事内にネタバレなし。
今回、僕としては非常に珍しくめちゃくちゃにこき下ろします。もうやめて!作者のライフは0よ!ってくらい酷評します。なのでそんな酷評見たくない人は読まないで下さい。でも客観的な視点に則った批判になるので、読んだら面白いんじゃないかと密かに自信持ってます。
酷評するけど最後は褒めます。なんだよそれ!って感じだけどそれが神酒原スタイル。

 
 
 
ネタバレなし感想
コミケ(C81)に行きまして。同人誌の売り子やってたのでほとんど何も買ってないのですけど、少しだけ時間もらって企業ブースへぶらり旅しました。まぁめぼしいものは残っておらず、雰囲気を堪能するくらいしかしていないのですが、京アニブースでチラシもらいました。そう、この『中二病でも恋がしたい!』のアニメ化企画進行中!というチラシです。

そのあとネットでも発表されたようなので特に「新鮮な情報キター!」って事もなかったのですが、まぁとりあえずビックリしました。京アニがラノベレーベルを開設して、『中二病でも恋がしたい!』なるタイトルの作品が出ている事も知っていましたが(ちょっと気になってた)、アニメ化が電光石火すぎます。さすが自社レーベル。

と感心していたのはチラシをもらって少しの間だけでした。そのチラシには、まぁ販促も兼ねてでしょうね、本作のプロローグがちょろんと載っていました。当然僕は嬉々として読み進める訳ですけど、なんというか、あまり文章力が高くなかったんですね。んー、こんなもん? ってのが感想でした。まぁチラシにちょいと載せた程度で判断するのもアレなので、少し期待がすぎたかな、と思う程度にしました。

しかしそこは京アニ大好きなワタシ、京アニのアニメなら目ん玉見開いて耳かっぽじって魂込めて視聴します。そこで思い至る訳です。「アニメが発表される前に原作読んじゃおうかな?」と。
実は『けいおん!』も、アニメ化が発表された時点で「京アニの新作!原作読もう!」と放送前に原作漫画を買って読んでいました。僕にしては本当に珍しい事で、それだけ京アニが好きなんだなぁ、とあとで再認識したものです。まぁ、『日常』は読んでないのですけどね。

残念ながらこの『中二病でも恋がしたい!』略して中恋は、どうやら一般流通していないようなのですね。京アニショップか通販で買うしかありません。
そしてなんか送料手数料で600円かかるという。アマゾンで味をしめていた僕には痛い出費ですがしょうがない。そしてクレジットが使えないという。しょうがないから代引き手数料も追加です。
中恋は2巻まで出ていたので、2冊同時に買いました。2巻はまだ読んでません。ちなみに志茂文彦が書いたものとかもあったけど、残念ながら資金不足でした。

届きました。なんとなーく奥付を見てみる。2011年の5月に発行だけど初版でした。まぁ、流通してないのに重版とかないとは思ってたけどなんとなく悲しくなります。貴重な初版をゲット出来たという事で喜びに変換するとします。

さてここからが内容の感想なのですが、面白かった!
のだけど、出来がめちゃくちゃ酷い!

こんなデタラメな小説が出版されていいのかと、本気で憤りを覚えるほど酷かったです。何が酷かったって?

まず漠然と、文章力がなさすぎる!
中恋は一人称で物語が進行しますが、なんともテンポが悪くて読みにくい。言葉の使い方や選び方も素人っぽいし、作者の自分言葉があちこちに混じっているし、頭で考えた文章をとりあえず文字にしてみた感が酷いしで読めたものではありません。

そして、矛盾がいくつかある!
しかも物語の整合上ではなく、文章上で。地の文での語りがあまりにも下手すぎて、あちこちで矛盾が散見されます。これは作者も悪いですが、校正出来ていない出版側も悪いです。

さらに、誤字・脱字・誤用が酷い!
誤字脱字は、まぁ頑張って校正しても見逃す事とかありはするのですが(僕も同人誌制作で超実感してる)、特に誤用が酷い。日本語が間違っているのです。あまりに酷いので頑張って脳内変換して次へ進むのですが、もう疲れるのなんの。あり得ない誤用を連発する作者も作者ですが、これは本当に出版側がどうかしています。本当に校正したの? 表紙をめくったら「加筆・修正したものです」って書いてるけど絶対嘘だろう。間違って校正前のデータを入稿しちゃったぜ!って言われたら僕は信じます。もし本当にそうだったら僕は第二版も買います。

以上の三点がもうね、致命的でした。僕が今まで読んだ中で一番酷いラノベ(電撃文庫刊。タイトルも作者もすっぽ抜けているw)には遠く及びませんが、本当に酷かったです。
これ、僕に校正させてもらえるなら、見開き1ページに5ヶ所は赤ペンを入れます。黒猫を泣かせるほど酷評の嵐を叩きつけたプーリンさん(原作俺妹参照)の勢いで赤ペン入れます。

所詮はアニメ制作会社のレーベルかぁ、電撃文庫みたいな大手のようにはいかないかぁ、と序盤を読んでいた頃は思っていたのですが、さすがにこれはおかしいレベル。冗談ではなくマジで、校正前のデータを入稿しちゃったんじゃないだろうか。

一番信じられないのは、このレベルの作品が奨励賞を取っちゃった事です。
大賞作は該当なしってのは納得ですが、誤字脱字誤用が直ってないのは編集のせいだとしても、もとの文章力も大した事ないのでちょっと授賞に疑問符。そんなにいい作品がなかったのだろうか。

アニメ化がめちゃくちゃ早かったので、アニメ化ありきで選考していたのかも知れません。アニメ化発表時期(発売から半年後)からして、最初からアニメ企画は動いていたのでしょう。確かに大筋のストーリーは結構面白かったし、ヒロインめちゃくちゃ可愛かったので、アニメにはすごく向いています。

あと最後に、妙なところであり得ない事が。
イラストなのですが、イラスト自体はもう2828が止まらないくらい可愛くて素晴らしいのですが、作中時期は春先から夏にかけてで、文章でも制服は半袖である事が明言されているのに、何故か挿絵が全て冬服!
意味わかんねぇ!


~~~ここまで酷評~~~
~~~ここから褒める~~~


ふぅ。すっきりした。

さて、上ではめちゃくちゃにこき下ろした訳ですが、上でもちらっと言及したようにストーリーはよかったのです。
というかヒロイン可愛すぎて死ぬ! 死ぬ!

イラストを見た時から「眼帯ヒロインすてき!」とか思っていたのですが、読むともう愛しすぎてやばいです。
本当に、京アニはこの子をアニメで動かしたいがためにこの作品を受賞させたんじゃないかと思うほど。いや、それほどまでに価値ありますよ。ただまぁ、原作は本当に酷いのでアニメを待つのをオヌヌメ(マテコラ

ストーリーもね、ちゃんと主題があって、それをしっかり物語に活かせてて、主人公とヒロインのキャラ作りもOK。……いや、ちょっと文章力ないせいでキャラ作りは残念なところもあるけど(特に主役二人以外のキャラ)、面白かったです。あちこちにオタクネタが散りばめられているのも楽しかったし、数々のシチュエーションは素晴らしいと言ってもいい出来。

特に声を大にして言いたいのが、ヒロインの描写が本当にいい!
いや、これさっきから言っているような気もするけど、ヒロインを描写している時だけは、文章がえらく輝いているのです。正直悪いとしか言えない文章力だけど、ヒロインを描写する事に関してだけは魂が入っており、そこは本当に素晴らしかった!
なんというか、表情が見えるのですよね。だいぶイラストに助けられている感があるのがラノベの宿命っぽくてアレですが、ヒロインの表情が活き活きとしているのが手に取るように分かるので本当に可愛い。キュート! タベチャイタイ!

アニメ超楽しみです。

一つ言及しておかないといけないのは、京アニはほぼ同時期に『氷菓』のアニメ化も発表しているという事。中恋はコミケ発表、つまり2011年末で、氷菓は11月末。
氷菓の方はすでにティザーサイトも出来ていて、キービジュアルや制作スタッフまで公開されていますね。製作委員会というクレジットが見えたので、テレビアニメと考えて間違いないでしょう。早ければ4月から放映開始では。
……たぶん僕はこいつの原作も先に読むと思うw

さて、同時期にアニメ化が発表されている訳ですが、中恋の方はどうするんでしょうか。氷菓や他の原作付きアニメと比べて中恋は極端に知名度がありません。普通の書店で買えないのですから当然です。
しかも京アニ自社レーベルからの発売、原作付きとは言っても実質オリジナルアニメ。正直宣伝効果とか期待出来ないんじゃないでしょうか。京アニ制作という言葉は魅力的ですが、そこに「オリジナル」とつくと途端に世間は冷めた目を向けます。ムント面白いのに……

以上の事から予測して、僕は中恋のアニメ、OVAになるんじゃないかと思っています。
最初は「京アニプロジェクト」(制作から販売まで全て自社で取り行う)の新作としてやるのかなとも思ったけど、それならアニメ化発表と同時にそっちも公表するよねぇ。
テレビアニメは難しそう。というか氷菓が控えてる。まぁ同時放映、もしくは連続放映という事も考えられますが、OVAと考える方が自然かなぁと。

でもそれだと話題にならないので、希望としてはテレビでやってほしいのですけどねw

スタッフ妄想をしてみたいのだけど、それはちょっと別の機会に取っておきます。まだ2巻読んでないしね。
監督が武本康弘でないのは確かなんですけどねw

余談ですが、「これ「にほんブログ村」にトラコミュ作れるんじゃね?」と思っていたら夜風さんに先に作られていました。あの人手早すぎる。
でもトラックバックは一番乗りだぜぇ!
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2 Comments
あーる ""
同じような感想ですね(笑)
小説としての文章は「これで出版!?」と疑ってしまったレベルでしたが
六花ちゃんが可愛すぎました、はい
2012.11.06 16:23 | URL | #JzSWaS8M [edit]
神酒原(みきはら) ">あーるさん"
文章力はあり得ないレベルでしたw
原作は勇太と六花の物語ということで、アニメにはない魅力があるのはいいところですね。

あーるさんは「感動した!」と書かれていますが、1巻で感動できたなら、2巻はもっともっと感動できるかと思います。文章力もだいぶ改善されていますし、是非。
2012.11.07 12:15 | URL | #- [edit]
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