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輪廻のラグランジェ

輪廻のラグランジェ 第2話「鴨川スピリット」 感想!

ラグランジェは何故面白いのか?

 
 
 
ツッコミ不在
前回、感想ブログを回ってみると、大元のストーリーは真面目ながらところどころでギャグを混ぜる作劇が大変好評だった。
一番際立ったシーンは「ワレワレハ……」「それよ!」だろう。おおよそ八割から九割くらいのブログが取り上げていたのではないだろうか。僕はジャージ語りに夢中になりすぎて取り上げるのをすっかり忘れていた。

さてこのシーンに代表されるように、ラグランジェには基本的にツッコミがいない。今回初登場を果たしたムギナミも含めて、ヒロイン3人組がみんなボケ担当なのである。これは割とビックリするところだ。主人公パーティの中には、普通一人くらいはツッコミ役を入れるものである。これは何故かというと、その方が圧倒的に作劇がしやすいからだ。

しかしラグランジェでは、あえてヒロイン3人組を全員ボケにしてしまった。修羅の道を選んでいるのである。しかもラグランジェはストーリー自体は真面目なので、ボケっ放しが滑ると作劇に重大な支障を来たしてしまう可能性もある。

しかしラグランジェは上手かった。ボケっ放しの作劇が面白いぐらいにフィットしているのである。
まどかとムギナミが邂逅したシーンは驚愕すら感じた。「おんなじ~!」って指を差すシーンなんかあまりのボケっぷりに「うおおおおおい!」と画面に向かって盛大に突っ込んでしまった。おまけにこれまたボケボケなBGMが流れるのである。
ボケっ放しの作劇は、視聴者にツッコミの余地を与えるところに利点がある。でも感想ブログを回ると、だいたいみんな似たり寄ったりなツッコミをしている(オイ

ツッコミ存在
ヒロイン3人組がそれぞれで絡むと空恐ろしいくらいのボケボケ空間が形成されるが、一方、そこに誰か別の人物が絡むとツッコミが入る。

司令官の田所さんとかね。
最初は超がつくほど厳格な人ってイメージで登場したけど、まどかの奇想天外な言動行動には突っ込んでいた。「ケータイ通じんのかよ!」は笑った。
こういう細かいところのツッコミは、ストーリーを引き締めるのに役立つ。海の中で停止したウォクスの中で電話をするという、ともすれば視聴者に戸惑いすら与えかねないシーンにツッコミを入れる事で視聴者に安心感を与える。また、まどかはケータイの電波を求めて艦内をさまよっていたので、「ケータイ通じんのかよ!」というツッコミは脈絡のあるツッコミであり、視聴者的には結構気持ちのいいものだ。

ボケっ放しもいいけど、ちゃんとツッコミもする。臨機応変に作劇のパターンを変える柔軟性が、作品を面白くしているのだろう。

ちなみに最大のツッコミ役というか、今回最大のツッコミ功労者はお姉ちゃんである。「ジャージ部なんてやめちまえぇぇぇ!」は奇跡のような最高のツッコミだったw

まどかはジャージ可愛い
とかいろいろ書いてみたけど、やっぱり僕はジャージに帰ってくる。今回のお話を見て、やはりラグランジェはジャージアニメだという事を強く感じた。

というのも、パイロットスーツが恐ろしいほど似合わない!
スーツ自体は露出多くてミニスカで可愛いのだけど、まどかにはビックリするほど似合っていない。
一応、まどかもアニメ界の多分に漏れず美少女である。美少女が可愛いスーツ来てるのに似合わないとは一体どういう事か。

そう、前髪である。
まどかは気合いを入れる時、つまり戦闘態勢になる時、前髪をしばり上げる。髪がキュッとしめつけられると気合いが出るし、視界も開けていい感じ、という事だろう。
この前髪しばりが大変芋っぽいのだ。まどかの美少女的な部分を殺してしまっている。

しかしこれがまどかのアイデンティティのようなものだ。この芋っぽさがまどかの等身大の魅力につながり、また、まどかがジャージ部たる所以なのだろう。
この髪型はジャージと組み合わせてこそよく似合う。

なので僕は、今回パイロットスーツでの出撃を不満に思っている。まどかは美少女然としない方がいいのだ。
まぁ、一応軍隊?であるし、パイロットとして出撃するならスーツを着けるのが通常であろう。だから今回はまぁいい。しかし次の出撃からは、まどかがワガママ言ってジャージのままがいいなぁ……とか前回は思っていたのだが、今回まどかはスーツを普通に着ちゃっていた。コクピットにまたがった時に服の一部が消えて、「え~なにこれ!?」って反応を期待したりもしたのだがそんな事はなかった。

まぁ、まどかも女の子という事だろう。出撃時以外はだいたい常にジャージだろうから、少しくらいは我慢するべきである。このアニメのメインスタッフにジャージ好き紳士(もしくは淑女)がいるのは間違いないが、何もジャージ好きのためだけに作られているのではないのである。ミニスカでハァハァしたい紳士もいるのである。

という訳で、多くの人にとっては出撃シーンが盛り上がりポイントとなりそうだが、僕にとっては日常シーンこそ戦闘シーンのような気概で見る事になりそうである。

まどかは芋可愛い
まどかの一挙手一投足が可愛くて仕方がない。

まどかは独特のテンポを持っている。
しばしば、アニメでは「マイペースな性格」であると紹介されるキャラクターが多く存在する。しかしどうも、「マイペース」という言葉を使いたいだけで、実際に描写されているキャラはそこまでマイペースではない事が多々ある。一番多いパターンが、ただのスローペースをマイペースだと言っているパターンだ。キャラの反応を遅らせるとあたかもマイペースに見えるが、結局はその遅れた反応そのものが一般人的であるので、ただのスローペースである。

この点、まどかは真にマイペースと言えるだろう。
ケータイを床に落として、見てみるとお姉ちゃんからの着信だらけで、電話をかけるシーンによく表れている。電話したはいいものの圏外でつながらず、部屋を出てみると電波が一本立った。しかしもうちょっと歩くとまた圏外になった。ここからがポイントで、一本でも立てばとりあえず電話してみればいいだろうに、何故かまどかはより電波のいいところを探してさまよい始めたのである。しかも電波のいいところを探しているはずが、どういう訳か明らかに電波の悪そうなハンガー内に迷い込んでいるではないか。

まったくもって文脈が理解出来ない。しかしここがまどかをまどかたらせている所以であり、まどかがとても可愛く見える所以なのである。

そしてやっぱり、そんなまどかにジャージがよく似合う。『偽物語』の火憐もいいジャージだったが、正直ジャージ対決ではラグランジェのまどかの圧勝である。

ハンガーが暗くてよく見えなくて、手さぐりで歩くけど結局ウォクスにぶつかってしまうというシーンがあったが、まどかっぷり全開の素晴らしいシーンだった。絵コンテが素晴らしい。他にも「騙されたー!」と言って鏡の前で後ろに転がったり、ケータイを拾うためにひざで歩いたり、目の前に椅子があるのにそのまま床に座ったり、とまどかの芋可愛さが目白押しだった。
セリフでも、「私をあのオクサーに乗せるため……?」と素で名前を間違えたり、もうむしろ芋々しいと言っていいくらいだ。

どのスタッフがジャージ好きかは分からないが、その方には是非『メグとセロン』をアニメ化して欲しいものである。
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