Another #04「Put flesh -輪郭-」 キャプ付き感想!
健康のために階段を利用しましょう。
今回の流れ
僕は普段からエレベーターを極力使わないようにしていて、5階までくらいならまず階段を使います。でもエスカレーターは迷わず使うという矛盾つきですがw
冗談ではなく、こんなもの見せられたらエレベーターなんて乗りたくなくなりますよね。アナウンサーはこういう場合に備えて絶対エレベーターを使わないんだとかなんとか。

アニメでは、往々にしてこういうシーンはアバンで繰り返されるもの。もう見たくないねん!
じゃあキャプ取るな?
いやぁ、怖いもの見たさで。

この作品時代、僕はガキだったのでよく覚えていませんが、昔はこういう傘が多かったのかな。
今はプラスチックで丸く覆われているのがほとんどですね。なんとなく安心。まぁ、開いた状態のツバの方は気をつけないといけない訳ですが。

今回はフィックス(カメラ固定)がたくさん使われていました。このシーンがフィックスでしたが、本当に長い間カメラが動きませんでしたね。その間に画面の中のキャラたちが動いているのが面白かったです。
1話ではフィックスのイレギュラーな使い方がされていましたが、今回はオードソックス。イレギュラーだった分1話の方がインパクト強いですが、面白いフィックスでした。
まわりのモブがだいたい動き回っているのがすごいですね。『Phantom』を思い出します。


こちらもフィックス。
水野さんの動きが可愛かった。キャラの演技を思う存分楽しめるので本当にフィックスはいいです。
何気に恒一と水野さん若干フラグ立ってました? 水野さんの言動がなんか恒一に気があるような感じがして萌えていたのですが、まぁ、こういう作品でこういうのは死亡フラグと言うんですよね。そういうの学ばない男なんで、ラストになるまで「水野さんかわええー」と能天気に萌えてました。
でも、さっきから「いい」と言ってはいるけど京アニの木上益治やあおきえいのフィックスには敵わなry

やはり能天気な僕は「綺麗なガラスだなー、映り込みもちゃんと作画していてすごいなー」とか思っていました。どう見たって倒れるフラグびんびんじゃん……
綾野さんは学校をサボっていたよう。呪い?が怖くて休んだのでしょうが(教室はけっこう空席が多かった)、私服で街に繰り出して元気に遊んでいるとはこれいかに。空元気で恐怖を吹き飛ばしたかったのかな。

倒れる瞬間の恒一の顔。イケメンすぎて濡れた。

うわああああああああああああ
肝が冷えました。事前に気付いて綾野さんごと伏せた恒一まじGJ。
ガラスが倒れてくるくらいでは、直撃しても死なない可能性はありますが、この流れだと「当たれば死んでいた」と思っちゃいますね……おーこわ。ガラスにも気をつけよう。

夏服可愛いじゃない……
半袖にベストという出で立ちが夏らしく爽やかだというのもありますが、「鳴ちゃんが夏服を着ている」という事自体がなんか可愛い。
というのも、恒一はまだ冬服なのですよね。次の日登校した時はすでに夏服でしたので、夏服調整期間だったと思われますが、鳴ちゃんってなんかギリギリまで冬服で粘りそうなイメージがあって。

今回は映っている二人(or三人)を真横から映すカットも多かったですが、このように一人を手前に、一人を奥に配置するカットも多かったです。
こういう前後配置にするレイアウトはいろいろな用途がありますが、この場合はたぶん鳴ちゃんをちっちゃく見せたかったんじゃないかな。もともと恒一よりだいぶ身長低いですが、それにしたってここの鳴ちゃんは「遠くにいる」みたいに小さく見える。かなり近いはずなのですけどね。
なんでそう見せたかったのかは……なんででしょうね?w
儚さや寂しさを強調させるため? 直後に「なら、私は姿を見せない方がいっか」(いいか、ではなくいっか、ここ重要)と言っているので、やはりどこか寂しさを感じているのかも。クラスに溶け込めない寂しさか、恒一に会えない寂しさか、まぁその辺は推測も難しいですけど。
学校行ってないのと聞かれて「ま、適当にね」とはぐらかしたり、「具合は大丈夫なの?」「学校には行けそうなの?」とさりげなく恒一の心配をしてみたり、と鳴ちゃんは人間らしいところをちらほらと見せてきますね。どんどん可愛く見えてくる。ただ、今回唯一の不満は鳴ちゃんのフトモモが見られなかった事だ(オイコラ

こんな反応されたら怖いを通り越してそりゃあ温厚な恒一でも怒るよ!
勅使河原くんはいろいろと勝手に暴走していたようですね。

こっち見んな。

勅使河原を問い質してやって来てみたら赤沢さんもいたってばよ。
これはあれだな、恒一が珍しい剣幕で電話してきたから恒一が来る前に赤沢さんを召喚したな。勅使河原くん意外とヘタレなのね。
この辺の会話は本当に気になりますねぇ。本当はもっと最初に話すべきだったとか、「来月になったら話す」という約束は守れないとか、ぜんぶ綺麗にボカされているので視聴者は上手く輪郭を結べません。
アバンの会話を聞くと、「始まってしまったら毎月一人以上が死ぬ」というのが三年三組に起こる現象のようですが、それが呪いかどうか作為的なものかどうかは置いといて、「始まってしまう」条件はやはり見崎鳴と接触する事なのでしょうか。それにしては、恒一が鳴と接触しているのは明々白々なのに、クラスではまだ可能性の話をしていますね。鳴ちゃんの方も、「始まっている"かも知れない"」と、可能性の話しかしていませんし、「始まってしまう」条件は他にあるのかも。

これも前後配置のレイアウトの一種ですね。距離感を出しつつも、後ろの人物も画面の中でしっかり強調される面白いレイアウト。
ちなみにここで恒一は「見崎鳴はいます!」と言っていますが、後ろの二人にも聞こえていますよね。直後にカットが変わったので反応が見えませんでしたが、これも次回以降の布石になるのかな。

シンドラー社のエレベーターだったりして。
ちょっと気になって調べてみたら、シンドラー社って予想以上にエレベーターのトラブルを起こしていました。死亡事故は一件だけのようですが。

いやああああああああああああ
水野さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!
惜しい人を亡くした……水野さん可愛かったのになぁ。
これで犠牲者は3人目、という事になるのでしょうか。
呪いなのか?
話数を重ねるごとに、超常現象的な呪いのような描写が増えてきますねぇ。
2話で「この作品に超常現象はない」と仮定してしまっている僕ですので、人為的にこれらの事故が起こらないかどうかを考えてみました。
その結果、犠牲者が誰でもいいのであれば、そこそこの仮説が出来上がりました。
綾野さんと恒一がガラスの下敷きになりそうになった件は、誰かがストッパーを外しておいた、というのが考えられます。あんな危ないもの、ストッパーなしで路上に放置するはずがありませんから。
恒一や綾野さん(三年三組の生徒)が近くに来るのを見計らって外すという事も可能ですので、可能性任せですが、この件に関しては狙い撃ちも出来ます。
水野さんの件は、わざと保守点検を怠るというのが考えられます。もしくは、保守点検するフリをしてリールに細工をしておく、とか。
これは犠牲者を狙い撃ち出来ませんし、無人のまま事故を起こす可能性もありますので、仮説としては弱いのですけど。
委員長に関しては、うーん、あの階段に何か滑るものを塗ってあったとか?
クラスメイトたちの口ぶりからすると、あの階段は普段は使われないようですし。まぁでもこれも仮説としては無理があります。
その母親は、車が右折しきれずに歩道に突っ込んでいますね。これは、ブレーキオイルを抜く、運転席下にボールを転がしておく、などの細工が可能。
一応、どれも人為的な犯行としての説明がつきます。
……でもやっぱり無理があるよなぁ。描写を素直に信じるならどう見ても連鎖的な呪いだし。
でも本当にアナザー面白い。あれこれ考えるのも面白いですが、アニメとしての出来がめちゃくちゃいいので面白いです。
あとは鳴ちゃんがより一層可愛くなればもう文句はない。まぁ、こんな雰囲気だからいずれ鳴ちゃんにも何かしらの悲劇が起きるかも知れないけど。
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