Another #09「Body paint -連鎖-」 キャプ付き感想!
毎回そうだけど、鳴ちゃんの癒しパワーはとんでもないよね。
感想
今回の主な内容は、松永さんが残したヒントを基に現象を止める手立ての探索でした。
記憶の混迷がいちじるしいので、あれ以上の情報を引き出す事は難しいので自分たちで探すしかない……と。
次回予告でもあった落雷シーンが松永さんの回想でしたね。なかなかショッキングではありましたが、パッと見望月くんに見えていたので少し安心。出番多いキャラには特に死んで欲しくないよね。
桜木さんなどが登場するのも、恒一の夢の中だったようです。怖かったけど、少し安心。谷口淳一郎が作監した時ほどグロテスクじゃなかったのも救いでした。
しかし恒一くん、割とこういう夢見ますね。まぁこういう状況にいたら見ちゃうのも致し方ないところだけど、それにしては普段のメンタルの強さは異常。勅使河原にも冷静な突っ込みを入れるし、この精神力の強さがかっこいいです。阿部敦ってよくいいキャラに当たるよね。そろそろテイルズに出ないかなぁ。
勅使河原がやっちまったので、松永さんの残したメッセージの一番肝心な部分が聞けずじまいでした。という訳で、僕に考察できる事は何もないぜ。中尾くんが夜見山外で死亡した件についても千曳先生があっさり解決してくれちゃったし、こうなるとどう感想を書いていいやら分からなくなっちゃいますね。いや、普段も大した記事書けてないんですけどね。いつもキャプ頼りです。
という訳で9話までの全体的なお話をさせていただきたいのですが、僕はこのアニメ、今のところ今期で一番楽しんでいるのです。
放送開始前から、P.A.制作、水島務監督、石井百合子キャラデザ、という事で期待度は抜群に高かったです。特にP.A.と水島務の奏でる化学反応、キャラデザ総作監への初登板となる石井百合子の作画が楽しみでした。
3月現在、ブログのトップ画像をレコメンド(おすすめ)と称してAnother含む4つの作品をランダム表示していますが、これは放送が始まった頃に設置しました。確か1話くらいしか放送していませんでしたが、その時点でレコメンドと言うほど期待していたのです。
あの夏で待ってる、B★RS、ラグりん、偽物語、いぬぼく、などなど、今期も心をくすぐってやまない作品が目白押しですが、気がつけばAnotherを一番楽しみにしている自分がいました。一番見るのが嫌なアニメでもあるんですけどね。今回だって、EDに入るともう「次回なんて見ないんだから!」って気持ちになっていました。見ますけどね。
何気に、今期のアニメで感想記事を落としていないのはAnotherだけだったり。
原作がいいというのもあるのでしょうが、やはりアニメの演出が素晴らしい。キャラの演技が細かいのはP.A.の元々の持ち味として、それが水島務の手によって新しいながらも独特の味を出し、相変わらずの作画クオリティも目を楽しませてくれます。
そして最大の魅力は鳴ちゃんですね。殺伐とした雰囲気の中、彼女の一挙手一投足が我々視聴者に与える癒しのなんとありがたい事か!
彼女自身の魅力と作品の暗さがものすごいギャップを生み出し、僕の今期のマイベストキャラです。そういう人は多いんじゃないでしょうか。
恒一もとてもかっこいい。こちらは鳴ちゃんと違って、あまりそういう事を書いているブロガーはいないのですが、あのメンタルの強さはやはり感心に値すると思うのです。「仕方なかった事だから」とみんなに無視されたのもあっさり許す広い心を持っているし、それに理不尽な扱いを受けていると思ったら素直に怒るところもいい。現象に対しても、恐怖や気持ち悪さよりは怒りを感じているように見受けられます。
作画もとてもいいね。いとうのいぢのスタイリッシュなキャラ原案と石井百合子の目鼻立ちはっきりしたキャラデザがいい具合にイケメンに見せています。特に目を細めたり、角度がついたりするとかっこいい。
相変わらずネットサーフィンをしないので、Anotherが1クールなのか2クールなのかも分かりませんが、残りの話数も全力で楽しみたいと思います。大どんでん返しが楽しみだわぁ。
気になるカット
という訳でキャプを貼ります。こういう時はキャプ貼って楽しまないとね。↑では大した事書けなかったので、↓では大した事を書きたい。でも最初にこういう事を言っちゃうと結局書けないんですよね。

杉浦さんをフォローするように肩を抱いて帰る赤沢さん。このシーンからして、やはり杉浦さんと中尾くんは付き合っていたんじゃないでしょうか。
気になるのはこの睨み。睨んでいるのは鳴ちゃんでした。まぁ赤沢さんとしては鳴ちゃんにいい感情はないでしょうが(4月に何か交流があった可能性はありますが)、悪い感情もまたないはず。アバンでは3組のクラスメイトの渡辺さんと佐藤さんが「あの転校生が話しかけなければ……」と今さらすぎる恨み言を言っていましたが、まぁ恒一が責められる事はあれ、鳴ちゃんが責められる道理はないですよね。何故鳴ちゃんを睨んだんだろう。
今回はこれ以降赤沢さんの出番はなし。次回、また何か明らかになるでしょうか。鳴ちゃんと赤沢さんの関係も知りたいな。

葬式の帰りに公園へ寄る、相変わらず仲良しすぎる二人。もうお前ら付き合ってるよー!
恒一は何かを言いかけ、しかし憶測だったか、確かな事が分かってから言うと口を閉ざしました。何に気付いたのでしょうか。以前「自分が死者ではないという事を否定できない」という事がありましたが、それにまつわる事かな。あの時は鳴ちゃんが遠まわしに励ましてくれましたが。

鳴ちゃん「あら偶然ね」
前回に引き続きご都合展開キター!
待ち合わせしてないのに美術室で偶然合流キター!
「家にいても仕方ないし絵でも描こうと思って」もっともらしい理由説明キター!
いやまぁ、鳴ちゃん美術部員なので何も不思議はないのですけどね。特にご都合という訳でもないんですけどね。
でも嬉しいですよね。まぁ合流するって分かってましたけど。
とまぁ、こんなもので喜んではいけないのでした。

部室にいて欲しいとか恒一ってさりげなく優しふおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!

ふととととととととととととととととととととttttttttttt

立ち入り禁止の札になりたいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ

chelさーん! ここに天国がありますよー!
きっと戻ってこられないよー!
まぁシーンとしては、BGMがおどろおどろしすぎて恐怖感がとてつもなかったのですけどね。なんか、新しい災厄の扉を開いてしまった、みたいなそんなBGMでした。この立ち入り禁止の札を超えたら何かが始まる……みたいな。
まぁ、実際そんな事はなかったですけどね。とりあえずフトモモ最高。そしてフトモモ最高。

埃っぽいのでハンカチで口を押さえる鳴ちゃん。こんな細かいところでも女の子っぽいところがきちんと描写されてて感心します。トイレのシーンないかしら。僕あれなんです、手洗う時に女の子がハンカチを口にくわえる仕草がとてつもなく好きなのです。鳴ちゃんがそれやったらキュン死しそう。

!!!!??( Д ) ゜ ゜

似合ってるよー!
鳴ちゃんそのコサージュよく似合ってるよー!
いやなんつーか、冗談抜きで似合ってるから困ります。鳴ちゃんの髪は黒が深くて、んでもって肌が病的と言えるまでに白いから白いコサージュがよく映える。眼帯ともバランスがいいのがなんとも言えません。
というかわざわざ着けてみる鳴ちゃんが可愛すぎますよほんと。そのコサージュも相当埃かぶってただろうに。私服がけっこうお洒落だから、こういうの見ると血が騒ぐのかしら。女の子だねー。

鳴ちゃん危機一髪!
恒一がヒーローしすぎて辛い。かっこよすぎんよ……
このあと「ほら大丈夫」とおどけてみせる鳴ちゃんも可愛かったなぁ。「あなたがいるから大丈夫」って言っているものと拡大解釈して萌える事にします。

本気で肝が冷えました。まぁこの近さだったら、なまじ頭に直撃しても死にはしないでしょうけど。
本当にびびらせるのが上手いアニメですね。このあと「びっくりした」では済まない出来事が起こる訳ですけどね。

思わず横から傘を差してあげたくなりました。決して服が雨に濡れて妙にエロかったからキャプを取った訳じゃないですよ? 断じて違いますって。

どうも夜見山を出る事にしたらしい綾野さん家。
まぁ、そうしますよね。実際には、仕事の都合などでそう簡単に引っ越せるものでもないので、引っ越したいけど引っ越せていない家族が多そうです。赤沢さん家とかきっとそう。
綾野さんと小椋さん、同じ演劇部で仲がいいようですが、その前の別れ際ではどうも微妙な雰囲気でした。
綾野さんとしては、引っ越す事になったんだけど、一足先に災厄から逃げるようで心苦しい。特に、親友を置いていってしまうのが。
小椋さんとしては、夜見山から逃げるのは当然の事だと理解はしつつも、親友の微妙な気持ちが理解できるからどうも接しづらい。ついでに、やっぱり少し羨ましい気持ちもあって、「羨ましい」と感じる事が後ろめたい。
こんな感じでしょうか。
嫌ですねぇ……


おっさあああああああああああああああああん!
サイドブレーキはちゃんと引き上げろおおおおおおお!
というか仕事中にタバコ買うなああああああああああああ!
むしろ健康に悪いからタバコ吸うなあああああああああああああ!
いっそその仕事やめちまえええええええええええええええええええええ!

勅使河原の隠れ場所にわろた。まぁでも確かに見付かりづらい場所ではありますよねw

ぱにくったとはいえ、何故引っ張ったし。
公式サイトのあらすじによると、次回ちゃんと望月くんが直してくるようです。意外と機械関係強いのかも知れない。この時代に機械に強いと、今以上に重宝されそうですが。

以前タンクローリーが横を通った時も言い知れぬ威圧感がありましたが、こんな峠のカーブで対向車が来るとさらに怖いですね。もう少し山道だったらクラクション鳴らしながら通るレベル。

心臓を突き破ったワンカット。嫌な予感しかしなかったんだよぉぉぉぉ!
もうこのアニメやだぁぁぁぁぁ!

夜見山を脱出するはずの綾野さん一家が死んでしまうという、皮肉に満ちた展開です。満足に逃げる事もできないのか……
綾野さんはいつも恐怖する係だったから、生き残ると思ってたんだけどなぁ。
もう誰が死ぬか本当に分かりません。次回赤沢さんが死んでも不思議はないよね……

この光景は悲惨すぎる……
災厄から逃げるために引っ越しを決めた友達と別れて雨に濡れながらちょっとアンニュイな気分で家に帰ったら家にショベルカーが突き刺さっていたってばよ。
小椋さん可愛いから死ななくてよかったー、とかぬるい事を考えてる場合じゃねぇ。
ここでまた僕のいらない妄想力が火を噴く訳ですよ。
犠牲になったのは小椋兄ですが、少し前に映ったカットではどうもネトゲ廃人のような感じでした。完全にニートですね。もしかしたら高校を中退した、とかいらない過去を持っているかも知れない。
そんな駄目兄ですが、小椋さんが現場を発見した時につぶやいたセリフは「兄貴……!」でした。この駄目兄にしては、わりと親密な関係を匂わせる反応です。「兄貴」という呼び方は、「貴」という文字が入る通りある程度の親密のこもった敬称ですからね。
という事は、だ。ニートで駄目な兄貴だけど、仲はいい。小椋さんはきっとあれです、「早く仕事探しなよ」とか言いつつも「仕方ないなぁ、私がいないと駄目なんだから」といちいち世話を焼いちゃう妹なのです。
うひょーだとしたら萌えるわー!
とか思っていたら、もしそうだとすると余計に小椋さんの心の傷は深くなってしまうではないですか。痛すぎるよオイ……

この人は毎回次回予告で度肝を抜かせてくれますねw
Anotherの次回予告は、前から恒一の夢のシーンを積極的に取り入れるなどと「騙し」が多いですから、これはきっと過去回想のシーンなんじゃないかと予想。ほぼ間違いなく、赤沢さんは二年前に現象で兄貴を亡くしていますからね。その時のお話かも知れない。
とはいえ、ガチ泣きする赤沢さんは新鮮。不謹慎だとは思いつつも、ちょっとそそる。
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