夏色キセキ 第1話「11回目のナツヤスミ」 対話感想!
今期もまたベル坊との違いに驚愕する作業が始……まらなかったな。
登場人物
酒原(さけはら):誤植から生まれた謎の人物。すっかりこのブログに住み着いて進行を務める。趣味は神酒原いじり。最近の悩みは酒豪だと勘違いされる事らしい。でも少しずつ飲めるようになったらしい。
神酒原(みきはら):このブログの書き手。先月新しいパソコンを購入したので、現在財布がとんでもない事になっている。ジュース一本買えやしない。買い物好きなのは女ばかりだと思っていたけど、極端に買い物しないと男でも気持ちが乾いてしまう事を発見。
神酒原 「そういや『べるぜバブ』は終わったんだった」
酒原 「いいアニメ……だったか?」
神酒原 「いいアニメだったよ」
酒原 「そうか。それはよかった」
神酒原 「主にみゆきち的な意味で」
酒原 「さいですか。さて、終わってしまったアニメなんか置いといて、新アニメの話をしよう。「もす!」としてはこれが今期最初の感想記事でもある夏色キセキだ」
神酒原 「みゆきちがお母さんしててびっくりしたけど、そういや『GOSICK』でもやってたよね」
酒原 「誰がみゆきちの話をしろと。声優の話するならスフィアに触れろよ」
神酒原 「とりあえず初回という事で、誰がどの子の声をやっているのかを頑張って判断しました」
酒原 「さもそれが第1話で当然のように行われる作業であるかのように言うんじゃない」
神酒原 「でもそうしちゃうのは無理ないと思わない?」
酒原 「それはそうだけど」
神酒原 「美菜子ちゃんとあやひーの判別が難しかった。他の二人に比べてこの二人は特徴的な声という訳ではないからなぁ」
酒原 「スフィアファンに怒られるぞ」
神酒原 「いやいや、声優としてなら4人はすげぇよ。でも声質の問題ってあるだろ? あやひーはまだしも、美菜子ちゃんはどう聞いてもフツーの声質だって。ファンなら一発で分かるのかも知れないけどね」
酒原 「お前サンキョーさんを怒らせかねないぞ」
神酒原 「いやいや待って!? 美菜子ちゃんはすげーよ? 声優は声質の他に演技力だ。これに関しては申し分なさすぎる」
酒原 「そうか。さて、声優の事ばかり話していたら「もす!」らしくない。内容はどうだった?」
神酒原 「見る前から、『たまゆら』みたいに本当に日常だけを切り取るだけじゃなくて超常現象的なものが関わってきそうだなーとは思ってたけど、アバンからその雰囲気を醸し出していた上に最後本当に超常現象起きた」
酒原 「空飛んでしまったな」
神酒原 「誰もが一度は思ってしまうよね。空を飛んでみたいって」
酒原 「飛べる訳ねーじゃん」
神酒原 「いやいや。本気で思ったりはしないよ。本当に飛びたいんじゃなくて、飛べたら気持ちいいだろうなーとかそういう事は考えるだろ? 彼女らはふとそういう事を同時に考えてしまった。綺麗にシンクロしたから、願いが叶った。面白いプロットだなぁと思ったまでさ」
酒原 「お石様ぱねぇな」
神酒原 「うん、ぱねぇ」
酒原 「全体的にはどうだ?」
神酒原 「まだキャラの性格も把握していないうちにいきなり喧嘩を始めてくれたからね、あまり楽しくは見られないよね」
酒原 「そこはあれだろ、まだ1話だから様子見すべきところなんじゃねぇの?」
神酒原 「そうなんだけどね。いや、今回の喧嘩って誰がどう見ても紗季が悪いじゃん? 誰が悪いのかが明白で、本人もその事を自覚していて、それでも喧嘩を続けるっていうのは傍から見たら至極面白くないんだよ」
酒原 「いい気分にはなれない、という事か」
神酒原 「そうそう。のっぴきならない事情があるにしても今のところ見えないし、それに現時点ではただ引っ越すってだけに見えるから、「なんで言ってくれなかったの?」という疑問が視聴者にも湧いてくる。お母さんの様子を見る限り、後ろめたい理由がある訳でもなさそうだし」
酒原 「あれかもよ。引っ越してしまうから、一緒に全国を目指せない。約束を破る事になってしまうから、なかなか言い出せない。結局終業式になってしまった……という事で、紗季自身けっこう腐っちゃってるのかも」
神酒原 「それかもね。それにしても問題は次回へ先送りか」
酒原 「なんだ、今回はあまり満足ではなかったのか?」
神酒原 「満足させる内容ではなかったからね。でも面白かったよ。左原案、田中雄二デザインのキャラクターたちはみんな可愛らしかったし、今後面白くなっていくだろうなっていう期待は持てた。たぶん最初からスロースターター的なストーリーが作られているから、最後の飛ぶシーンはいらなかったくらいだね。あのシーンはあのシーンでとてもよかったけど」
酒原 「第1話で必要なツカミってやつか」
神酒原 「物語に起伏は必要だよね」
酒原 「他にはないか、感想」
神酒原 「OPの絵コンテ・演出が橘秀樹だった。びっくりした。いいOPだなぁと思っていたら」
酒原 「見てる時に気付いたのか?」
神酒原 「まさか。名前見てから見直してみると、サビに入るところの演出はなるほど彼らしいとは思ったけど、今までの彼のOPとはまた違った雰囲気だったからね、さすがに気付けるはずがない」
酒原 「でもお前大歓喜だな」
神酒原 「ああ。普通にいいOPだからね、毎週見るのが楽しみだよ」


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