なにこれ面白いw
第一印象
かーなーり期待して視聴を始めました。
いやー面白いですね!
これは今後にワクワクしてしまう滑り出し。さすがは異色のデビュー経緯の人気作。
事前情報はまぁ、公式サイトに一度お邪魔した程度ですが(なにあのFlashすごい)、これは期待していたよりも面白いかも知れません。というよりは、期待していたのとは別の魅力を感じる事ができました。
一つすごいと思ったのは、音響。
BGMの使い方ですね。
普通こういうボーイ・ミーツ・ガールのストーリーって、ヒロインとの出会いは何かしら印象的に描かれるものです。代表格は『天空の城ラピュタ』ですね。僕の個人的代表格は『イリヤの空、UFOの夏』ですけど。
しかしこの作品、作品内での最初の出会いは至極あっさりでした(たぶんハルユキは以前から黒雪先輩を見ている)。これはまぁ、初めて見る訳ではないという描写でもあったのでしょうけど、逆にアクセル・ワールドの独特の雰囲気を形成するに役立っています。
そして僕が言及したいのはその時のBGM。割と軽快なBGMが流れていました。これのおかげで、ただバーチャル世界を歩いているだけのシーンが退屈ではなくなりました。
そんな風に、BGMを効果的に使っている印象を受けた。音楽を制するアニメはアニメ界を制す。……わきゃないけど、やっぱり音がいいと燃えますよね。
ハルユキの現実性、虚構性
とても虚構的な外見をしていますよね、ハルユキw
公式サイトで初めて見た時はおったまげたものです。「これが主人公か!」というよりは、「ミスマッチ!」という感想が出てきました。
チビデブという事なんでしょうが、それにしたってこれはデフォルメされすぎている。
しかし、そこがなんか面白い。
ところがその実、その内面は割とリアリティに満ちていました。
いじめに苦しむ学生の心理描写が秀逸。いやはや恐れ入りましたよ。
「学生時代は捨てたんだ」というセリフも面白いし、僕が特に注目したいのはハルユキがタクに抱いている感情。
チユリに「タクに言った方が」と言われた時、ハルユキは絶対に言うなと言いました。この時は「ああ、強がってるんだな」くらいにしか思いませんでしたが、次の日の下校中に偶然ばったり会った時、得心がいったのです。
いやまぁ、強がりには変わりないのですけど、一番の友達とは普段の何気ない会話で盛り上がりたいのですよね。そして、自分の弱いところは見せたくない。
素直に相談した方がいいのにね。
男の子だなぁ、と思ったシーンでした。辛いからこそ、楽しくいられる時間は楽しく過ごしたい。後ろ向きに歩く姿から、そんな等身大の感情が見て取れました。まぁ、この時点では荒谷くんを撃退したあとだったのですけどねw
自分に自信のない主人公の描き方としては最高に面白い。
電脳世界も上手く使っているのがいいですね。バーチャルだけでいいじゃん。仮想世界だけが僕のテリトリー。
あのテニスっぽいゲームのシーンが説得力を増してくれます。素直にすごかった。打ち返せない豚はただの豚だ!
どうでもいいけど『紅の豚』をまともに見た事がにゃい。
そこはかとないフェティシズム
面白い、と同時に、エロい!
なんというか、エロさの表現が面白いと思いました。
アニメでエロと言えばとにかく肌を露出させ、ギリギリを攻め、または疑似セックス描写(馬乗りなど)に凝る、などがセオリーですが、この作品はあまりそういう事をしませんね。
いや、黒雪さんのアバターは胸元開いてますけどね。でもあまりそっちには目がいかない。いえいえ、おっぱいの大きさの問題ではないですよ?
目が行くのは、黒雪アバターがハルユキアバターを抱き上げるシーン。なんだろう、美少女が可愛い動物を小脇を抱えて持ち上げるという微笑ましい絵のはずなのに、そこにただようそこはかとないエロさ。
顔を近づけているからでしょうか。
ハルユキのドキドキ感が伝わってきますよね。「なんで僕が憧れの黒雪先輩に……?」という感じの疑問もドキドキ感を増しているに違いない。
窓に頭をぶつけたあとはハルユキのフトモモを指でなぞってみたりと、なんというか、「動きで見せるエロさ」に挑戦している感じがします。しかもあざとくないように、少々控えめに。ちょうどいい塩梅。いいぞそのままやれ。
黒タイツも素敵です。『お兄ちゃんのことなんか~』を見てからというものの、僕は黒タイツに一定の魅力を見いだせるようになってしまったのですが、黒雪さんは黒タイツがすごく似合っていますね。名前も印象づけに一役買っているところがスキのないところです。
黒雪さんもエロくていいですが、幼馴染っぽいチユリがとても可愛い。男子トイレに平気で入れる女子は『スタドラ』のミズノちゃんだけかと思っていたよ。
その他
OPがお披露目。椛島洋介のOPは基本的にせわしないけどかっこいいなぁ。
May'nの曲はすげぇいいですね。さすが浅倉大介。本当はKOTOKOのEDをこそ聞きたかったんだけど、それは一週おあずけですか。
つぶやき
お金ないけど出かけないといけないので昼は外食しないといけないジレンマ。本当に財布の中から貨幣が消えそう……


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【Acceleration;加速】
アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)著者:川原 礫アスキーメディアワークス(2009-02)販売元:Amazon.co.jpクチコミを見る
もっと加速してみないか?今 ...
アクセル・ワールド 第1話 「Acceleration;加速」 感想です
『もっと先へ加速したくはないか?少年』
黒雪姫ってかっこいいですね
主人公である「有田春雪」はぽっちゃり系の男の子、この体型と内向的な性格で不良達に目をつけられて苛められっ子になっているようですね、しかもこの世界には仮想現実たるネットワ...
もっと先へ、加速したい―
そこそこ期待の新作アニメ主人公の等身どうなってんのwニューロリンカーと呼ばれる仮想現実における体内?端末が急に普及した未来ゲームの腕前だけが取り柄のいじめられっ子現実か...
関連リンクhttp://www.accel-world.net/WikiPage#1 Acceleration;加速さて色々期待されている?アニメが始まりましたねリアルでは丸っこい主人公がなにをやってくれるのか!?有田春雪は太っていて
ブレイン・バースト
「もっと先へ《加速》したくはないか、少年」
それが君の望みか?
<あらすじ>
2046年、ニューロリンカーと呼ばれる携帯端末を用いることで
多くの世界が仮想ネットワーク上で行
アクセル・ワールドですが、リアルで冴えない主人公が仮想現実で活躍するアニメです。
有田春雪は不良にいじめられておりパシリをやらされていますが、ヤキソバパンが売り切れて
もっと先へ加速したくはないか? 少年――。
ぽっちゃりタイプなハルユキは 学園で最下層カースト扱い(汗)
ネットでのゲームでハイスコアを出すのだけが ストレス発散だっ
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原作ネタバレあるので注意。
あらすじ
梅郷中学に通う一年生・有田春雪。丸っこい身体に内気な性格の彼は、学内格差...
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アクセル・ワールドの感想です。
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展開的ダメ主人公が違う世界では大活躍するという
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サンラ...
話の見せ方が、とにかく上手い!
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もっと先へ、加速したくはないか、少年? おちこぼれでいじめられっこの少年、有田春雪に起こったある事件。それは彼に何をもたらすのか・・・ ヒロイン黒雪姫が超絶可愛い♪ そ ...
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原作は未読、何やら話題になっていた
[新]アクセル・ワールド 第1話
『Acceleration ; 加速』
≪あらすじ≫
2046年、ニューロリンカーと呼ばれる携帯端末を用いることで生活の多くが仮想ネットワーク上で行われるようになっ...
ドマンジュウ・・・・・
ドマンジュウじゃないか!(ぇ)
ってわけでデブが格好良くなっていく話??
原作は未読です♪
オススメされたので見てみますw
飛べない豚はただの豚だ(
第1話視聴しました、これは予想以上に面白くなりそうな作品です。 原作は読んだことはありませんが、結構面白いという噂は聞いていたので 期待はしていましたが、期待値以上の内容
アクセル・ワールド
第01話 『Acceleration;加速』 感想
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アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)『もっと加速しろ、仮想世界も現実も!』
制作:サンライズ
監督:小原正和
有田春雪:梶裕貴
黒雪姫:三澤紗千香
倉嶋千百合:...
アクセル・ワールド 第1話。
2012春アニメ感想第ニ弾は、
大人気ライトノベルのアニメ化作品。
ちなみに原作未読です。
以下感想
原作未読。仮想世界のイメージがいい。
原作は1巻しか持ってませんが、その時忙しくてそのまま放置した作品です(汗)
という訳で、アニメ化は地味に楽しみでしたw
ただ、絵が可愛いのでそこから入った人も多いはずです。...
さてさて、『ソードアート・オンライン』と並ぶ川原礫[http://wordgear.x0.com/]さんの話題作、『アクセル・ワールド』のアニメ[http://www.accel-world.net/]がいよいよ始まったわけですが、OP画を見
アクセル・ワールド 1(初回限定版)[DVD](2012/07/25)三澤紗千香、梶裕貴 他商品詳細を見る
ついに始まったったー!
、
原作は8巻まで概読、現在進行形で9巻を読み進めてます。
原作概
第1話『Acceleration;加速』アクセル・ワールド 1(初回限定版) [Blu-ray]新番組5本目です。
[アクセルワールド] ブログ村キーワード
第15回電撃小説大賞〈大賞〉受賞作。ラノベ・漫画化・アニメ化・ゲーム化など幅広いメディアミックスが展開中の作品
サウンド 音楽 ア
大門ダヨ
いや~今期アニメは何を記事書くか悩んでしまった~
一通り見てから決めよ~とあったので
一話だけ圧に雑に書かせてもらいましたww
2046年、ニューロリンカーという
まるっとお見通しだー!!(違っ トリックなつかしいなぁとなぜか思いつつ いってみましょう。
BS11での放送は確実だったけど、まさかの地上波でも放送♪
でも、時間的にEVOLなどとダブってしまってる状況なので、どうするかけっこう迷っちゃいました。
あらすじとか見てみ...
1話 アクセル・ワールド 「Acceleration;加速」 主人公・有田春雪(アリタ・ハルユキ)は 現実の世界ではダメ男でクラスメイトの 荒谷(アラヤ)にパシリされていた。 そんな現実が...
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