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アクセル・ワールド 第4話「Declaration;告白」 感想!

速く、誰よりも早く。

 
 
 
切り際の上手さ
前回もそうでしたが、この『アクセル・ワールド』、話の切り際が上手いですね。

4話まで見てきましたが、構成の難しさを感じています。
今回もそうでしたが、今作って説明部分がものすごく多いのですよね。一般的なバトルものラノベに比べても、遥かに。
その分作劇に関しては相当シンプルに作られているのでバランスには優れていると言えますが、それでもアニメに落とし込むのはとても難しいでしょう。

僕はてっきり、この4話で原作1巻のお話が終わるのだと思っていたのですが(「告白」なんて、まさにラストに相応しいサブタイじゃない?w)、次がラストのようですね。6話まで続くのは……まぁないかな。
しかしそうなると、1巻5話。ラノベアニメの配分としては、多いです。統計を取ったことはないですが、3話~4話が妥当な長さなんじゃないでしょうか。

5話に伸びたのは、恐らく説明の多さが原因ですね。でもここまでで世界観についてはだいぶ説明された感があるので、2巻以降は3話とか4話とか、短ければ2話ってこともあり得るでしょう。
しかしそこで問題になってくるのは、バトル。

バトルものですから、当然、バトルしないといけません。
しかし現状、この4話までを振り返ってみると、なんとバトルらしいバトルをしたのは第2話だけ。
そのバトルは大変面白かったわけですが、バトルアニメとしてはこのバトルの少なさは異端と言えます。

恐らく次回、シアン・パイルと戦うでしょうから、原作1巻におけるバトルの数は2回。
まぁもしかしたらアニメではカットされているバトルがあるかもですが、流れを見るとなさそうだし、あったとしても合計3回。

同じバトルアニメでも、『とある魔術の禁書目録』なんかは第1巻に6話使っていますが、これは1巻におけるバトル回数が多いので、特に問題はありませんでした。
ところがAWではそうはいかない。
世界観説明をしないといけないので、話数をケチることもできない。

そこで、切り際ですね。
EDへの入りを徹底的に熱くすることで、まるでバトルを見ているかのような高揚感を生み出す。前回のバックドア発見は本当に上手かったです。この一瞬で、チユが犯人でないことが証明され、また、僕は少々ばかりの思考時間を要しましたが、真犯人の正体もほぼ確定してしまう。
原作では、例えば章の終わりくらいの展開でしたでしょうが、1週間待たされるアニメでこのストーリーだと、興奮もひとしおです。原作既読者で、「展開知ってるけど興奮した」とおっしゃっている方もいました。

そして今回の切り際。

タクが一人で病院に来ていることから状況を推理してみせ、すぐさま敵認定し、「どうしてだよ!」と言いながらも相手より早く対戦を申し込む。
ほぼ同時に「バースト・リンク!」と叫ぶところから、鳥肌がざわざわしましたよ。
相手より早く。シアン・パイルより早く。

ハルユキが求めたのは誰にも負けない「速さ」。
しかし、「速さ」だけでは足りない。「早さ」もないと、敵を出し抜けない。
この作品はあらゆる「はやさ」を追求しますね。

さて、これでもかと盛り上げたところで次回はシルバー・クロウとシアン・パイルの戦いですが、ハルユキがレベル2なのに比べて、タクはレベル4。
プレイヤースキルは恐らくハルユキの方が上でしょうが、このレベル差は致命的と言えます。捕まえたばかりのレベル50のカビゴンでレベル81のピカチュウに挑むようなもの。……ああ、これは例が悪いですね、この場合は「あまえる」食らったあとの「じしん」でも一発KOですね。
まぁとにかく条件はこちらに不利。ハルユキはどうやって勝利をもぎ取るのでしょうか。
予告では羽が生えていましたが。なんというシャナ。

黒雪姫
しかし黒雪先輩は可愛いですねぇ。

第2話での戦いの時、黒雪先輩の立てた作戦は失敗に終わったわけですが、「ここで黒雪先輩が「なんだと!?」という反応をすればもっとカタルシスがあった」という意見をコメントにていただき、なるほどと僕も同意しました。
しかしすぐに、「あらゆる意味で、この時点では彼女の「弱み」を見せたくないんじゃないだろうか」という反証を立てました。彼女にも強い劣等感があることは示されているので、今はかっこよくて美しい黒雪姫だけを見せたい、という作り手の意思があるんじゃないかとね。

しかし黒雪先輩が初めて弱みを見せることになったのは、僕の予想に反して恋愛面でした。過去のことに関してではなく、現在のことに関して。
ハルユキとしては、チユとは小さい頃からの仲良しなのだから、まぁ少し恥ずかしいではあるけど、直結することにそこまでの抵抗感はないのでしょう。
しかし第三者から見ればそんなこと分からないわけで、御世辞にも積極的とは言えないハルユキが本当に直結してこようとは誰も思わないのでした。

予想外であったことも原因の一つでしょうが、付き合っているいないは置いといて、自分と直結した男子が他の女子とも直結する、というのは単純に面白くないでしょうね。
黒雪先輩はこの感情を「嫉妬」だと分析し、自分は恋をしているのだと気づいたのですね。前回はチユに「まぁまぁ嫉妬するでないぞよ」とでも言いたげな挑発をしていましたが、その自分が嫉妬してしまうとは、なんとも可愛い皮肉です。

ハルユキにあらぬ言葉をかけられて殴った時の表情がとてもいいですね。
かっこよくて美しい黒雪先輩の、泣き顔。そそるものがあります強い人の涙は、それだけで心を打ちます。

ちなみに、フィジカルフルバースト。
大変面白いシステムで、先輩がこれを使った時も燃えたのですが、前回感想ブログを回った時に既読者がこの言葉をボロッと書いていたのです。

専門用語だから、言葉だけ書く程度はいいと思ったのかな。
僕は第2話の時に書いたのですが、AWの専門用語は基本的にただの英語なので、言葉を聞いただけでだいたいその意味が分かります。
フィジカルフルバースト。直訳で、身体的な最大爆発。

ネタバレやめて下さい。
ネタバレするなら注意書きして下さい。

つぶやき
クリアアサヒが美味い。

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