夏雪ランデブー 第1話 感想!
ロマンス。
変則恋愛バトル
2人の男が1人の女性を巡って戦う……なんて構図は、もうだいぶ使い古されてきたプロットだけど、そのうち1人が死んでいるとは、僕は初めて見ました。
なかなか面白い題材だけど、あまりライトではないのでとっつきにくいところはあります。第1話もその雰囲気に合わせてかあまり盛り上げずに終わったので、その他のアニメの第1話に比べて地味な印象。でも最後まで見れば満足感を得られそうだという期待は得られました。
主人公の葉月は……、公式サイトにも大した情報書いてないんだけど、22歳ということで、フリーターかしら。大学生、院生という可能性もあるけど、そのわりには3人シフトで回してたしなぁ。まぁ雰囲気がフリーターだし。余談だけど「フリーター」って和製英語だからね、英語じゃないからね。
それが花屋の店長に一目惚れしてしまい、恐らく今まで興味もなかっただろう花を買い求める生活を送り、アルバイトの募集を好機と見てふところに飛び込んだ、と。
見た目に反して恋愛に関してはアグレッシブというか、一途というか。それだけ本気になってしまったということなんでしょうね。「なにあの絆創膏。可愛すぎんでしょ……」のセリフによく表れていました。中村悠一が名演すぎるぜ。
簡単に家に上げてもらえることを逆に悲しく思っていると、男登場。これは辛い。
ショックを受けた葉月が軽く店長を糾弾しながら帰っていくわけですが、この辺の心理描写が少し有川浩と似ていると思いました。有川浩だと、これが女性目線になるけど。
「酷だわ店長」とか、「とぼけすぎはうざいですよ」とかね。
第1話の時点で想いを告げることになるとは思ってなかったので、これは意外でした。旦那さんが指摘した通り、葉月にはその辺の一歩を踏み出す勇気なんてないと思ってましたから。
まぁそれも、かなり流れに任せましたけどね。
「奥さん寝取ります」宣言で〆。やっぱりアニメ映えはしないw
プレスコ
例えば松尾衡監督作品の『夜桜四重奏』、こいつもプレスコ収録ですが、あまりプレスコらしさは出さなかったということで、実際に視聴してもアフレコとなにが違うのかよく分かりませんでした。
しかしその前作である『紅 kure-nai』ではプレスコらしさを前面に出しまくっており、当時はアニメの視聴資本がそんなになかった僕でも「これがプレスコかー!」と驚いていたものです。
今作はどっちなんだろう。
今のところ、『紅』で感じたようなプレスコらしさは感じませんが、それはお話のテンポがゆっくりだからかもしれない。
中村悠一始め、各声優さんの演技はすごく堪能できましたけどね。特に大原さやかの演じ分けがすごすぎる。葉月と話している時と他の人と話している時の声のトーンが微妙に違うんですよね。今はまだ、バイトの子というだけの印象。2話以降も変わっていったりして。
つぶやき
健康と環境のためにマウンテンバイクが欲しい


- 関連記事
-
- 夏雪ランデブー 第5話 対話感想! (2012/08/04)
- 夏雪ランデブー 第4話 対話感想! (2012/07/27)
- 夏雪ランデブー 第3話 対話感想! (2012/07/20)
- 夏雪ランデブー 第2話 対話感想! (2012/07/13)
- 夏雪ランデブー 第1話 感想! (2012/07/06)