アクセル・ワールド 第15話「Destruction;崩壊」 感想!
もう能美さんやだー!
気持ち悪い
キモいとかじゃないの! 気持ち悪いの!(マキ談)
能美マジでしゃべり方とか考え方とかやり方とか、あと髪型も全部気持ち悪いです。いやね、ちょっとくらい気持ち悪い方が敵としては面白いかもだけど、チユにペットうんぬんの話をしたところは本当の本気で気持ち悪くて、もう生理的悪寒がとんでもないことになりました。こいつがチユに指一本でも触れようものなら発狂しそうだ。あ! 前回触れてるじゃないか! ぎゃああああああああ!
能美の仕掛けた罠の欠陥に、ハルはついに気付けなかったよう。
というかこの流れだと、原作者かアニメスタッフのどちらかのミスかなぁ。もしハルが女子更衣室に入った映像が公開されても、カメラ発見と順番がバラバラだから、最初にハルが疑われても盗撮の容疑にかけられることはないんだけどなぁ。
そこはスルーしてもいいとして、むしろ問題はブレイン・バースト内での方か。
ダスク・テイカーの必殺技がチートすぎてやばい。アビリティなり強化外装なりを奪って、しかもそれが永続だって?
もはやチーターだよ! バースト・リンクのチーターだからビーターだよ!(ぇー
能力の嫌らしさも気持ち悪いですが、これにてシルバー・クロウの羽が奪われてしまったというのが痛すぎる。
これまでもハルは何度も自己嫌悪なり自信喪失なりに陥り、そのたびに回復してきたけど、今回ばかりはきつい。ハルのバースト・リンカーとしての誇りの所以はその羽だったわけで、これはアイデンティティをもがれたも同然。なんとも冗長不安定になってくれてイライラしてしまうところではありますが、これでは仕方ないとも思えます。だってあれだろ? 僕から指がなくなるようなものだろ? ブログ書けなくなるじゃないかぁぁぁぁぁぁぁ!
なんて冗談はさておき。
なんとなく、クロウの羽をどう取り戻すかというのが見えました。結構自信ある予想だけど、ネタバレになりかねないので書かないでおこう。
前回の時点で「こりゃあ和解エンドはないかなぁ」って思ってたけど、本気で能美のタマなし野郎をこてんぱんにぶっ潰して欲しいと感じます。
バースト・リンカーは、最年長で15歳。みんな子どもであり、例えば能美だって、ニコのような特殊な家庭環境にある不幸な子どもなのかもしれませんが、「能美も仕方なくこうなっちゃったんだよね!」的な終わり方はいらない。ここは勧善懲悪を見せて欲しいところです。
スカイ・レイカー
タクとも望まぬ喧嘩をしてしまい、どうにか戦う方向へ自分を鼓舞してみたけどやっぱり勝てなくて腑抜けてしまったところ、アッシュ・ローラーの男気に助けられましたな。いや、まだ助けられてはいないけど、なんというか、「ギガラッキー!」とか言ってフルボッコにしないアッシュさんカッケェ。
無制限フィールドに入れるということは、アッシュさんもレベル4以上なんだね。
アッシュさんとしては、こんなシルバー・クロウとなんか戦いたくない、ということなんでしょうね。ブレイン・バーストで唯一の飛行アビリティを持つ彼だが、羨望の眼差しを持つと共に、バースト・リンカーとして燃えていたに違いない。こいつと戦って勝ちてぇ!というファイター思考。
それで、なにを考えているのかは知らないけど、アッシュさんの親らしいスカイ・レイカーのところへ連れて行ってくれました。
彼女に会うことで、クロウになにかいい変化があると思ったのでしょうね。
彼女はクロウが登場するまで、一番空に近かったバースト・リンカー。なるほど、これはいい影響を受けそうだ。
スカイ・レイカーが登場したところで次回へ持ち越しですが、この子OPにいるね!
可愛いなぁと思ってたけど、こんなところで登場か。水色のチェックプリーツがまぶしいよ!(黙れ
もう戦線から離れていて、そしてあんなところに住んでいる?ところからして、なんか重度の引きこもりっぽい雰囲気を受けたりもして。ちゃんと現実世界に帰ってるのかしら。
あだ名がいっぱいついているようで、「鉄腕」と「ICBM」はつながりませんねぇ。ICBMというと大陸弾道ミサイルのことですが、ミサイルのように突撃してくるリンカーだったのだろうか。
「イカロス」ってあだ名は、なんとなく想像ができます。空高く高く飛ぼうとして、太陽には勝てずに途中までしか行けなかったのでしょう。
ちなみにここで英語がちょっと変なことに。
レイカーってなんだ? と思って調べてみたら、"rake"が(鷹が)獲物を追って飛ぶ、という意味がありますね。たぶんここから取ってるんだろうけど、rakerって、基本的には「熊手を使う人」のことだぞ。獲物を追って飛ぶ、という意味ではrakeは人を主語に取らないから(擬人法では取るかもだけど)、人間を表す"er"をつけることはできないはず。
追記:
コメントより指摘をいただきました。
スカイ・レイカーのレイカーの英語表記である"raker"の語幹"rake"は、他にも「照射する、見渡す」という意味があるようです。
僕が普段愛用しているリーダーズ英和辞典、およびジーニアス英和辞典に、よく見ると載っていましたが、だいぶ小さいなぁ。軍事用語くらいでしか使わないのでは。
まぁでも、これで納得はできます。
ちなみに、Oxford Dictionary of ENGLISH(オックスフォード新英英辞典)でも調べてみましたが、さすがにこっちの方が分かりやすいねw
"sweep (something) from end to end with gunfire, a look, or a beam of light"
とあります。
直訳で、「砲撃、視線、もしくは光線を用いて端から端まで(なにかを)掃射する」となりますかね。なるほど、照射する、見渡す、と訳せるわけです。
みなさんもジーニアスなんか使ってないで英英辞典を使いましょう(僕も滅多に使わないけどw)
つぶやき
昨日は頭痛が酷かったのだけど、一晩寝たら治った。便利な体で助かる。


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