TARI TARI 第10話「萌えたり 燃えたり」 感想!
最終回へ向けていよいよ。
教頭
OPの後半でまひるさんと一緒にいちゃいちゃしてる女子生徒は、まぁ言わずもがな教頭なわけですが、その辺のカットを見てると教頭に関するストーリーもあるのだなぁというのは物語初期から感じてはいました。
しかし教頭はわりと本気で合唱部に対して手荒く、ちょっと弁解できないレベルで酷いことしてます。そこでどうやって「悪くない側」に持っていくのかなぁとも思っていたのですが、少し前からその片鱗が見えていますね。
教頭は「体制側」の人間として合唱部の敵ですが、そのさらに上の組織を絡ませてきたのは、作劇としては強引だけどまぁ説得力はあります。
つまり、教頭も「体制に苦しむ側」に持っていったわけですね。
その流れで最初は頼りになった校長を役立たずに仕立てて「先生」ポジションを教頭1人だけにしたのは上手い構成。このことを考えて高橋先生を「学校」という舞台から早々に退場させたのだとしたら、わりと驚愕ものです。
教頭が頭を抱える内容はまだ語られませんが、なにやら工事のおじさんたちが作業してます。建物の解体……?
例えば「普通科を排除する」とかそういう話だったとしても、こんなにも立派な校舎に手を入れるというのは考えにくいですが……。とにかくキナ臭いものを感じますね。
と、合唱部時代の思い出すら侵されるような内容だったのか、教頭はどうも情緒不安定になって今さらになってまひるさんのことを思い出している様子。
今さらと言っても、まひるさんが死んでから3年も経っていないはずですが、ここにきて涙腺にまで来ているというのは……。
ついでに、和奏の存在がまひるさんを思い出させるのでしょうね。
なんだかだんだん可哀想になってきました。
そんな教頭ですが、勇気を出して歌の作り方を質問してきた和奏にナイスアドバイスでした!
歌というのは、心の奥から自然に溢れてくるもの。
作らねばと思っているうちは作曲は無理。
うーん、なんか教頭が可愛く見えてきたぞ。まひるさんに強く影響されてますねー。
アルバイトの件で和奏にビシッとやられたのはちょっと爽快だったけどw
合唱部の言うことを「詭弁だ」と言ったり、この辺の言葉選びの悪さはいつも通りだけど、今回は輪をかけて勢いがなかったね。この人は固すぎるのがいけないんだよね。
和奏の「ありがとうございました」や来夏のひたむきさなどで少しは氷解してくれるといいのですけど。
今回の合唱ときどきバドミントン部
西之端ショウテンジャーの活動が予想以上に面白かったw
紗羽は結局スカートなしで出たのね。まぁスタイルいいから周りは気にしないだろうけど、スカートを取り付けるくらいのことはできたような気がするよ。
回を重ねるごとにショーのクオリティが上がっていくのがいいですね。大智の回し蹴りはかっこよかった。
置き引きが起こってからの流れは、なんだか『アイドルマスター』を彷彿とさせるものでした。
なんでそんな道端に私物置いてんの? というつっこみは置いといて、この置き引き犯も災難だよなぁ。こんな恥ずかしい形で逮捕されるとは夢にも思わなかっただろうに。いや、置き引きする時点で同情の余地はないんだけどw
ウィーンの痛さをみんなでカバーするのがとてもよかったです。
必死に追いすがって犯人にタックルを決めるまではよかったけど、そこでガンバライジャーの歌を歌い出したのはさすがに面食らいました。
でも4人が到着してからの流れが妙に熱い! 塀の上に腕組んで立つ大智がちょっと真面目にかっこいいのが腹立つw
サビで1人だけ1オクターブ上を歌ってたけど、たぶん和奏かな?
いやぁ痛快痛快。笑いあり笑いありの最高の舞台でした。
次回は、白祭への出し物を本格的に詰めていくようです。
冬服も楽しみ。でも理事会の陰謀は怖い!
つぶやき
小さいイベントで、広めの歩道で30人くらいのゲリラダンスを行う……というイベントに一枚噛んだことはあります。
こういうストリート系のことを1回でいいからやってみたいです。5、6年ほど前はそういうのが盛況でしたね。ある~晴れた日のこと~


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