恋と選挙とチョコレート　第9話「事故！」　対話感想！

2012 / 09 / 07

大島の運命やいかに（棒）

　
　
　
登場人物
酒原（さけはら）：タイプミスから生まれた謎の人物。話下手な神酒原のアシスタントを務める。最近、このブログを乗っ取ろうという計画を立てているらしい。
神酒原（みきはら）：このブログの書き手。家のクーラーと洗濯機がほぼ同時に壊れた。クーラーはまぁ我慢できるとしても洗濯が大変。機械に頼る生活をしてるからこうなるんだよ！

神酒原　「おいプリウスじゃねぇぞ」
　酒原　「てめぇいきなりなに言ってやがんだ」
神酒原　「いやほら、大島を轢いた車」
　酒原　「分からない人のために説明すると、この神酒原は、第1話のアバンでカタヒラ派のスキャンダルをパパラッチしてた女の子が車に轢かれたシーンがあったが、この車が音の出ないプリウスだったということで無駄に怒り、必要以上にその女の子に感情移入してしまったというわけだ」
神酒原　「恥ずかしいな」
　酒原　「なんかもう恥じ入れ」
神酒原　「酷くない？」
　酒原　「いきなり大島を轢いた車の車種に言及するお前の感想記事の方が酷いよ」
神酒原　「それもそうだ」
　酒原　「んで、どうだった。めまぐるしく状況の動く回だったが」
神酒原　「動いたねぇ。ぶつかったくぎゅが大沢だったとは、かなり驚いたよ」
　酒原　「なんで？」
神酒原　「ずっと男だと思ってた」
　酒原　「これは叙述トリックにかかったな」
神酒原　「え、これ叙述トリックなの？」
　酒原　「主人公の名前を言ってみろよ」
神酒原　「大島。…………あああッ！」
　酒原　「気付いたようだな」
神酒原　「同じ「大」がつく名前だから無意識的に主人公と同じ男だと思い込まされていたのか！」
　酒原　「やられたな」
神酒原　「悔しいっ！　でも楽しいっ！」
　酒原　「それはよかった」
神酒原　「第1話アバンの女の子つながりで僕は夜雲会長のことがかなり気になっているんだけどね」
　酒原　「それがどうした」
神酒原　「大沢が復帰してきたことで夜雲会長周りも面白くなってきたな、と思ってね。大島のためにも彼には頑張って欲しいから応援するぜ」
　酒原　「しかしまぁ大沢さん、事件ねつ造で謹慎食らったあとだというのに厚顔無恥だな」
神酒原　「治安部周りだと、今回衣更ちゃんを助けた治安部が妙にかっこよかったね」
　酒原　「無視しやがった」
神酒原　「ああいう風にいじめを颯爽と取り締まってみたいよ。権力というものはああやって使うんだ」
　酒原　「大島に花持たせるためにやったんだろ」
神酒原　「それ言っちゃ駄目だろ！　こうやって僕がじーんと感動しているというのに！　無神経だよ田中！」
　酒原　「だれだよ」
神酒原　「分かってんだよ！　あの夜雲会長の側近2人は大島の助けになれるタイミングを見計らって近くで張っていただけだって！　正義感からの取り締まりじゃなくて場を収めて大島の選挙活動をスムーズにするためだって！　大島が飛び出した以上はなにかしらの形で決着がついた方がイメージがよくなるという見込みがあったからだって！　所詮は政治的な行動だったんだって！」
　酒原　「俺はそこまで言ってねぇよ」
神酒原　「気を取り直そう」
　酒原　「そうしてくれ。他にはどうだった、千里がどんどんやばくなってきてるが」
神酒原　「大島の事故エンドはEDに入る詐欺の演出もあってかなり衝撃的だったけど、次回予告で無事なのが分かるのってよくないと思います」
　酒原　「俺は千里について聞いたんだ」
神酒原　「千里やばいね。弟が死んだトラウマでチョコが食べられなくなった、というのはなんとなく分かってきてたけど、このトラウマのせいでたぶん大島を弟の代わりにしちゃってるんだろうね」
　酒原　「無意識的に、だろうがな。知らずのうちにダイキって呼んだシーンは鳥肌が立った」
神酒原　「うんうん。ただの恋愛感情だったら他の女の子たちに嫉妬する程度で済んだかもだけど、死んだ弟の代わりにしちゃってるから「大島が離れてく」感覚を強く意識しちゃって精神が不安定になっちゃってる」
　酒原　「次回、なんか吐いてるように見えたぞ」
神酒原　「それはもしや、つわ」
　酒原　「それ以上言うとさすがに殴る」
神酒原　「ごめん、出来心だった」
　酒原　「サブタイは、「錯綜！」かな？」
神酒原　「よくないタイトルだね。まさかのヤンデレ展開になってしまうのか」
　酒原　「それもそれで面白いとは思うけどな」
神酒原　「ハラハラドキドキで楽しみだよ」