俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第4話「俺の妹のライバルが来日するわけがない」 感想!
スーパー小学生リアちゃん!
感想
雑誌の表紙を飾っているのは桐乃みたいに読モをやってるとかでは決してなくて足が超速い小学生だからなんだぜ!
というわけで中3の桐乃より速い小学生の登場です。
天才ってやっぱいるんですよね。学年が上である桐乃にも勝っちゃうリアちゃんすげぇ。桐乃自身も強化合宿メンバーに選ばれるくらいには足が速いはずなんですけどね。
天才って、見上げる分には楽しいけど、隣にいると辛いことがあるんですよね。
見ず知らずの人が天才だったらそれは「すげー!」で終わるけど、友達なんかが自分と同じ分野で天才的な才能を発揮していると、なんとも複雑な気持ちになってしまうものです。『氷菓』ではそういう感情が描かれました。
でも桐乃とリアはとてもいい関係に落ち着いてますね。
リアは桐乃がどう頑張っても勝てない、しかも年下なのに勝てない、高い高い壁だったわけですが、京介がロスに迎えに来てから、一度だけ勝てた。
リアの背中に指がかかってる状態と言えます。
リアを越えるべき壁として設定できる。見ていて清々しいです。
まぁ、あれだけ仲がいいんだから、リアにどうやっても勝てなかった、つまり越えられない壁状態だった時からも仲よくはしてたでしょうけどね。
桐乃が重度の妹萌えだったこともいい方向に傾いてたのかもw
そして妹萌えといえば我らが京介!
いつも自分の身を犠牲にしまくりの言動で物事を強引に解決してきた京介ですが、今回の叫びも素晴らしかった! なんか知らんけど感動した!
原作でこのシーンを読んだ時は鳥肌モノでした。京介の愛の告白(違)を受けて、桐乃の足がぐんぐん速くなるんですよ? もうなんというか、愛の力(違)ってすごいなぁと。再びアニメで見られて感動です。
……と言ってもまぁ、桐乃は追い上げ型なんだそうですけどねw
リアちゃんはスタートダッシュ型。だからああいう結果になったわけです。
京介の叫びを受けて桐乃の足が速くなった、この側面もあるとは思いますけどね。
大事なのは、それでも「負けた」ということ。
こんなこと言うのはなんなんだけど、薄っぺらいんですよね、愛の力だけで勝つのって。そんな不確定な力、スポーツの世界ではハナクソなのです。いつでもどこでも同じように最高の結果を出せるコンディション、これこそが大事。
リアちゃんはこれを分かっていた。そしてだからこそ、「まぐれで自分が負けるはずない」と、自信につながっていた。
実際、桐乃はリアちゃんに負け、一度勝ったとはいえ、実力ではまだまだ劣っていることが証明されたわけですが、これは桐乃にとってもよかったことかもしれません。
これが勝負の世界。桐乃が望んで飛び込んでいった世界。
ロスで一度勝てたのは、まぁ一種の反動みたいなものなんでしょうね。本当に嬉しくて、本当に久しぶりで、そのおかげでコンディションが最高潮になって……と、まさに不意打ちのような勝負だった。
この勝利も桐乃の尊厳のためには大事だったけど、でも負けっぱなしでは終わらない・絶対に借りは返す、というリアちゃんのような子が相手だったからこそ、意味があったのだとも言えます。
……なにが嬉しくて、なにが久しぶりだったのかは、まぁ、ねw
お兄ちゃんだよねw
くそう可愛いなぁ。結局はここに落ち着くんだからなぁ。
お兄ちゃん大好きパワーで勝てない相手に一度勝って、お兄ちゃん大好きパワーで驚異的な追い上げを見せる。
京介がシスコンなんじゃなくて桐乃がブラコンですよね。
そして彼氏になってくれ発現。
……え、ええええええええええええええ!?
って、驚きたいところだけど、こんなのオチがあるに決まってるんだからw
でも次回が超楽しみです。
追い上げ型の桐乃のように、こっから2期はどんどん面白くなっていくでー!


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