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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第5話「またしても、彼は元来た道へ引き返す。」 対話感想!

ショートエピソードがショートすぎてちょっと可哀想。

 
 
 
登場人物
酒原(さけはら):もう長いことこのブログに寄生している謎の人物。誤植から生まれた設定とかもうたぶんだれも覚えてない。最近は神酒原の方が頭が上がらないので酒原の方が本体なのではないかという噂が。
神酒原(みきはら):このブログの書き手。『うさぎドロップ』を久しぶりに見直して、最近心が温かい。原作漫画も読みたいな。高校生編がちょー気になる!



神酒原 「ねぇ、なんで由比ヶ浜さんはいつの間にかリボン派になったの?」
  酒原 「いちいちお前の趣味に合わせるわけねぇだろ死ねキモヲタ」
神酒原 「酷い!」
  酒原 「酷いのはお前の思考回路だ」
神酒原 「でも結衣ちゃんはリボンをオフした方が絶対可愛いと思うんだよ、何度も言うけど」
  酒原 「何度も言うことじゃねぇよ、そういうのは次リボン外した時に言えよ」
神酒原 「それもそうだね。そうする」
  酒原 「よろしい。さて今回はやっとストーリーが動いたぞ」
神酒原 「なんかほんとに、「やっと」って感じだね。今までのはなんだったのって感じがするよ」
  酒原 「今までのも面白かっただろ」
神酒原 「うん。でも第1話あたりからいきなり今回のラストに飛んでもストーリーにあまり支障ないじゃない?」
  酒原 「ない……ことはないと思うが、まぁ、微々たるものだろうな」
神酒原 「だろ? なんか、全体的にまとまりがないなぁって。今回の川崎さんとか、ちょっとストーリー雑すぎない?」
  酒原 「なんで」
神酒原 「お金稼げるところ探して年齢偽ってまでバイトする行動力があるのに、スカラシップのことを知らないのはおかしすぎる。大学受験する気満々ならなおさら。学校だって進学校なら、各種奨学金のことは随時案内してるだろうに」
  酒原 「うん……まぁ確かに」
神酒原 「この作品はあれだね、全体的に解決策が雑すぎるね」
  酒原 「お前にしては辛口多いな」
神酒原 「解決する前が面白すぎるから好きだけどね」
  酒原 「ああそう」
神酒原 「そしてとうとう結衣ちゃんが「お菓子の人」だったということが判明! 八幡の解釈がボッチらしさ全開で面白いからこれは次回超期待!」
  酒原 「よかったな」
神酒原 「そして雪乃と川崎さんの丁々発止が理解できないアホの子結衣ちゃん可愛い」
  酒原 「お前は結衣ちゃんのことばっかりだな」
神酒原 「でも結衣ちゃんには「風が吹けば」の次は「スカイツリーのエレベーターが止まる」って言って欲しかった」
  酒原 「それはなんでもいいじゃん」
神酒原 「ちなみにこのことわざが伏線なのだっていう可能性は」
  酒原 「……どゆこと?」
神酒原 「八幡と結衣ちゃんのフラグがポッキリ。……という風が吹いたと思ったら、巡り巡って雪乃ん大勝利!のパターン」
  酒原 「言ってることはだいたい分からなかったが、それはどっちかというと「漁夫の利」って言うんじゃ」
神酒原 「あ、そっか」

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4 Comments
名前を入れてください ""
ちょっと気になったので反論します。

①5話で結衣の話が動いたことについて
仮に1話の直後に八幡による拒絶が描かれても、八幡の悲惨な過去の描写が足りなすぎて、八幡の「優しい女の子は嫌い」との思想、及び行動に説得力が生まれなかったのではないでしょうか。

②川崎がスカラシップを知らなかったことについて
不自然とまではいえないと思います。進学校だからといって高校で予備校の講習や受講料まで詳しく案内するとは思えませんし(私の母校では模試の案内はしてくれましたがそれだけでした)、孤立している川崎には人づての情報収集も難しかったでしょうから。

あとアニメはかなり話を省略しているので、もし気になったら原作を是非どうぞ。近年のラノベでは出色の出来です。
長文失礼しました。
2013.05.05 01:47 | URL | #- [edit]
神酒原(みきはら) ">名前を入れてくださいさん"
コメントありがとうございます。

>①5話で結衣の話が動いたことについて
これについては書きなぐってしまったので、ちゃんと伝わっていないのかもしれません。
僕の意図した説明は、「間に入っているのがどれも1話で完結している短編なので、メインフローだけつなげると1話と5話でつながる」というものでした。
また、その上で、僕は間・間のエピソードの質に疑問を持ってるので(3話からは感想書いてます)、全体的にまとまりがないと感じました。八幡の思想の説得性については、今の状態で問題ないと思ってます。最後超面白いですし。

>②川崎がスカラシップを知らなかったことについて
いえ、これは不自然です。
なにも「予備校のスカラシップシステム」に限定してるわけじゃありません。学費をまかなえない学生のために、優良な成績を修める代わりに学費を一時肩代わり(もしくは返済義務なし)して大学に進んでもらう……という「奨学金」の制度はわりと一般常識であり、指定校推薦など、学校が案内しているものもいくつかあるはずです。また、孤立しているとはいえ、川崎さんは先生の説教をかわしちゃうほどの話術があります。つまりコミュ障ではなく、情報収集は簡単なはずです。事実、コミュ障っぽい八幡でさえ(っぽいだけで実際は違うでしょうけど)奨学金のことを知ってます。加えて記事でも書きましたが、川崎さんはどう考えても普通の高校生には存在すら分からないようなホテルのバーのバイトを見つけ、年齢を偽る度胸もあります。これほどの行動力があれば、なぜ学費が足りないだけで家族にも内緒で朝帰りのバイトをしてたのか……という説明には、圧倒的に足りません。

>近年のラノベでは出色の出来です。
なんかそうらしいですね。普段はアニメの原作ラノベには手を出さない(というよりは時間なくて手を出せない)のですが、これは珍しく気になってます。なんかいろいろ批判してる体になってますけど、僕この作品すげぇ好きなので。
2013.05.05 11:26 | URL | #- [edit]
野良猫 "はじめまして"
>八幡の解釈がボッチらしさ全開

色んなブログとかでヒッキーの選択を自己保身的に書かれてますけど、多分違うと思います。
個人的に、
人間の頭の中は大昔から何も変わっていない。
だから、描かれる物語も設定は違っていても大昔の物語から何も変わっていない。
同じ人が色んな物語を演じている。
無理やりかつての物語(式)に当てはめれば自ずと解は見えてくる。
と思っています。
その中で今までの話を無理やり理解するなら、ヒッキーはfateのディルムッドやランスロットなのだと思います。
誰かの涙を知ってしまったのなら見過ごすことの出来ない騎士という種の生き物。
例えそれが、本人すら気づかない(見ない振りしている)痛みだったとしても放っては置けない。
優しい女の子が嫌いなのは、結局自分がその誰かを守るために傷つくことを知っているから、そういう習性であることを知っているからだと思います。
ディルムッドを歌った曲に
手に取った花の棘の痛みも流れる血もわかっているけど目の前に咲いている花にはずっと笑っていて欲しいから的なのがあるのですがヒッキーもそれと同じだと思います。
自分が傷ついても笑っていて欲しい。優しいというのは優しい誰かが自分の痛みを無視してやっている嘘。
それを知っているからこそ優しい誰かを救うために優しい嘘をつかなきゃいけなくなる。
原作を色々カットしているようですが多分必要ない部分をカットしたんだと思います。
ヒッキーの悲惨な過去といわれるものは多分それほど悲惨じゃなかったのだと思います。
少なくともスタッフはそう判断した。
悲惨な人生、でも誰かの笑顔だけを追い求め青春し続けていた、絶望の中でも光はあった、少なくとも本人はそれを悲惨とは思っていない。と。
そんな彼が優しい女の子は嫌いだというとしたら本当のところはその悲惨な過去のずっと前なのかなと思います。
初めの過ち。ここからは妄想ですが
彼はかつて優しい誰かを裏切った。
上履きを何十回も隠され、上履きとリコーダーを毎日持って帰ることになった。
何も出来ないままその誰かは外国へ行ってしまった。
飛行機雲が涙で滲む前に何か言えていたなら…
それ以来、ヒッキーは自分が負けることにした。

というのもありかなと思います。
そしてそれを知るのがヒキタニと漢字覚えたての子供と同じ間違いをしたままの葉山なのかなと思います。
二人は八幡を見つけたけれど、本人はそのころのことを封印してた、みたいな。
そしてそういうネタにつきものなのが捨て子猫。
それが、鎌倉とか。
2013.05.10 06:30 | URL | #eOLD9.pg [edit]
神酒原(みきはら) ">野良猫さん"
初めまして、野良猫さん。
かなり気合の入ったコメントを書かれているので、僕も気合いを入れて返したいと思います。

>色んなブログとかでヒッキーの選択を自己保身的に書かれてますけど、多分違うと思います。
まず、なぜ僕のところにコメントをしてくれたのかが分からないのですが……
僕は自己保身的かどうかなんて言及していません。厳しいことを言うと、そういうことを書いているブログさんにコメントをする方が、建設的な議論ができるのではないでしょうか。
でもまぁ、せっかくいただいたからには僕もちゃんと考えてみます。

>人間の頭の中は大昔から何も変わっていない。
>だから、描かれる物語も設定は違っていても大昔の物語から何も変わっていない。
>同じ人が色んな物語を演じている。
>無理やりかつての物語(式)に当てはめれば自ずと解は見えてくる。

すべてのネタは聖書で出てる、という考え方と近いですかね。
個人的に、と書かれているので否定はしませんが、僕は違う考え方をしています。語り手、設定、舞台背景、はたまたキャラクターや時代設定、ストーリーテリングが変われば、それは「違う物語である」と僕は考えます。まぁ、その上でも「テーマ」で考えるとどんなお話を作ろうと以前だれかが作ったテーマを辿っているだけなのでしょうけど、僕はそれを「抽象化しすぎている」と考えています。コメントを見る限りでは、野良猫さんは大丈夫のようですけど、このような考え方から「今の作品は昔の焼き増しでしかない(つまり面白くない)」と、本当に作品の本質を見ているのかが疑問な意見につながることもあります。
本作の場合でも、「比企谷八幡というキャラクターが物語の中で演じる役割・テーマ」は有史の中でたくさんあったかもしれないですが、「比企谷八幡」というキャラクターはただ一人しかいません。
まとめると、ジェネラライズ(一般化)よりもアイデンティティを重視、となるでしょうか。

>その中で今までの話を無理やり理解するなら、ヒッキーはfateのディルムッドやランスロットなのだと思います。
が、特定の作品を語る時、過去の作品(やキャラクター)を引き合いに出して「かつてこういう作品(キャラ)があった。こうこうこういう共通点があり、そこからこういう解釈ができる」というような分析は好きです。物語にしても、それを作る作者にしても、個人では計り知れないほどの大きな流れの中にいることは間違いないですから、他作品の観点からのアプローチは有用だと思います。

その上で。

>誰かの涙を知ってしまったのなら見過ごすことの出来ない騎士という種の生き物。
ここ以下の意見は、申し訳ないですが賛同できませんでした。

一番の理由は、作品を極端に美化しすぎていることです。
どの作品を語る時にも言えますが、「そこで実際に起こっていること」を抽出するだけでは、本質は見えません。上に書いた一般化と同じことが言えます。とても真面目な作品なら真面目な文脈で語るべきだし、おちゃらけた作品ならそういう文脈で語るべき。こういうのを確かコンテクストって言うんだったか言わないんだったか。
で、本作の場合。第5話の最後は(シリアス展開とは言えないまでも)わりと真面目な感じになっていますが、八幡というキャラクターに関しては、ボッチ属性であることを存分に活かしたイジリがメインフローとなっています。彼の腐った根性や、突っ込み、独白、または周りからの扱い(今回で言うと誘ってないやつが来ちゃったよ~的な)を笑って楽しむのが主旨だと言えます。
そうなると、野良猫さんの意見は『Fate』の方の文脈で語られており、本作のことを語るには話が飛躍しています。結果、八幡のことをかなり美化して語っており、今まで見てきた八幡像と完全に食い違いがあります。

>手に取った花の棘の痛みも流れる血もわかっているけど目の前に咲いている花にはずっと笑っていて欲しいから的なのがあるのですがヒッキーもそれと同じだと思います。
同じ言い方を借りると、僕は「手に取ると花の棘で痛いし血が出るから手を出さない」という風に見えました。
たぶんこれが、自己保身的、というやつなのでしょう。
ヒッキーの最後の独白は、見返してないのでちょっと自信ないですが、「自分がこれ以上傷つかないための予防線」に思えます。そこまで結衣のことを考えているとは思えません。
その根拠として、八幡は一応頭がいい(人間観察力がある)という設定があります。今までのお話でそれは証明されてきました(僕はその個々のお話の出来には疑問があるのですが)。そうなると、ちゃんと結衣のことを考えることができていれば、八幡は失敗しないはずです。しかし、むしろ結衣の方は傷ついている……というのは、第5話の時点でも明らかだと思います。

>優しい女の子が嫌いなのは、結局自分がその誰かを守るために傷つくことを知っているから、そういう習性であることを知っているからだと思います。
つまり野良猫さんは、「嫌いだけど自分が傷ついてでも守るんだぜ」という解釈なのだろうと思うのですが、これは上の美化の話とも関係して、ちょっと美しすぎます。
「優しい女の子は嫌い、だから遠ざける」と素直に解釈した方が自然だと思います。

>悲惨な人生、でも誰かの笑顔だけを追い求め青春し続けていた、絶望の中でも光はあった、少なくとも本人はそれを悲惨とは思っていない。と。
ヒッキーは悲惨だと思っています。だから自分をボッチだと認めているし、「負けることに関しては俺が最強」なんて言うのです。どうせ俺は負け組だから、それなら負けを極めてやる、と、開き直っている感じでしょうか。この開き直り根性を憂慮した先生はヒッキーを奉仕部に放り込んだのでしょう。
また、ヒッキーの今までの人生に光なんてありませんでした。そう描写されています。「誰かの笑顔だけを追い求め」というのは、もはや美化を通り越して作品内で少しも語られていないことです。

>初めの過ち。ここからは妄想ですが
あまりこういうIFの話を広げる論調が僕は好きでありません。IFの話が行きすぎると、それはユーザーが勝手にお話を作っていくということであり、作者がまったく想定していない方向へ考えてしまう危険性があるからです。

また、その内容も少し不自然です。ようは本来なら友達だったやつがいじめられているのをヒッキーは裏切ってしまった……ということなのでしょうが、そこを反省するなら、ヒッキーはいじめ根絶に動くようになるはずです。そうでなくても、ヒッキーは「自分が負ける」とは言っても別にいじめられていたわけではない(だれかがいじめられるくらいなら自分が、ではない)ので、いじめを受けていた友達が……というところから文脈がつながりません。ストーリーとしてあり得ないです。

>そしてそれを知るのがヒキタニと漢字覚えたての子供と同じ間違いをしたままの葉山なのかなと思います。
>二人は八幡を見つけたけれど、本人はそのころのことを封印してた、みたいな。

これはどういうことだろう?
恐らく言葉が足りていません。通じるようにお願いします。

野良猫さんのコメントのかなりの部分に反論することになってしまいましたが、コメントはすごく嬉しいです。最近はこうしてガッツリ語るコメントはあまりなかったですし。
2013.05.10 18:30 | URL | #- [edit]
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