はたらく魔王さま! 第5話「魔王と勇者、笹塚を救う」 対話感想!
立ってろ笹塚
登場人物
酒原(さけはら):もう長いことこのブログに寄生している謎の人物。誤植から生まれた設定とかもうたぶんだれも覚えてない。最近は神酒原の方が頭が上がらないので酒原の方が本体なのではないかという噂が。
神酒原(みきはら):このブログの書き手。タンスを整理しようと思っていらない衣類をまとめてみると、こんもりと大きな山ができた。あまり服を持ってないつもりだったんだけどそうでもなかったらしい。たくさん捨てたのでタンスがすっきりした。
酒原 「おい、なんだよ立ってろ笹塚って」
神酒原 「いや、なんとなく……読んでくれた人にネタが通じればいいかなって……」
酒原 「通じる人にはちゃんと通じるだろうが、なんか解せない」
神酒原 「なんかすまん」
酒原 「気を取り直して感想だ。アニメとしては第一章、原作換算では恐らく第一巻の終了だ。どうだった?」
神酒原 「面白かった! バトルしてるんだけど、バトル作品らしくないバトルしてるのが面白かった!」
酒原 「……うん? なんだって?」
神酒原 「いやほら、エミリアは全力出さないというか出せないし、ルシフェルたちはただの噛ませ犬だし、基本ギャグだし、それに魔王が最強すぎる。バトルを楽しむようなバトルではなかった。でもそれがこの作品らしくて、いい意味で安心して見られたよ。ドキドキはないけどワクワクがある、みたいな」
酒原 「はぁ。確かに魔王最強だったな」
神酒原 「人間の負の感情を吸収して強くなる、っていう悪魔の設定がいいね。こうなると、作品の序章であるエンテ・イスラのお話もさりげなく説得力が強くなる」
酒原 「確かに。悪魔軍団が人々を蹂躙すればするほど、悪魔は掛け算式に強くなる……というわけだな」
神酒原 「そしてその中でも強い意志を以て悪魔たちを退けた、という人間側のカタルシスもすごいことになるよね。その要である勇者は今あんなだけど」
酒原 「あんなって言うなよ、今回ちゃんと活躍したじゃないか」
神酒原 「今ガチで戦ったら魔王が圧勝じゃね」
酒原 「でも戦うという展開にならない、それがこの作品のいいところじゃないか」
神酒原 「だね。しかしルシフェルはルシフェルでちょっと可哀想だな」
酒原 「……なんで?」
神酒原 「ルシフェルとしては今回、悪魔としての矜持に従ったまでだろ? 手を貸してくる人間を利用して復活し、魔王のあとを追い、腑抜けた魔王を更生させるために地球を攻める……、悪魔としては立派すぎるくらいだ。ルシフェルからしたら今の魔王たちは本当に理解できないだろうよ」
酒原 「確かに、その辺も面白いな。そう考えると今回一番悪いのはあのハゲか」
神酒原 「ああ、教会の人間でありながら悪魔と手を組もうとか考えたわけだからな。でも「正気か……魔の者と手を組むなど……」は笑った」
酒原 「お前が言うなの極みだったな」


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