やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第8話「いずれ彼ら彼女らは真実を知る。」 対話感想!
面白かった! 期待外れだったけど。
登場人物
酒原(さけはら):もう長いことこのブログに寄生している謎の人物。誤植から生まれた設定とかもうたぶんだれも覚えてない。最近は神酒原の方が頭が上がらないので酒原の方が本体なのではないかという噂が。
神酒原(みきはら):このブログの書き手。最近の橋本騒動には正直言って首を傾げている。なぜみんな本人の言っていることを曲解して、ないことばかり批判するのだろう? 発言の是非は置いといて、あれは完全にイジメだ。
酒原 「どっちだよ」
神酒原 「え?」
酒原 「面白かったのかつまんなかったのか」
神酒原 「違うよ、面白かったけど期待外れだったんだよ」
酒原 「少しインパクトの強い言い方をしたらみんな続きを読んでくれるって思ってるだろ」
神酒原 「あらゆる文章媒体における常套手段じゃないか~」
酒原 「…………。で? その心は?」
神酒原 「どっちから言う?」
酒原 「面白かった方から」
神酒原 「超面白かった! なんというかね、なんだかんだ言ってこの作品って独特なんだよね。八幡みたいな主人公今までいなかったし、雪乃みたいなヒロインもなかなかいなかった。結衣ちゃんみたいなのはいたかもだけど」
酒原 「おい」
神酒原 「でも僕は結衣ちゃんが一番好きだよ」
酒原 「水着可愛かったもんな。具体的に言うと水着でそわそわするところが」
神酒原 「いや、水着はユキノシタさんの圧勝」
酒原 「おいこら」
神酒原 「考えてみなよ、僕に限らずアニメオタクは美少女の水着なんて見慣れてるんだ。目が肥え肥えなんだよ。ビキニ程度じゃ立たない」
酒原 「いや立つなよ」
神酒原 「確かに結衣ちゃんの水着もフリフリで可愛かったけどね。雪乃のあれ、どういう呼称をしたらいいか分からないけど、あれは雪乃のキャラとも完全にマッチしててオリジナリティもあった。120点だよ」
酒原 「なるほど分かった。でも話題がずれてるぞ」
神酒原 「そうそう、独特だって話だね。だからまぁ、この雰囲気に触れてるだけでも楽しいんだよ。八幡の腐り思考とか超楽しいし。みんな可愛いし。日常シーンはバッチリすぎる」
酒原 「ってぇと、留美ちゃんの部分が気に食わなかったと」
神酒原 「その通りだね」
酒原 「具体的には?」
神酒原 「なんの解決にもなってないから。最低の方法を採る、というのはそれ自体はいいんだよ。よくないけど、あくまで手段だから。でも気をつけないといけないのは、この作品はエンターテインメントだということ」
酒原 「……楽しませなきゃ意味ないと?」
神酒原 「そう。今回の方法、お世辞にも気分がいいものとは言えない。八幡の言い分に照らし合わせても、ボッチが悪くないのならあの子たちだって悪くないんだ。そこを胸糞悪い方法でぶち壊しにかかる。高校生が小学生を恐喝するってのは、冗談にしても笑えないことだ」
酒原 「だな」
神酒原 「でも、結果が伴えばいいんだ。視聴者を不快にさせた分のカタルシスを用意すればいい。けど、どうだ?」
酒原 「留美ちゃん結局宙ぶらりんだな」
神酒原 「その通り! もしかしたらこのあと、「あの時はありがとう……」「今までごめんね……」の流れになるかもしれない。でもそれは視聴者には分からないんだ」
酒原 「カタルシスがないわけだな」
神酒原 「ああ。しかも今回の問題はここだけじゃない。留美ちゃんは脱ボッチをするかもしれないけど、結局は今までと変わらない可能性もある。それはまだいい。でも、あの子たちはどうだ? あの子たちは自分たちが助かるために一人を犠牲にしてしまった。留美ちゃんをハブにしていた以上に、「悪いことをした」という意識が植えついたはずだ。仲間を裏切ってしまった罪悪感は、時に裏切られた辛さよりも酷い」
酒原 「今後あの子らの関係が壊れてしまうかもしれないと」
神酒原 「ああ。八幡の「小学生時代の友達なんて」の考え方とか、すげぇ共感できたんだけどなぁ。この作品ってなんで解決編になるといつも駄目になるんだろうね」
酒原 「さぁ……」
神酒原 「他にもまだ言いたいことあるけど、まぁ文句ばっか言ってても仕方ないし、彩ちゃんについて語ろうか」
酒原 「あれ、お前ご贔屓の結衣ちゃんは?」
神酒原 「なに言ってんの? 前回僕が言った通りじゃん、結衣ちゃん驚くほどなにもしなかったよ今回」
酒原 「いやほら、留美ちゃんの様子を察して八幡を止めただろ。そうじゃなくても萌えポイントがいろいろ」
神酒原 「彩ちゃんに敵うとでも?」
酒原 「……ごめんなさい」
神酒原 「彩ちゃんってほんと上手いキャラだよね。今回の朝チュン疑惑シーンは素晴らしかったよ。なにが素晴らしかったかって、服装だよね。男でも汗対策でシャツの下にインナー着けることはあるだろうけど、そのインナーが黒で、しかも寝間着用のよれよれシャツの襟から見えてるって、最高のシチュエーションだよ。しかもなんで彼は女の子座りしてんの? 朝チュンならぬ朝の一発されても仕方ないよ?」
酒原 「おい下ネタやめろ、しかも彼は男だぞ」
神酒原 「愛の前には性別なんて低い壁さ」
酒原 「さいですか」
神酒原 「川遊びのシーンも素晴らしかった。なんで彩ちゃんパーカーの前閉めてるの? そんなことしたら想像かきたてちゃうでしょ。水かけまくった上に間違って押し倒しちゃうよ。でもまぁ水着は雪乃が一位だけど」
酒原 「なんでそこだけ少し冷静なんだよ」
神酒原 「でも仮装は彩ちゃんが一位だ。雪乃の雪女もすっげぇ似合ってたけど、僅差で魔女っ娘……魔法使いの彩ちゃんが可愛い」
酒原 「結衣は?」
神酒原 「ただただあざとい。67点」
酒原 「リアルな数字だな……」
神酒原 「次回はどうやら結衣ちゃんのターン! 楽しみで仕方ないぜ!」
酒原 「お前は楽しそうで羨ましいよ」
コメントをいただき、記事内容に足りないところがいくつかあったことが分かりました。
コメレスにて補足になっていると思います。記事をご覧になった方はコメ欄も一緒にどうぞ。


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