やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。　第9話「三度、彼は元来た道へ引き返す。」　対話感想！

2013 / 05 / 31

世界線を越えろ。

　
　
　
登場人物
酒原（さけはら）：もう長いことこのブログに寄生している謎の人物。誤植から生まれた設定とかもうたぶんだれも覚えてない。最近は神酒原の方が頭が上がらないので酒原の方が本体なのではないかという噂が。
神酒原（みきはら）：このブログの書き手。祭りの露店（ビール売り）でバイトしたこと何回かあるけど、花火の間の仕事のなさは異常。数分間、びっくりするほど仕事の手がピタッと止む。んで終わると大行列。このギャップに超疲れます。

神酒原　「はぁ……」
　酒原　「元気ないな」
神酒原　「ああ……」
　酒原　「前回の記事でボロクソに敗北したからな」
神酒原　「敗北というか、最初から負けを認めてたんだけどね……」
　酒原　「もうお前に感想記事を書く資格なんてないってくらいの大敗北だったわけだが」
神酒原　「思えばコメント欄で戦って勝った記憶が見当たらないよ」
　酒原　「それもどうなんだ」
神酒原　「いやね、しっかり僕の相手してきたら僕弱いから勝てないじゃん？　僕が勝てるような議論ザコは逃げるじゃん？　ただ普通に議論だったらいいんだけど」
　酒原　「言い訳は見苦しいぞ」
神酒原　「もうお前がコメント対応してくれよ」
　酒原　「なんで」
神酒原　「僕より強いじゃん」
　酒原　「俺はお前より強いが、でもコメレスでこんな対話形式やったら確実にブチギレ食らうのでは」
神酒原　「それもそうだ」
　酒原　「じゃあ気を取り直して感想だ」
神酒原　「ああ！　元気に行こう！」
　酒原　「ところが今回の俺ガイルのテンションは元気じゃなかったな」
神酒原　「花火大会はいろいろと楽しかったけどね。でも八幡が元来た道へ引き返しちゃうからね」
　酒原　「出掛けたらお家に帰らないとな」
神酒原　「その引き返すじゃねぇよ」
　酒原　「うん、言ってみただけ。ところで冒頭の世界線を越えろってなんだ」
神酒原　「いやさ、ほら、住宅街で結衣ちゃんが八幡に語って聞かせてたじゃん。もし事故がなくてもきっとあたしはヒッキーに出会ってこうやって花火大会見に行ったって」
　酒原　「ああ」
神酒原　「もしそうだとしたら世界線を越えられてない状態なんだろうなと思って」
　酒原　「ああ……まぁ納得だけど、なんかシュタゲの展開思い出して鬱になりそうな……」
神酒原　「でさ、結衣ちゃんが八幡を振り向かせるならさ、世界線を越える必要があると思うんだよね」
　酒原　「それでか」
神酒原　「それでさ。八幡の根本の部分を叩いて変える必要があるんだよね。そしてそのためには……」
　酒原　「そのためには？」
神酒原　「自分を騙せ」
　酒原　「それもう普通にシュタゲじゃねぇか」
神酒原　「そうでした」
　酒原　「で、今回は総合的に見てどうだったんだ」
神酒原　「楽しかったよ！　結衣ちゃんめっちゃ可愛かったし、小町ウザ可愛かったし、八幡相変わらず面白いし、最後の独白はビビっと来たし」
　酒原　「勝手に雪乃を尊敬して勝手に失望して……か」
神酒原　「雪乃周りも面白くなってきそうだね！　車見てる時の八幡の顔を見るに、八幡はなんか思うところがありそうだし」
　酒原　「そういや今回彩ちゃん出てないな」
神酒原　「……あっ！　本当だ！　今回0点」
　酒原　「おいこら」
神酒原　「次回はなんと文化祭だ」
　酒原　「ヒキタニくんが文化祭実行委員になってるぞ、これはどういうこった」
神酒原　「クラスで浮いてる虐められっ子に面倒くさい委員を押しつける流れが中学時代にありました」
　酒原　「お前のことか」
神酒原　「僕じゃねぇよ！　でも面白いよね、委員やったら内申点上がるのにね。虐められっ子にやらせるんだぜ」
　酒原　「中学生は馬鹿だからな。古美門先生が言ってた」
神酒原　「リーガル・ハイ楽しみだね」
　酒原　「人格破綻者ブームが来てるのかもな」
神酒原　「ところで僕はもう一つ触れておかねばならないところがある」
　酒原　「ほう。それは？」
神酒原　「思ってたよりずっとゆきのんのこと好きなのかもぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
　酒原　「百合豚ェ……」
神酒原　「八幡は正しい。お前はずっとボッチでいるべきだ」
　酒原　「つける薬ねぇな、解散」