とある科学の超電磁砲S #10「原子崩し(メルトダウナー)」 感想!
次回予告が面白すぎて涙出てきたw
vsアイテム、終了
計3話に渡るアイテムとの戦いも、今回で終了となりました。
長かったけど、ものすごく濃密だった。そんな感じです。
その最後の戦い、麦野とのサシ。
まぁ「あんたとはサシでやりたい」とか、「数で圧倒して勝ちを拾ったとか言われたくない」とか、結局もしここで美琴が死んでも麦野再評価の流れにはならないんだけど、だからこそ美琴が生き残ったということにすごく感動してしまいます。ようあの中で目的を果たしたと思うよ。
今回もめまぐるしく移り変わる戦いの様子が面白い!
麦野が作戦を変え、データルームの手前で待ち伏せしたので、最初は美琴がそこを突破する展開に。そして突破して破壊したあとは逃走戦。
相変わらずすぎる迫力でテンションあがりっぱでしたw
ただ前回と比べて、溜めがあまりなかったかなぁというのは感じました。今回の絵コンテは二瓶勇一、確かに彼はどちらかというとスピーディにスピーディに仕上げる人かもしれない。
あと麦野が言ってて気づいたんだけど、今回の戦いで美琴レールガン一発も撃ってないんですね。
まぁよほど不意を突かない限りは麦野には効かなさそうだけど。絹旗は……さすがにレールガンくらいなら平気か? 絹旗は逆に高電圧に負けそうね。
麦野は研究員を脅して計画のすべてを知ることになりました。
だからどう、というわけでもないけど……、美琴を直接追い詰めるよりは、勝手に自滅してくのを見て愉しむ方を選んだようですね。助かったような気味が悪いような。愉悦愉悦!
そして激しいバトルが終了したあとの、ホテルからのシーン。
今回の肝はここでした。
いやぁ、やってくれましたよ。僕は多くの原作ファン同様、アイテム戦を特に楽しみにしていたわけですが、アニメはアイテム戦が終わってからの方がすごかった。
潰し損ねたもう一つの研究所も勝手に潰れ、まったく実感がないまま、美琴の目的は完遂。
思い出すのは自らをモルモットだと言う妹たち。そしてアクセラレータ。
だけどきっと実験は終わったはずだと、美琴は日常に帰る選択をする……。
もうね、胸が締めつけられてヤバイですよ。
このお話は『禁書目録』の方のエピソードをベースにしてますから、実験がちっとも終わってないことを視聴者は知ってるわけです。
だけど、美琴視点で見れば確かに終わったように見える。なんら実感はないけど。
美琴の心の安堵が理解できる。でも、それは仮初めの安寧でしかなくて……。
「みんな……帰るから……」というセリフがさらに胸を突きます。やはり美琴が帰る場所として黒子や佐天さんたちを描いたのは素晴らしかったと再確認。でもだからこそ、「まだ終わってない」ことを知っている僕たち視聴者は胸が苦しくなるわけで……。
前半のアクションとは打って変わって超スローテンポだったのも効果的ですね。だから前半はテンポが前回より速かったのかも。
そして禁書目録へ
ついに。
ついに!
ついにッッ!!
上条当麻が来ましたよー!!!
なにこれ超テンション上がるんですけどw
上条さんがこんなに待ち遠しかったのかと、今わりと本気で驚いているところですw
このシーンはまさに禁書と同じものですよね。
アウレオルス杉田と戦って、右腕を切断されて、まさかの縫合成功で、退院して、そして自販機に2000円札を飲み込まれる。
とても懐かしい……。
そして美琴の今までの活躍を思い返すと、あのシーンの美琴はこうだったのかーッ!ってなりますね。
元気よく「チェイサー!」してるだけかと思いきや、自らのクローンの存在に苦悩して、やっとこさ実験を終わらせた(と思ってる)ところ。
そう思いながら禁書を見直すと、また面白いかもしれません。
同じ話を違う視点でやるって、こんなにも面白いことなんですね。
そして上条さんが面白すぎるw
特に次回予告がやばい。次回が楽しみすぎて眠れない!


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