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とある科学の超電磁砲S

とある科学の超電磁砲S #11「自動販売機」 感想!

もう見てるのが超辛いです。

 
 
 
美琴の苦悩は続く
前回のラストから禁書とつながりましたね。
上条さんの登場にむちゃくちゃテンションが上がりました。

一瞬で空気を変える男……
いやぁ、禁書のこのシーンはただの物語の導入部だったので、空気を変えるもなにもなかったのですが、超電磁砲の文脈で見てみると彼の存在のなんと大きいことか。

美琴が日常の中で、唯一「本気を出せる相手」。
そう、上条さんには電撃が効かないから、美琴は普通なら人を殺すレベルの電撃を遠慮なく放つことができるんですよね。1期の河原の戦いが思い出されます。
そしてこれは、悲しいかな、黒子では絶対にできないこと。上条さんが電撃を回避しちゃうので結果的に黒子の方が美琴の電撃を食らってますが、その電撃は手加減されてるんですよね。これは別に黒子が悪いわけではないんだけど、どうしても存在してしまう黒子と上条さんの差なわけです。

……黒子では、美琴を笑顔にすることはできない。
上条さんの登場はテンション上がりますが、ある意味残酷とも言えるかもしれません。
とは言え、この時点での美琴は実験が終わったと思ってホッとしてますから、上条さんより先に黒子に会ってたらそれはそれで笑顔になったと思いますけどね。

微妙に違う演出で紡ぎだされる自動販売機エピソードはいいですね!
懐かしくて頬が緩んでしまいます。
そうそう、この時上条さんはすでに記憶喪失になっていたのでした。超電磁砲の1期と2期だけ見てたらチンプンカンプンになるかもしれませんね。

そしてミサカの登場。

……禁書1期を見直したくなりました。あの時の美琴はこんな気持ちだったのか、というのが、今回すごくよく分かります。

そして、上条さん視点だったので禁書では描かれなかった部分。
涙出るかと思いました。

シスターズは、基本的に感情がなくて自分たちを実験モルモットだと思っているわけですが、唯一、「お姉さま」の存在には興味を示しているんですよね。自分たちのオリジナルだから、ということだと思うのですが、それでも普通以上の感情を抱いていることは9982号の件で描かれました。
そう、美琴にだけは「感情」を以て接している。

だから今回のミサカは、9982号の経験を活かして、子猫を肴にお姉さまと楽しい時間を過ごそうと思った。美琴を元気づけたかったというのもあるのかな。
あんな風にまた一緒に子猫を愛でられたらきっと楽しいだろう、と。

しかしやはりシスターズには他の感情が決定的に欠けていて、自分たちがどんどん死んでいくことでお姉さまがどういう気持ちでいるのかというのが理解できない、いや、想像すらしていないんですよね。
そして、自分のせいで10,000人もシスターズを殺したと思っている美琴は「お姉さま」という声に拒絶反応を示してしまう……。

美琴は「最低だ」と言ってましたが、なるべくしてなってしまった、悲痛なシーンだったと思います。
ミサカがファンシーな画面で妄想を始めた時点から泣きそうでした。
ハトが豆鉄砲を食らったような、とはこのこと。一瞬呆然としてしまうミサカの表情を見ていられません。

そして、研究の引き継ぎをしたのは183施設。
20を超える施設を破壊するのにもあれだけ苦戦させられたというのに、その6倍なんてとても……。
美琴の苦悩は続きます。

美琴の決意
僕は今回、すごくショックを受けました。

アニメ2期は、黒子たちを中心としたオリジナルエピソードが多いですね。
賛否両論あれど、僕はよくできていると感じています。
そして、それは「美琴の帰るべき場所」を強調するための演出だと、今まで思っていました。

まったく違いました。

とんだ勘違いでしたよ。原作を読んでいるのに、この展開に気づくことができなかった!
美琴はラスト、学園都市に災厄をもたらすような破壊活動を決意します。明言はないものの次回予告でバレバレだから言うけど、それはツリーダイアグラム、学園都市が誇る世界最高のスーパーコンピュータですね。
実験は、ツリーダイアグラムの演算結果に基づいて行われている。ならばそのコンピュータを壊してしまえば……。

そしてそれは、無数にある研究所のたった20を破壊するのとは比べ物にならないほどの大犯罪なわけです。
いくらなんでもそんなことをして日常に戻れるわけがない。
そして美琴は黒子に聞きました。自分がそんなことをしたらどうするかと。

黒子は答えました。やることは変わらない。しかしその答えは、万が一にも美琴がそんなことをするわけがないと思えばこそ。
だけど黒子は、現実に美琴がそういうことをしたら、きっと逮捕するのでしょう。
美琴にはそれが分かった。だから、決意することができた。

だけど僕はこれがショックでなりません。
だって、黒子たち「日常」へ帰るために戦っていた美琴が、「みんなことこと見えている」と言った美琴が、20以上の研究施設をすべて破壊したあとに「今帰るから」と言った御坂美琴が、日常へ帰ることを諦めたんですよ!
こんなことってない。今まで描いてきた友情はなんだったの?

……いや、その友情があればこそ。なおこの決意が重みを増し、美琴を戦場へと駆り立てる。

しかも、もし本当に黒子が美琴を逮捕することになった場合ですよ。
黒子はどういう気持ちになるでしょう?
恐らく、いや、絶対に、ボロボロになってしまいます。

『名探偵コナン』で、僕がとても好きなシーンがあります。
蘭が新一に、「阿笠博士が犯人だった場合でもかっこよく「犯人はお前だ!」って言っちゃうの?」って聞いた時、新一は否定しました。
きっとその時は、博士が犯人ではない証拠を探し回ってくたくたになっているだろうから、と。

黒子は美琴が犯人だと確定すれば、間違いなく逮捕するでしょう。
しかしそのことに苦しみます。美琴が犯罪を犯したことにも、自分が美琴を逮捕することにも。もしかしたらのっぴきならない事情があったのだ、と気づくことができるかもしれませんが、そうなると尚悪い。美琴が最終的に選んだ選択は「黒子を頼ること」ではなく「黒子に逮捕されること」なのだから。

そして、そのことに気づかない美琴ではないはず。
自分の選択が、きっと黒子を苦しめてしまうことを美琴は分かっている。
だけど、そこが最後の砦。苦悩の連鎖は、黒子がしっかり受け止めて、そう、「止めて」くれると信じているから。
自分では最善の結果を出すことはできないから。
最後のツケは、黒子に背負ってもらう。

ある意味、黒子への最高の信頼です。
でも僕はショックでならない。美琴が、こんな形で黒子を頼らざるを得ないなんて。

原作を読んだ時には感じませんでした。
しかし、黒子たちのオリジナルエピソードが大量に増えたことにより、感じざるを得ません。
これから美琴はどうなるのか。
目が離せないです。

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