はたらく魔王さま! 第13話(最終回)「魔王と勇者、真っ当に仕事に励む」 対話感想!
来週も普通に続きやってそうな。
登場人物
酒原(さけはら):もう長いことこのブログに寄生している謎の人物。誤植から生まれた設定とかもうたぶんだれも覚えてない。最近は神酒原の方が頭が上がらないので酒原の方が本体なのではないかという噂が。
神酒原(みきはら):このブログの書き手。こないだマックのBLTを食べた。なかなか美味かった。今度はハバネロトマトを食べようと思う。でも会計時にもらったクーポンをなぜかゴミ箱に捨ててしまった。なにやってんだ俺は……
神酒原 「もっとそのキャラクターたちを見ていたい作品は名作」
酒原 「お前がよく言ってるやつだな。お前以外が言ってるのを聞いたことないからきっと世間の同意は得られない意見だ」
神酒原 「待って、そこまで言われる筋合いなくない?」
酒原 「世間的にはこういうの「2期希望!」って言うんじゃないの?」
神酒原 「言いたいことはおんなじだろ。もっと見ていたいから2期を希望するわけであって」
酒原 「まぁいいさ。確かに今回、来週も普通に続きやってそうな終わり方だったな。綺麗に〆るわけでもなければ、2期やりたいアピールをするわけでもない、今まであんまりないような形だ」
神酒原 「それだけ自信があるということじゃないかね、2期に」
酒原 「できそうだよな。期待したいところだ」
神酒原 「でも、印象的な〆方はしてくれたよね」
酒原 「そうだな。カツドゥーンにはやられた」
神酒原 「思わず笑顔が漏れたね。第1話を見た時の衝撃の面白さを思い出したよ。魔王城に外食している余裕なんてないはずだけど、きっとこの2人は月に一度とかそんな感じで、初めて知った日本の食べ物であるカツドゥーンを食べに出てるんだろうな、って想像しちゃったよ」
酒原 「それほっこりするな」
神酒原 「ああ。魔王は一応メニューを見て他の品も見てたっぽいけど、「たまには他のも食ってみたいな~」→「でもやっぱカツドゥーンだな!」ってなっちゃうんだろうね。僕も今度「カツドゥーン下さい」って注文してみるわ」
酒原 「それはやめとけ」
神酒原 「……うん、とりあえず言ってみたけど想像してみたら悲惨なことになったからやめとく」
酒原 「印象的な〆方と言えば、魔王と芦屋の日本でのスタートがカツドゥーンなら、魔王と恵美は傘だよな」
神酒原 「そうそう。原点回帰って言うと少し違うか? 最初の出来事を踏襲したイベントを最後に持ってくるというのは憎いよね。魔王と恵美、最高のコンビだと思うよ」
酒原 「お。最高とまで言うか」
神酒原 「最高だね。これは前回うっかり語るのを忘れてたんだけど」
酒原 「いいよ、存分に語ってしまいなさい」
神酒原 「前々回だったっけ? 僕はちーちゃんも鈴乃も足りないって言ったんだよね。鈴乃は魔王の過去ばかり見て、ちーちゃんは魔王の今ばかり見ている。ただちーちゃんの方は仕方ないんだよね、だってエンテ・イスラ時代の魔王は知りようがないんだから。しかしそこで恵美なわけだよ」
酒原 「彼女は両方を知っている、と」
神酒原 「そう。恵美はサリエルに言ったんだよね。あいつはマグロナルドの時間帯責任者であり、部下を見捨てたりは決してしないと。そういう男だと。魔王のことを敵だとずっと言いつつ、日本に住んでいる現在の魔王をしっかり認めているんだ。最高だった。これほど自分を認めてくれる敵もいないよね」
酒原 「これをデレだとする向きもあるようだが」
神酒原 「僕はそれを全力で否定したいね。現在の恵美は魔王にちっとも好意を抱いちゃいない。もちろんこれは異性として、の意味ね。しかも僕は、今の状態で恵美がデレたら台無しだとも思っている」
酒原 「その心は」
神酒原 「魔王は恵美の父親を殺しているんだ。今回「できるわけないじゃない」と魔王を拒絶したようなシーンがあったけど、僕はこのシーンでさらに恵美のことが好きになったよ。恵美は今の魔王を認めつつも、過去の魔王を忘れたりはしない。魔王は確かに、たくさんの人間を殺しているんだ。なんだか「実は当時の戦争にも隠されている理由があった」とかなってそうなんだけど、あるのなら、少なくともそれが判明するまでは恵美は魔王にデレちゃいけない。僕はしっかり覚えているよ、「日本に骨を埋めろ」と言う恵美に「俺はエンテ・イスラに返り咲く」と返した魔王を」
酒原 「監視のことも若干ネタ扱いされてるけど、恵美としては本気なんだろうな」
神酒原 「ああ、本気じゃなければ続けやしないよ。恵美だって傍から見ればストーカーまがいの行為だってことは自覚してるんだ」
酒原 「その辺、1期のうちにいろいろと氷解することをお前は望んでいたみたいだが」
神酒原 「そー、前回のサブタイの「職責」って単語を見た時、期待したんだよね。でも魔王が果たした職責は時間帯責任者の方だったよ。まーそこは2期に期待したいところだ」
酒原 「ところでそのサブタイの話だけど、今回恵美が働いてるシーン一個もなかったな」
神酒原 「ま、魔王の監視もれっきとした勇者の職務だよ……」
酒原 「そういうことにするかね。最終回だ、他に言い残したことはないか」
神酒原 「アバンの夢の中の泣いてるちーちゃんが可愛すぎて思わずマグロバーガーで夜食を食べたくなった」
酒原 「でもちーちゃん未成年だから深夜シフトには入らないぞ」
神酒原 「ああっそっかぁ! 今から行ってもちーちゃんには会えないんだ!」
酒原 「ご覧ください、これが現実と二次元の区別がつかなくなった人間の姿です」
神酒原 「でもアバンの泣くシーンはわりと本気ですごかったよ。「俺たちは出会うべきじゃなかった」って魔王が言ったあと、それが悲しくてちーちゃんが泣き出すタイミングが素晴らしい。そして特筆すべきは声優の演技だよね。わんわん泣くんじゃなくて、必死に泣き声を押し殺しているような微かな嗚咽が最高だった。東山さん、ただのロリボイスだと思ってたらいつの間にこんな演技ができるようになったんだろうね」
酒原 「お前がアニメに現を抜かしてる間にだろ」
神酒原 「地味に酷いこと言ってくれるね」
酒原 「他に言い残したことはないか? 来週も普通に続きやってそうとは言っても、実際にはやんないんだぞ」
神酒原 「うーんうーん……。巻きますか、巻きませんか」
酒原 「なんでローゼン」
神酒原 「いや、ローゼンの主人公、名前忘れたけど、彼って物語の導入部では怪しい商品買ってはクーリングオフして遊んでたなぁって」
酒原 「ローゼン楽しみだな」
神酒原 「ああ、楽しみだ。ちなみにブログでは初めて告白するけど僕は蒼星石が大好きだ」
酒原 「さいで。じゃあ、最後に一言どうぞ」
神酒原 「キャラ的に好きなのは恵美だし可愛いのはちーちゃんだけど、嫁にしたいのは鈴乃です」


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