Free! 1Fr「再会のスターティングブロック!」 感想!
予想とは違う方向に面白い!
感想
今年の京アニはひと味違うぜ!(ホモォ的な意味で)
……と思ってたんだけど、いや、実際腐女子ホイホイな感じはしたんだけど、このくらいなら全然見られないこともないなと思いまして。
なんというか、今の時代のオタクカルチャーにおいて、男同士がこれくらいイチャイチャしてるのってなんも珍しくないような気がします。
それに僕はもともと、男同士のあっっつぅぅい友情物語が大好物!
これくらいイチャイチャしてくれてる方がむしろ楽しめそうです。つまりまとめると、僕にとってはいい塩梅?
なんの話をしているのやらw
ともかく、水泳を舞台に繰り広げられる男と男の熱い戦いの物語、これは今後がとても楽しみ!な第1話でした。
放送前、僕はなんとなく釣り目の赤髪が気になっておりました。気になってるというか、こいつが一番熱そうだったのでw
名前は松岡凛か。
ゴウちゃんが言ってたけど、全員女みたいな名前が特徴だということで、凛が一番女っぽいというか、僕一回自分の小説で「凛」って名前のヒロイン登場させたなぁ、って、そんな話はどうでもいいか。
小学校時代はみんなでリレーをしたがって、フレンドリーながらも夢に燃える熱い少年というイメージでしたが、今回再会してみると、なんか熱くなりすぎて他の感情をいろいろと燃やし尽くしてしまったような。
オーストラリアに行って、水泳の熱は衰えるどころかさらに燃え盛っているようですけども、なぜかかつての仲間たちを敵視していますね。
当面は彼の心情がどうなっているのか、ということが話の焦点になるのかな。妹ちゃんもお兄ちゃんのこと気にしてたようだし。
一方の主人公の方は、こちらの心理面は可愛いくらいに分かりやすかったねw
十で神童、十五で天才、二十歳過ぎればただの人、ってのは孔子の言葉でしたっけ?
孔子がどんなつもりでこれを言ったのかは知りませんが、僕はとりあえず勝手に、子どもが天才に見えるのは目の錯覚に過ぎない……っていう、子どもを宝として考えすぎて現実を見られない社会に対する壮絶な皮肉だと受け取ってます。
子どもは未熟だから子どもっていうのであって、周りの子どもより少し抜きん出ていたところで、それは多くの大人より劣っているんですよね。まれにそうじゃない場合もあるんだろうけど。
とまぁ、だからどうってわけじゃないんだけど、とにかく遥はおばあちゃんから聞いたこの言葉を真に受けて「早くただの人になりたい」と、熱い心を失ってしまったようです。
いや、子どもの頃から、一般的な意味合いでの熱さを持っていたかどうかは疑問だけれど。
レースに出て1位になりたいのではなく、泳ぎたいという欲求がただただ強いから、今は後者の気持ちだけが残ってる状態なんでしょうね。
そんな折、凛が帰ってきた。
それどころか、なんかやさぐれてたw
渚や真琴を侮辱する発言もしてましたね。その発言に怒ったところもあるかもしれない。
挑発に乗って、一気に燃え上がってしまいました。
まぁ、そんな単純な話ではないのかもしれないけど……
遥についても、ブランクについて描かれてませんからね。とりあえず今は降って湧いた水泳バトルを楽しむことにして、それぞれの人物について描かれるのはゆっくり待つことにしましょう。
スタッフのお話
これは完全に予想が当たって嬉しいのだけど、第1話がいきなりアニメーションDo回でした。
京アニの新作ということだけど、このアニメ、元請スタジオにアニメーションDoが共同で入ってるんですよね。今まではずっと京アニの下請けばかりしてたけど、ここに来てスタジオ全体の力をアップさせるという目的があるのか、今回は共同クレジットとなりました。
というか、最初の発表(キービジュアルだけ)はアニメーションDoのWebサイトで行われたので、僕はてっきりDoの単独元請かと思ってたんだけど、さすがにそんなことはなかったw
次は単独でなにかやるかもね。
んで、監督が内海紘子。
第1話の絵コンテ・演出はたいてい監督が担当する、ってのは京アニに限らずどのアニメでもだいたい言えることですが、内海紘子が第1話の絵コンテ・演出を担当するとなると、彼女の所属はアニメーションDoの方なので、担当スタジオもDoですよ……と。
作画監督だけはキャラデザの西屋太志(京アニ)でしたけどね。牟田亮平や引山佳代など、作画陣はだいたいDoの人たちでした。
今後も恐らく、担当回としては、Doの方が多くなるんでしょうね。
でも少し気になるのが、Doはずっと下請けスタジオだったので、そもそもスタッフが少ないということ。
アニメーターは別に京アニの方から出ればいいとしても、演出家が少ないです。
監督の内海紘子を除けば、たぶん河浪栄作くらい……?
ちょっと最近はよく分かんないのだけど、これくらいのはず。
きっと『Free!』の間に新しい演出家が出てくるのだろうとは思うのですけどね。
まぁそんな話はわりとどうでもいいか。
ともかく、Doの方がどれくらい制作に関わってくるのか、ちょっとだけ注目していきたいと思います。今後京アニから離れるかもしれないからね。分かんないけど。


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