ローゼンメイデン TAKE1「アリス・ゲーム」 対話感想!
これは……
登場人物
酒原(さけはら):もう長いことこのブログに寄生している謎の人物。誤植から生まれた設定とかもうたぶんだれも覚えてない。最近は神酒原の方が頭が上がらないので酒原の方が本体なのではないかという噂が。
神酒原(みきはら):このブログの書き手。少し前に大量に買い置きしておいたはずの乾電池がごっそりなくなってて超困ってる。探せば見つかるはずだけど本当に見つからない。じゃあとりあえず買えばいいんだけどもったいない気がして買えない。だめだこいつ。
酒原 「あれ? お前ローゼンでは通常の感想を書くつもりじゃなかったっけ?」
神酒原 「うん……そうなんだけど……」
酒原 「なんで俺が呼ばれたの」
神酒原 「なんというか……視聴予定記事で感想書くって言った手前書かないのも変かと思って……」
酒原 「つまんなかったんだな」
神酒原 「そんなことは言ってねぇだろ!」
酒原 「面白かったの?」
神酒原 「……つまんなかったです……普通に感想書くの難しいです……」
酒原 「そうかそうか。じゃあしょうがないな。よし、とりあえずつまんなかったところ全部挙げてこうぜ」
神酒原 「え? 楽しかったところやよいところを発見できるようにお前を呼んだのに」
酒原 「そうか。じゃあそっちから」
神酒原 「うーんうーん……うーん……百合キス……」
酒原 「無理じゃん」
神酒原 「くぅ……なんだよ今回のローゼン……さすがにこれは作り手頭おかしいだろ……僕にボロクソ言わせるって、自分で言うのもなんだけど相当だぞ……」
酒原 「そこで好意的な見方。それほど第2話以降にやりたい内容が詰まっているのでは?」
神酒原 「いや駄目だろ……やりたいこととやるべきことを天秤にかけてちゃんと妥協点を探せよ……」
酒原 「よし、じゃあ悪かったところ全部挙げるか」
神酒原 「手紙が落ちてても普通わざわざボールペン取り出して丸つけない」
酒原 「1つだな。2つ目」
神酒原 「真紅が目覚めるシーンにBGMがない。なぜ一番最初の見せ場を盛り上げないのか」
酒原 「3つ目」
神酒原 「状況から主人公がひきこもりであることはかろうじて分かったが、そんな彼がいきなり人形の言うこと聞いて紅茶を運んでくるわけがない」
酒原 「4つ目」
神酒原 「真紅との交流もそこそこに敵の登場、ここで視聴者完全に置いてけぼり」
酒原 「5つ目」
神酒原 「非常事態に際して咄嗟に指輪にキスしてしまうのは分かるとしても、真紅がなにをしようとしたのか、水銀燈がなにを妨害したのかがまったく分からない。それらが分からないせいで、突然襲ってきた水銀燈がなんの成果もなしに突然去ってった理由も不明でやはり置いてけぼり」
酒原 「6つ目」
神酒原 「翠星石が突き破った窓を「直せよ!」「明日直すわ」ってネタにしたのに直したシーンもないと金糸雀による天丼が完全に死んでる」
酒原 「7つ目」
神酒原 「翠星石と蒼星石のドラマが完全に皆無、それは置いとくとしても、戦いを始めたと思ったら抱きついただけでなぜか勝負がついてた。なにが起こったのか皆目見当もつかない」
酒原 「8つ目」
神酒原 「ジュンが手に入れた情報によると、ローゼンメイデンたちはアリスゲームをするらしい。その是非は置いといて、水銀燈に対してなぜか真紅が「許さない」。真紅がアリスゲームについてどういった思いを抱いているのかがまったく描かれていないので、「許さない」というスタンスに説得力がない」
酒原 「9つ目」
神酒原 「可愛らしいはずの雛苺、軋轢や敵の罠にはまるシーンだけしか描かれずに彼女の魅力がまったく描けていない。よって真紅へ意思を託す?シーンでも感情移入できない」
酒原 「とお」
神酒原 「どう見てもドールたちは邪魔者にしか見えない。なぜジュンは「ひらく」選択をしたのか? 主人公の心理描写があまりにも皆無すぎてついていけないどころではない」
酒原 「本当にボロクソ言ったな」
神酒原 「まだあるよ」
酒原 「さすがにもういいよ、10も言えばキリがいいだろ」
神酒原 「うん……。なぜこの脚本で会議通したんだろうね……」
酒原 「みんな3話までは様子見してくれるからじゃね」
神酒原 「それは1話で視聴者を突き放していい免罪符にはならんよ」
酒原 「でも第2話以降、本当に面白くなる可能性はあるぞ。「まかなかった」ジュンと「まいた」ジュンが交錯する物語、お前楽しみにしてたじゃないか」
神酒原 「まぁね。落胆するにはまだ早いってのは確かだよ。ただ、この第1話はシリーズ全体の評価も確実に下げる。絶対他にもっとやりようはあった」
酒原 「気を取り直して次回を楽しみに待とうぜ」
神酒原 「あ!」
酒原 「うん?」
神酒原 「そうそう、言い忘れてた。EDがAnnabelだった。嬉しい」
酒原 「さいで」


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