とある科学の超電磁砲S #17「勉強会」 感想!
大長編が終わっても楽しみをちゃんとあちこちに散らす、素晴らしい。
感想
でもなぜだ?
なぜ最愛ちゃんが出てこない……ッ!?
……いや、分かりますけどね。
アイテム4人全員出したらシーンのキャラ数が増えてとんでもないことになりますからね。
黒子とフレンダの謎の張り合いが面白いシーンなのだからしょうがないよね。
アニメ版、というか超電磁砲2期での出番の上ではアイテム4人の中でも麦野とフレンダがメインなのだから仕方がないよね。
でも嬉しい兆候も見られるよ!
前期OPではそれこそ麦野とフレンダしか出てなかったけど、後期OPでは滝壺も絹旗も出てるよー!
さりげなくちょっとだけだけど!
いやまぁほんとは前期OPにも出てるんだけど!
……と言っても、後半戦のアイテムの出番は今回限定のファンサービスの可能性がありますけどね。
第1話で登場した食蜂さんだってもう出てこないらしいし。彼女は3期待ちだね。
一目でもいいから本編で絹旗と滝壺を見たい。そういう期待を持っちゃうよね、今回麦野とフレンダが出てきたら。もう出てくるとは思ってなかっただけにさ。
しかしシチュエーションのシュールさには本当度肝を抜かれましたw
ファミレスで美琴とばっちりご対面とは、こりゃあ以前にも知らないうちに同じ店にいたかもしれないですね。
(主にフレンダのアホのおかげで)アイテム側にもコメディが可能なくらいの掘り下げができていたからこそ、実現したシーンですね。いやぁ素晴らしかったです。
それにしても、アイテムは作戦中は必ず4人で行動するはず。僕はてっきりあとから残り2人も合流するものだと思っていたのですが、そうではなかったということは、オフ……。
麦野とフレンダ、オフに2人で出掛けるくらい仲いいのか……。(意味深)
(※追記:絶対見たことあると思ってたら、そういや漫画のカバー裏のネタだったw すっかり忘れてたw)
少しだけシスターズについても触れられましたね。
寿命が短い短いとはずっと言われてたけど、具体的な数字が出てきたのは恐らく今回が初めてじゃなかろうか。1、2年は衝撃的でした……「人間」として造られてませんでしたからね、人間としての尊厳なんて無視されていて当然でしょう。
でもこの1、2年というのは放っておいたらの話。ここから各施設で延命措置を取るわけですね。寿命が短いことに変わりはないのでしょうが、少しだけ安心してしまいます。
大事なのは、生きる長さではない。
若いうちに死ぬことを想定するとどうしても可哀想に見えてきますが、ではより長生きした方が幸せなのかと言えば、そうとは言えないわけで。
もちろん長生きはいいことですけど、これだけを物差しにしてはいけないですよね。
大事なのはどんな生き方をするか。自分たちを実験モルモットだとしか思っていなかったシスターズが、上条さんや美琴の想いを受け、生きるための戦いを始める……。これからが楽しみです。
今回のメインコンセプトは勉強会……の名を借りた鍋パーティw
4人が日常を取り戻した描写として、これは素晴らしかったです。楽しそうなのはもちろん、最後の美琴と黒子のシーンが実にいい。
先に走り出してしまう美琴に少しだけ不安を覚えてしまう黒子だけど、振り向いた美琴の「帰ろ」のセリフに笑顔を取り戻す……。
とてもシンプルだけど、実に分かりやすい。シスターズ編が終わったのは前回ですけど、今回やっと「帰れたんだなぁ」という感覚をつかめた気がします。
あと、さりげなく今後の伏線が張られていましたね。
春上さんは転校かな……?
遅れてきた理由が転校ならそれっぽい、ということもありますが、演出上の理由として、「美琴が帰ってきた」、日常の象徴となる鍋パーティに遅れて来させるなんて相当なものです。
春上さんは美琴の日常ではない、と言うとさすがに違うけど、初春の反応と言い、離別フラグですよね。
厄介払いに見えなくもないけど……(マテ
でも、第2期終盤戦の1つの見どころにはなりそうですかね。
新OP、ED
やはりというか、OPとEDが変わりました!
今回はシスターズ編が16話まで食い込んだからこのタイミングだったけど、とあるシリーズって、超電磁砲1期以外はみんな変更のタイミング遅い気がします。
OPのコンテ・演出は、紺野直幸。
見た感じいつもの橘秀樹ではないな、ということは分かったのですが、なるほど紺野直幸だったとは。とあるシリーズ、というか超電磁砲シリーズかな?によく参加されてる方ですね。
サビのぐりんぐりん忙しいカメラワーク、特に最後の美琴がくるくる回るところとかは彼らしいと言えますかね。
かっこいいけど、せわしない感じがします。橘秀樹のがいいなぁ……と思ってしまうんだけど、でも橘秀樹は10月からの『ブレイブルー』の監督ですからね、時間がなかったのでしょう。
EDはとにかく綺麗!
長井龍雪らしさがありつつも、配色の仕方がけっこう新しい感じがします。緑の草原に白のワンピースとお馴染みの風車、そしてオレンジの風船のコントラストが素晴らしいです。
次回予告
なんかびっくりしたーw
こういうことやるんですね。
これは映画を見ている方が面白く見られそう、というか、次回のお話って原作あるんだろうか。あるとすればゲームのエピソードだと思うんだけど、ゲームやってないから分かんないなー
ちょっと時系列だけ整理してみますか。
8月21日 上条さん、アクセラレータを撃破
8月某日 今回
8月31日 アクセラレータ、ロリコンになr……おや、こんな時間にだれか(ry
9月3日 美琴たち4人、アメリカへ(3期で映像化?)
9月14日 レムナント事件(黒子がテレポート対決したり)
9月1?日 次回?
9月1?日 映画『エンデュミオンの奇蹟』
9月19日 大覇星祭スタート
スケジュールがキツキツすぎることで有名なとあるシリーズですが、こうなるんですかねぇ。
次回がどういう位置づけになるのか、まだよく分からないんだけど、映画のヒロイン・アリサと美琴の交流を描くなら↑このタイミングしかないはず。
そうなるとすると、大覇星祭スタート……つまり(あるなら)3期のメインエピソードとなるはずの大覇星祭編まで日数がほとんどなくなるので、時系列は前後することになるのかな。
まぁ今からあれこれ考えても仕方ないですけどね。アリサがまさかのテレビアニメデビューということで、楽しみにしておきましょう。どおりで三澤紗千香が新EDを歌うわけだ……w
補完情報
超電磁砲2期を見る上で知っているとより楽しい情報を毎回補完していこうと思います。禁書目録1期2期、超電磁砲1期を視聴していることを前提にしてます。
※ネタバレはしませんが、そういう情報を見たくない人は飛ばして下さい!
・ゴールキーパー
出ましたね、初春の二つ名。あれです。美琴の「超電磁砲」とかそんなやつです。
初春のネットセキュリティ能力が高すぎて密かにこう呼ばれているようです。まぁもちろんゴールキーパー=初春だって知られてたら初春さん命が危ないはずだからほとんど知られてないはずだけど、固法先輩は身内だから分かってるようですね。
これも今後のお話への伏線かな。OPで美琴たちが戦っていたのがなぜか味方であるはずのアンチスキルでしたから、その辺いろいろと関係してくるのかな。


- 関連記事
-
- とある科学の超電磁砲S #19「学園都市研究発表会」 感想! (2013/08/24)
- とある科学の超電磁砲S #18「お引越し」 感想! (2013/08/17)
- とある科学の超電磁砲S #17「勉強会」 感想! (2013/08/03)
- とある科学の超電磁砲S #16「姉妹」 感想! (2013/07/27)
- とある科学の超電磁砲S #15「最弱(かみじょうとうま)」 感想! (2013/07/20)