Free! 6Fr「衝撃のノーブリージング!」 感想!
雨降ってなんとやら。
感想
たぶんこのことわざが今回のプロットの根底にあるんだと思うんですけど、本当に雨降りましたね、なんかちょっと感動しました。
きっと全員無事だろう、っていうのはなんとなく分かってしまっていたとして(本当はあんまりこういう先読みはしたくないんですけどw)、気になったのは問題にどう決着をつけるかでした。
僕好みの男臭いアッツゥイシーンにならなかったのは残念だけど、なるほど納得できました。
今回の件の原因は、なんと言っても怜が無謀な真似をしたこと。
水泳を得意としているとはいえ、道具もなしに救助に向かった真琴のこともあるでしょうか。
でもまぁ、そんな責任を追及するような場面ではないですよね。
そんな中、「よくない」と遥が一度場を引き締めたのはすごくよかったと思いました。
ちゃんと原因を究明し、共有しておくべき。再発を防ぐためには最低限必要です。水を最も愛している遥だからこそ、ちゃんと怒ることができた……そんなシーンだったんじゃないかな、と僕は思っています。
しかし怜の「足を引っ張りたくなかった」という理由を聞いてからは、普通にまとまりました。ここでさらに怒っても仕方ないですしね、怜はちゃんと反省している様子なので。
水の怖さがしっかり身に染みたでしょう。これがトラウマにならなければ、きっと水泳上達の足がかりになるはず。
ここで夜の遊泳に関するお話はおしまい。
デリケートな問題だけに、1話まるまる使って描いてくるものだと思っていたのですが、早々に話題を打ち切ったのは意外でした。でもこれでいいのかもしれません。あとからちゃんと真琴のトラウマについても聞けたしね。
その内容もまたけっこう意外なものだったなぁ。
自分が溺れたとかじゃなくて、大好きだったおじいちゃんが水難事故に遭ったのですね。
だから真琴は大丈夫だと思って、実際お昼に泳いでいる時は平気だったんでしょう。
自分の経験が基ではないだけに、一見軽そうとはいえこのトラウマはそうそう払拭できそうにないですが、この4人ならもうきっと大丈夫だろうと思える終わり方でした。
そして朝のランニングでわざわざ浜辺を通る凛が遥たちを気にしすぎて可愛いw
砂浜なんてランニングにはちっとも適さないのにねー。
きっと怜に自分のポジションを取られそうな予感がしたに違いない。
スタッフの話
第1話:アニメーションDo
第2話:アニメーションDo
第3話:京都アニメーション
第4話:京都アニメーション
第5話:アニメーションDo
第6話:京アニ&Do?
いやたぶんDoの回なんじゃないかなと思うんですけど、演出が太田里香、作監が高橋博行と京アニメンバーだし、他の回に比べて共同作業の度合いが大きかったのかなぁ、と。
OPやEDみたいに。
なんかこれ以上語るネタがないので、ここまでの絵コンテ・演出のメンバーを書き出してみます。
第1話 絵コンテ・演出:内海紘子(監督)
第2話 絵コンテ・演出:河浪栄作(絵コンテ・演出デビュー:『日常』)
第3話 絵コンテ・演出:小川太一(絵コンテ・演出デビュー:『氷菓』)
第4話 絵コンテ:内海紘子、演出:三好一郎(取締役)
第5話 絵コンテ:河浪栄作、武本康弘(取締役)、演出:河浪栄作
第6話 絵コンテ・演出:太田里香(絵コンテ・演出デビュー:『氷菓』)
これを見て思った。
京アニ、演出家がけっこう抜けてる……。
長年演出をやってきた坂本一也が退社したことは前回の記事で触れましたが、退社した演出家を数えてみるとけっこうな数になってしまいました。
山本寛(Orbet設立)
吉岡忍(Orbet社員?)
荒谷朋恵(出向中?)
高雄統子(A-1で活躍)
米田光良
坂本一也
みんな、元請開始時点からいた方たち。その頃からいる演出家で残ってるのはたぶん5人ですので、半分以上が抜けてることに……。
そりゃあ新しい演出家が続々出てくるわけだ。


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